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お金とアート part2

前回は硬貨についてまとめていきましたがお金とアートのつながりはまだまだたくさんありそうです!
今回は紙幣に注目していきたいと思います!

日本の紙幣の秘密

日本の紙幣は、単なるお金としてだけではなく、高度な技術と巧みなデザインが施された芸術作品とも言えます!

その美しさの裏には、偽造防止や使いやすさなどを目的とした様々な秘密が隠されています。

すき入れ: 光に透かすと透けて見える模様

マイクロ文字: ひと文字の幅は、およそ0.3mm。この大きさでは、コピー機にかけても鮮明に再現することはできません。

ホログラム: 角度によって絵柄が変化する立体的な模様

メタリックインキ: 光沢のある特殊なインク

セキュリティスレッド: 紙幣に埋め込まれた細い糸

ただ単にデザイン性を重視しているだけでなく高度な技術を用いることで贋札造りを防ぐ目的もあるんですね!

デザインの秘密

日本の紙幣のデザインは、一見シンプルに見えますが、実は様々な工夫がされているそうです!

色彩: 表側は落ち着いた色合い、裏側は鮮やかな色合いとなっているのは、偽造防止だけでなく、視覚的なバランスを考慮したためです。

人物像: 肖像画は、本人の特徴を捉えつつも、威厳のある表情に描かれています。

模様: 地紋や彩紋と呼ばれる模様は、単なる装飾ではなく、偽造防止にも役立っています。

近年では、視覚障害者の方でも識別しやすいように、段差や点字が取り入れられているそうです!

また、原料となる紙にもこだわりがあります!
日本の紙幣は楮(こうぞ)と呼ばれる植物を原料とした和紙で作られています。和紙は、強度が高く、偽造が難しい素材です。


海外の紙幣の秘密

海外の紙幣にも国によって様々なデザイン性にこだわったものが多数存在するようです!

においで判別できる紙幣がある?!

独特な匂いがするインクを使って印刷されている紙幣があるようです!

スイスの1000フラン紙幣のインクには、ニトロセルロースと呼ばれる成分が含まれており、これが紙幣に特有の匂いを生み出しているそうです!
他にも、

オーストラリアの10ドル紙幣: 紫外線ライトを当てると、ユーカリの香りがする。

ベトナムの200000ドン紙幣: ライチの香りがする。

インドの500ルピー紙幣: チャンダン(白檀)の香りがする。

といわれているそうです。実際に嗅いだことがあるわけではないので、本当にそうなのか確認できていないので、もし違ったら教えてください😔

ジンバブエの紙幣にはサイやゾウ、バッファローなどの動物が描かれています!
また、紙幣供給量が過剰であったことから、最終的には世界中の国家で初となる『100兆ドル紙幣』という、天文学的数字となる紙幣が発行されました!

世界には、まだまだたくさんのユニークな紙幣が存在します。
ぜひ、色々な国の紙幣を手に取って、その面白さを発見してみてください。


日本と海外どちらもお金にはかなりのデザイン性やこだわりが込められていることがわかります!
お金から歴史を紐解くのも面白いかもしれませんね!

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