「親の親をやめる」と決めてから1年以上経って
親の話をずっと聞いて、親の心に寄り添って、親の顔色伺って、親を笑顔にさせようとあれこれ頑張って疲れていた時期がありました。
「親の親をやめる!」と決めたのはもう1年以上も前のこと。当時のメモが出てきたので、そのままnoteに書いてみます😌
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ずっと我慢してた。
言いたいこと言えない。言えばいいじゃんって思うけど、親が傷付くところを見ると、私まで傷付く。なんで親を傷付けているんだろうって、自分のことが嫌いになる。そして言いたいことを言ったとして、そのあと親から嫌われるのも怖かった。親の反応を見るのが怖かった。
私の世界はいつだって親を中心に回っていた。
自分の人生なんだから、自分を中心にして、自分の心の声を聞けばいいのに、いつの間にかそれができなくなっていた。むしろ、そういう生き方に罪悪感と恐れがあった。
だけど、親に振り回される人生はもういやだ。親に気遣って、私の心と体は限界を超えていた。自分の感情を押し殺しすぎて、自分の感情を表に出せなくなった。そしたら味気ない毎日で、友達関係もしっくりこなくて、偽物の自分が仮面をつけて、違う誰かを演じているようだった。
カウンセラーに言われたこと。
「あなたが親になって、親が子どもになってしまっている。立場が逆転している」
私は親を幸せにするんだという謎の使命感を持って、生まれてきて、ずっと生きてきたような気がする。
私の話を聞いてほしいのに、学校で辛いことがあったのに、いろんな悩みがあって苦しかったのに、私はそれらを親に話せず心に溜めていました。そして親の悩みをずっと聞く側でした。
でも、もうそれは終わりにしようと決めた。
もっと自分の感情を大切にしよう。親の目を気にするんじゃなくて、親の心をケアするんじゃなくて。
たくさんたくさん傷付いてきた、溜まった苦しみや辛さを浄化しながら、今の自分が感じていること、思ったことをそのまま大切にする。
泣き叫んでいい。怒鳴っていい。いきなり変わった私を狂った人と見るかもしれない。
今まで私は「冷静・クール・真面目」と言われてきて、感情を顔に出すこともあまりないし、声を荒げたり、汚い言葉を使うこともなくて、どこからどうみても「良い子」だった。だけど、私だって感情はあるし、怒るし、泣くし、強くないし、悲しいし、話を聞いてほしいし、なにより全然良い子じゃない。
親にとって「都合のいい良い子」は卒業。
私が傷付いたなら、それを堂々と相手に言えばいい。
もし相手に嫌われたなら、それでいい。
相手は傷付くかもしれない…って、相手のことばかり考えて、自分を蔑ろにしない。
相手は相手。自分は自分。
自分のご機嫌は自分で取って、自分の傷は自分で癒す。
自分の心を守れるのは、私だけ。