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お金とアート


最近アートについて触れられていなかったので今回はお金とアートの視点で書きていきたいと思います!

今回はお金の中でも硬貨とアートに注目していきます!
一見すると、両者は相反する存在のように思えますよね。
硬貨は価値を象徴するものであり、一方、アートは美しさや表現を追求するものです。
しかし、歴史を紐解くと、両者は密接な関係を持っていることがわかります!


日本の硬貨とアート

日本の硬貨は、古くから独特な美意識と技術で知られてきました。
例えば、江戸時代の金貨である「小判」は、精巧なデザインと美しい金色の輝きで、芸術作品としても評価されています。
また、明治時代以降に発行された硬貨も、日本の伝統的な文様や風景を取り入れたデザインが多く、高い芸術性が認められています。

近年では、日本の硬貨は国際的な硬貨デザインコンテストでも高い評価を得ています。2020年には、日本銀行発行の「令和元年記念千円金貨」が、国際硬貨デザインコンテストで最優秀賞を受賞しました。

中田 晋一氏 危機の終息から希望の未来へ
2020年最優秀賞
黒木 千寛 新75円玉硬貨
2023年審査員特別賞


世界の硬貨とアート


世界の硬貨も、それぞれ国や地域独自の文化や歴史を反映したデザインが施されています。
例えば、古代ギリシャの硬貨には、神々の像や英雄の肖像が刻まれており、当時の宗教や文化を垣間見ることができます。
また、ヨーロッパの硬貨には、王や国の紋章が描かれ、権力や富の象徴として用いられてきました。


近年では、硬貨とアートのコラボレーションが盛んになっています。
政府や中央銀行とアーティストが協力して、ユニークで魅力的なデザインの硬貨が制作されています。
オーストラリアの中央銀行は、毎年干支の動物をモチーフにした記念硬貨を発行しており、コレクターの間で人気を集めています。

デザイン:カモノハシ
オーストラリア/20セント


硬貨とアートの融合は、今後もますます発展していくのではないでしょうか?
政府や中央銀行は、国民の興味を引くような魅力的な硬貨を制作することで、硬貨に対する関心を高めていくねらいがあります。
アーティストにとっても、硬貨は新たな表現の場としての可能性を秘めています。
当たり前のように使っているお金も見方を変えるとアートとして活用されていて面白いですよね!
他にもたくさんの硬貨があるのでまた記事としてとりあげていきたいと思います!

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