はじめての海外駐在 準備編 持ち家をどうする?
夫のタイ赴任🇹🇭に帯同することを決めたので、少しずつ準備を進めることにした。
何から手をつけて良いか分からなかったけど、とりあえずタイへ引っ越しすることは決まっている。
つまり、「今住んでいる家をどうするか」を決めなくてはいけない。
私たち夫婦が住んでいるのは、新築で購入した築20年ほどのマンション。ローンはまだ残っている。
選択肢は3つ
①売る
②貸す
③そのままにする
①売る
【メリット】
・ローン分を差し引いた売却金が手に入る
・固定資産税など家にかかる費用がなくなる
【デメリット】
・日本に一時帰国した時に帰る家がない(実家はちょっと面倒)
・全部の荷物を今の家から出さなくてはいけない
②貸す
【メリット】
・家賃収入が得られる
【デメリット】
・一時帰国時に帰れない
・本格的に帰国の際に契約によってはすぐに家に戻れない
・全部の荷物を今の家から出さなくてはいけない
③そのまま
【メリット】
・一時帰国でも本格帰国でも今の家が使える
・海外赴任に必要な荷物以外は置いておける
【デメリット】
・住んでないのに固定資産税がかかる
・長期間空き家にしてしまうので、家が傷まないように管理をお願いする必要があり、その費用がかかる
などなど。
他に細かく言えば色々あるかもだけど、メリット・デメリットはザッとこんな感じ。
今の家の環境や間取りはとても気に入っていることもあり、売るのはまず無しになった。
次の貸すは、夫の友人で海外赴任の時は貸していたというのが話があったり、私の友人も家族で国内転勤の際に貸し出しをしていたこともあったりと割と身近だった。
「家賃収入」というのにかなり魅力を感じたけれど…
今の家にある荷物を全部出さなくてはならないことを考えるとかなり気が重いし、一時帰国の際に実家に行くのも落ち着かないということもあって、私たちは「そのままにする」と結論づけた。
まず、家をどうするかは最初に悩むところだと思う。
どんな選択も自由だけれど、家族が納得する形に結論づけることが大切だなと感じた。
家をそのままにするを選択したので、次の課題は「家の管理をどうするか」だ。
選択肢は3つあるが、これについてもかなり悩んだ。
①親など親族に管理をお願いする
②特に管理を頼まない
③民間の管理会社にお願いする
①が出来れば良いと思ったけれど、夫も私の親も離れて暮らしているのと、少し高齢というのもあって頼むのは難しいと判断。兄弟にも申し訳ないし…ということで断念。
とすると、もう②で良いかなと思った。
けれど、空き家にすると家が傷むという。
いざ一時帰国した際に家がカビだらけとかだったらショックだし、いつか家を売りたいってなった時に資産価値が下がるのも悲しい…
③で検討することにした。
とりあえず今のマンションの管理会社に窓開けなどをお願いできるのかと問い合わせたところ、そういうサービスはないので他のところに頼んでくださいとのことだった。
色々と調べてみると、空き家を管理するサービスはそれなりにあった。
一軒家の空き家を対象としているサービスが多かったが、マンションに対応しているのもあった。
主なサービスは
窓を開けて通気するというのの他に、水道が使える状態の場合は水を流してくれる(水を流すことで下水の臭いが部屋にこもらない)ことや、郵便物の管理(家主宛は指定場所に転送、その他宛先のないものやチラシは処分)、カビが生えていないかの確認、簡単な掃除など色々あった。
会社によるが大体は月1回のサービスで費用は月1万円ぐらい。
年間12万円は結構な出費でどうしようかと思っていたところ…
マンションプランで月1回5500円というお値打ちなところを見つけて前向きに検討することにした。↓
資料を取り寄せ、疑問点をメールでやり取りさせてもらい、とても丁寧に対応してくださった。
管理会社のキチンとした方がやってくださるとはいえ、全く知らない他人が家に出入りする不安はぬぐえない。
そこで、金庫を買うなどの対策もした。
いよいよ申し込みの準備も整ってきた。
そんな時、夫が先にタイに行くタイミングが近づき仲良い親戚と食事会で家の管理について話をしていたところ…
月1回ぐらいなら、窓開けとかやってもいいよ〜と言ってくれた。
まさかの展開に!
親兄弟に頼むのは難しいと思っていて、他の親戚にお願いするのも…と思っていたけれど、信頼ある親戚なので、一気に気が楽に(笑)
色々と見えないように隠そうと思っていた荷物達(個人情報が分かるアルバムとか)もそこまで隠さなくても良いとなってホッとした。
とりあえず親戚に頼む方向で進めることになった。
家のことだけでもこのように色々ある。
海外赴任に向けて他のこともこうやって一つひとつ解決していかなくてはならない。
先は長いけど、これも面白い経験だと思って進んでいきたいと思うのだった。