マレーシアで初めてのディパバリ!
2024/10/31はヒンドゥー教の光の祭典「ディパバリ(ディワリ)」がありました。
今年初めてマレーシアで経験することができたので書き残しておきたいと思います。
ディパバリ(ディワリ)とは
ディパバリ(Deepavali)またはディワリ(Diwali)は、ヒンドゥー教における光の祭りで、インドやその影響を受けた国々、特に南アジア、東南アジアで広く祝われています。ディパバリという呼び方は、特に南インドやマレーシア、シンガポールなどで使われており、ディワリは北インドを中心に使われることが多いです。悪に対する善の勝利、闇に対する光の勝利を象徴しています。新しい始まりや希望を象徴するため、インドのお正月のようなお祝いとみなされることもあります。
例年10〜11月に開催される中、今年は10/31だったので、町中はハロウィンとディパバリが混ざり合った賑やかな様子でした!
街の様子
街全体がお祝いムードで、至る所にカラフルな装飾が施されていました。
各ショッピングセンター
様々なショッピングセンターがディパバリのデコレーションをしていました。カラフルに染色したお米で描くライスアート(ランゴリ)がモールの各入り口に設置されていました。
リトルインディア・ブリックフィールズ
マレーシアKLにあるリトルインディア・ブリックフィールズではインドらしい衣装、装飾、食べ物などがたくさん売られています。
ディパバリの時期には賑わいを増し、イベント用の衣装を買いに行く人もたくさんいました。
ディパバリカーニバル
ブキジャリルのスタジアムでは毎年ディパバリカーニバルが開催されます。
たくさんの衣装、装飾、食べ物が屋内外に立ち並びます。
学校イベント
マレーシアのほとんどの学校ではディパバリにちなんだイベントが開催されます。
我が子たちが通うインターナショナルスクールでは、イベント当日はインドの伝統衣装で来ることを推奨され、午前中は通常授業はせず、ファッションショー(cat walk)やヘナアートなどディパバリにちなんだイベントを楽しみ、昼食はお小遣いでインド料理を購入していました。
保護者向けにも様々なアクティビティが用意され、ヘナタトゥー、インド映画のボリウッドダンス、サリーの着付け、お皿の絵付け、ジュエリー制作などから選んで体験することができました。
スピーチをする学生もいたそうです。
ディパバリ当日
10/31当日は、ヒンドゥー教徒の方はヒンドゥー寺院にお参りに行く慣習があるそうです。
バトゥ洞窟
ヒンドゥー教の聖地とも言われるバトゥ洞窟は272段のカラフルな階段の先にある洞窟内にヒンドゥー寺院があります。
ディパバリ当日に訪れてみると、多くのヒンドゥー教徒の方が参拝に来られていました。
↑普段のバトゥ洞窟の様子
ツインタワーの特別ライトアップ
10/30-31はツインタワーもディパバリカラーにライトアップされました!
マレーシアの独立記念日にはマレーシアの国旗色🇲🇾に染まったツインタワーですが、粋な計らいです。
知らずにたまたま観光バスから撮影することができました。
↑10/30観光バス”Hop-on-Hop bus”の様子
花火
10/30→31日に日付が変わる深夜には各地で一斉に花火が上がっていました。数日前からすでに個人が行う花火は聞こえていましたが、その賑わいが頂点に達していました。1時間ほど鳴り止まず、気になって眠れませんでした…。
まとめ
様々な人種、宗教の人々が共存するマレーシアではヒンドゥー教徒の重要な祭典をみんなでお祝いする文化がありました。日本で暮らしていたら知らなかったイベントに参加できて貴重な体験ができました!