墓が美術?カタコンベとは?
墓が美術と聞いて、どんなことを想像しますか?
美しい花で装飾されたアート?
生前好きだったものを使ったアート?
今日は、カタコンベについて紹介します。
カタコンベって何?
カタコンベとは、共同地下墓所です。つまり、お墓のことです。
ローマを中心に帝国各地に造られました。
その内部にはキリスト教の概念を暗示的に描いた壁画や石棺の浮彫彫刻、礼拝に使用した儀式用の祭室などが残っています。
ローマ帝国の国教となり保護を受けたキリスト教の広まりと共に、カタコンベも広まり、ローマ以外の地域でも見られるようになったそうです。
こわーい。😱
でもすっごく綺麗に人骨が並んでいる…。
キリスト教は、迫害を受けているとき弾圧を避けてこのカタコンベを使っていたそうです。
しかし、キリスト教を信仰する人が増加し、抑えきれなくなったことから国教に認められ、キリスト教がどんどん教会を建てていったそうです。⛪️
そんな、カタコンベ時代のキリスト教の美術を「初期キリスト美術」と言います。
カタコンベの壁画
何だか中央の人が手を広げて上を見ていますね!
助けを求めているのか?
神からのお恵みを受けているのか?
そんな感じします。
みなさんはどう感じますか?
実はこのポーズは魂を救済しているポーズだそうです。
こんな壁画もあります!
中央の男の人の周りに動物が集まっています。
人と動物の間にも信頼関係が見えるようです。
ピカチュウとサトシみたいですね!
実は、それぞれの動物は意味があります。
🐏羊は、信者
🚹中央の男性は、キリスト
を暗示しているそうです。
教えを広めるために、壁画や絵画を使って教えを広めていたのですね!
絵画には人に教えを広める教育的な役割が大いにあったことが分かりますね!
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