note書きたいことはあるはずなのに、いざとなると書けないとき。
頭の中で、ぐるぐると思考だけが回っていて
それを捕まえて言葉にしようと思っても
するりと逃げられてしまう。
もともと言語化が苦手だ。
人と喋るときに、頭の中で無意識にいろいろ考えてから発言する。
LINEやメールでも送る前に、文章を練りに練る。
「この言い方、伝わりにくいかも」
「変じゃないかな? 失礼じゃないかな?」
考えすぎて疲れる。
でも無意識でやっているから、やめようと思っても難しい。
文章考えすぎて、書いては消してを繰り返して、結局面倒になって書くのやめちゃう。noteに限らず、SNSもこういったことが理由で苦手だ。(他にも苦手な理由はあるけど)
自分の感情を言語化して相手に伝えるということを日常であまりやってこなかった。
そもそも自分の感情が分からない時さえあって……
押し込めたり我慢する癖が長年あったから、自分の本当の気持ちを感じにくくなっている。
つい「相手の気持ち」ばかり察して、相手を優先してしまう。
だから直接話すよりも、言葉を考えながら文章を書くほうが得意。
のはずなのに……
あまりにも頭の中がとっちらかって疲れていたりすると、文章を書くエネルギーすらなくて、書きたくても書けない現象が起こる。
あとは、
きちんとこなしたいという無意識の完璧主義の性質。
他人からの目線や評価を気にしてしまう性質。
という要因も合わさって、『書くことのスランプ』に陥る。
書くことが好きなはずなのに、苦痛になってきたらそれは『いったん休もう。自分の内面と向き合おう』っていう合図だと思うようにしている。
頭の中でぐるぐると舞っている言葉たちを、見境なくバァーって書き出すのもアリだし、瞑想するように静かに観察してみるのもアリだし。
捕まえようと躍起になると、余計に言葉に逃げられるので、諦めて「ま、好きなようにすればいっか」と身体の力を抜いた瞬間に、言葉が紡げるようになることもある。
今回はまさに一番最後のパターンだった。
この記事書き始めて、なにが書きたいのかわからなくなって「ああでも別に自分のために書くんだから、好きなように書けばいっか」と緩んだ瞬間、波に乗れた。
身体の力が抜ければ心も緩んで、そしてその心の余白に、言葉が降ってくる感覚。書いてて楽しい。
この感覚を、忘れずにいたい。
他人のために書くのではなく、自分のために書く。