盛岡のビール、ソウルフード、ご当地スポットを目指して歩く 国内旅行記・岩手編Vol.4
どうも、Tsuchinocoです。
国内(主に都内)の色々なスポットを巡りながら、その土地の魅力と感じたことを書き綴っています。
今回は……
岩手県・盛岡(第2編)
です!
前回、岩手県沿岸部の町「大船渡」から東北有数の都市「盛岡」までやっとこさ到着。今回はその続きからお送りします!
※今回長いです。
とりあえず歩く
休日の早朝といこともあってか、しばらく町を歩いてもほとんど人が歩いていません。「移動するときはほぼ車」と友人が言ってた通り、地元のひとたちが出歩くことは少ないのですかね。
目的地に向かっている途中、思いがけず盛岡市民ならだれもが知っているであろう、有名なパン屋さんを発見しました。
福田パン
福田パンとは岩手県盛岡に本社を置く製パン業者。主となる商品のコッペパンは直営店舗での販売のほか、岩手県内の主要スーパーマーケット、高校・大学の購買部にも納品していることから、盛岡を中心に岩手の人々にはなじみあるソウルフードとして愛されています。
今回訪れた盛岡・長田町本店では、カウンターにて注文した具材をスタッフの方がその場で挟んで提供してくれるスタイルで、選択できるメニューは約50種類以上! ジャムやクリーム、ハムなどの具材まで幅広く用意されています。
ちなみに、自分が購入したのはジャムパン(イチゴ)とハムが挟まれたスタンダードなもの。前知識なく突撃したので王道なものをチョイスしましたが、あとから調べると「あんバター」「コンビーフ」などが特に人気だそう。
複数の具材をカスタマイズした注文もできるそうで、その組み合わせは無限大。期間で切り替わる具材もあるので、これは地元に住んでいたら通いますね。
普段はかなりの行列になるそうなので、気になる人は事前にチェックしておきましょう!
さて、またしばらく歩いて次の目的地に到着です!
ベアレン醸造場
2017年頃に巻き起こった第3次ビールブームなどによって注目を集め、いまやスーパーやレストランなど多くの場所で目にすることが増えた「クラフトビール」と呼ばれるもの。
大手メーカーからは独立していて伝統的・地域に根付いた製造によってできたビールを「クラフトビール」といい、国内では約670以上の醸造所がクラフトビールを製造していると言われています。
そんな数多ある醸造所の中でも名門ブルワリーのひとつ、と言われているのがここ「ベアレン醸造所」です。
自慢じゃないですが、実はわたくしビールの検定資格を所持しております。そのため、ビールに関してはそこそこ造詣があるのですが、実際に醸造所に行って見学するといった経験はほとんどないんですよね(そもそもオープンしているところが少ない)。
盛岡でなにができるかなあ…と計画していた時に、ベアレンで工場見学が開かれていたことを知り飛びついたわけです。あと、飲み放題が付いていたからというのも理由のひとつです(最重要)。
さて、到着からしばらくして見学がスタート! 普段見ることのできないビール製造の裏側を職人さんの説明と共に巡ります。
そんなに大きな規模ではないので、見学自体はかなりあっさり目。ただ短い間でも醸造所の歴史や種類といった知識を知れたり、製造の機械を間近で見れたりするのでかなり満足できますよ♪
それでは見学の後のお楽しみ。約30分間の飲み放題がスタートです。
1杯目はベアレンの顔「クラシック」を選択! いやあこれがまあ美味い。口当たりはそんなに重くないんですが、麦の旨味やコク、苦みをしっかりと感じられる優雅で深い味わいです。
ビール製造の原料として欠かせない麦ですが、実はそのほとんどが大麦です。一方で、このヴァイツェンというスタイルは小麦を使っており、それ故に軽やかでフルーティな香りが特徴。ビールが苦手な人にもおススメです!
さて、4~5杯ほど飲んでコースは終了。写真は途中から飲むことに集中していたので上記の2枚だけですが、ほかにもたくさんの種類のビールを飲むことができますよ!
ココだけの話、飲んだ分を単品で購入したならば、結構いい値段になるのでこの飲み放題はかなり破格です。ビールが好きな人は絶対に参加した方がいいです。マジおススメ。
醸造所をあとにして、ここからは完全にノープラン。どっかないかなあと調べてみると、徒歩で1時間ほどの場所に面白そうなところを発見。酔い覚ましを兼ねて歩いて目指します。
約1時間、途中でちらほら雪が降ってきたりしながらも歩き続けて目的地に到着。
岩山パークランド
1972年設立。50年以上の歴史をもつ老舗遊園地の「岩山パークランド」。岩手県の唯一の遊園地であり、約半世紀の間地元の人々の遊びの場として愛されてきたご当地スポットです。
この日は12月の前半。残念ながらこの年の営業は終了していたので中に入ることはできませんでした…。「冬季休業ってあるんだなあ」と、この時感じたのですが、記事を書くためにいろいろ調べている中で、盛岡に住んでいた人が関東圏の遊園地が冬季休業していないことにカルチャーショックを受けた、という記事を見つけてなんとなくシンパシーを感じました(笑)。
ちょっとしか居れませんでしたが、ここにしかない独特な雰囲気をヒシヒシと感じることができて満足です。
ここからほどなく歩くと、盛岡の街並みを一面見下ろせる展望台にたどり着けます。
岩山展望台
展望台からは、盛岡の街とその奥にある雄大な岩手山を一望できます。写真で伝えきれませんが、中々の絶景です。
正直、なんとなく目指していただけなので、こんな素敵な景色が広がっているとは思っていませんでした。寒い中歩いた自分へのご褒美ですね。
ここで先ほど購入した福田パンを取り出して、景色を見ながら食べる事にします。
舌鼓を打ちながらゆったり景色を見ていると、雲が何となく晴れてきました。
残念ながら全景を見ることはできませんでしたが、雄々しくそびえたつ姿に感動しました。とっても大満足です。
景色と空気をたくさん堪能したところで、盛岡市街に向けて下山。1時間ちょっとまた歩きます。
今回も相変わらずローファーで馳せ参じているわけですが、そのせいでまあ足が痛い。このウォーキングをトリガーに、後日しばらくのあいだ足底腱膜炎に苦しみました(笑)。
みなさんは車か足の負担が少ない靴で訪れることをおススメします…!
次回は待ちに待った盛岡の夜!ご当地グルメと酒を堪能しきった様子を紹介します。
Tsuchinoco
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?