UCLマッチプレビュー~R•マドリード対マンチェスター•C 2nd Leg
いよいよ明日8月8日午前4時からチャンピオンズリーグが帰ってきます!コロナウィルスの影響で延期されてしまった残りのラウンド16から試合は再開されます。
なかでも、注目試合となっているのは、
レアル・マドリード対マンチェスター・シティ
まず、1stレグの結果を振り返りますと、
マドリーのホーム、サンティアゴ・ベルナベウで、シティが2-1と勝利しました。
そして、2ndレグは、シティのホームで行われます。ここから考えるに、アウェイゴールもとっているシティが圧倒的に有利のように見えます。
しかし、まだまだ分からないのがClの面白い所です。では、いくつか今回、鍵になる要素を紹介していきます。
①R・マドリードの好調さ
ご存知の方も多いと思いますが、ラリーガ再開後のマドリードは11戦中、10勝1分と圧倒的な強さでリーグ優勝を決めました。
さらに、1stレグに負傷で離脱していた
アザール、アセンシオが戻ってきて、戦術の幅も増えました。前線は、フルスカットで臨めます。(ベイルは招集外ですが...)
唯一の懸念点は、セルヒオ・ラモスの出場停止です。エル・ブランコ(マドリーの愛称)のキャプテンは、再開後のリーガでは11試合中10試合に出場し、勝利に貢献してきました。
また昨季のClで同じように出場停止となってしまったアヤックス戦では、まさかの敗退となってしまったので、不安は大きいです。
しかし、ここで勝つことができれば、大きな自信になることは間違いないです。ラモスもこの試合は出場停止ですが、マンチェスターに同行するようです。
R・マドリードの予想スタメン
(フェデ・バルベルデを右のワイド入れたのはスターリング、Bメンディ対策のため固めてくのではないか。)
②圧倒的に有利なホームであるが
一方のマンチェスターシティは、アウェイで2ゴールをとり勝利し、圧倒的に有利ですが、今回、無観客試合であることも含めて、
いくつか懸念点はあります。
まず、前回対戦時、シティはロングボールを多く蹴り、マドリーにボールを握らせるという戦術をとりましたが、最近のマドリードはボールを握った形から得点する形が多くなりました。最大の要因はベンゼマが下りてきたスペースをたくさんの選手が使うようになり、ストライカーの役割をやるようになりました。
ですので、ロングボールを使った戦術がとれなくなってしまいました。
次に、アグエロの不在です。ここ1番に点を取って、シティを勝利に導いてきましたが、彼は負傷のため離脱していました。
確かに、ジェズスもストライカーとして申し分ないのですが、ボールを持った時の脅威、
決定力はまだアグエロに及ばないのが現状です。そして、マドリーのGKであるクルトワは
リーガで最も失点が少なく、最優秀GK賞をとりました。この牙城を崩せるかもポイントです。
最後に、センターバックの問題があります。
前回は、ラポルト、オタンメディの組み合わせで行きましたが、ラポルトは途中で負傷交代、オタンメディの判断ミスから失点につながることもありました。
リーグ戦再開後は、ラポルトは怪我から復帰し、好調を維持しています。そして、最近そんな彼の相方となっていたのは、エリック・ガルシア。まだ、19歳ながらに安定したプレーを見せていて、シティの未来も明るいと思われてきました。
そんな中、飛び出したニュースは、エリック・ガルシアがシティと契約延長しない方向で考えているというのです。一説によると、彼はバルサのカンテラ出身なのでバルサに戻りたがってるのではないかと、思われています。
そんな彼が出場するのか、そしてら出場した時のモチベーションはどうなのか気になってしまいます。
マンチェスターシティの予想スタメン
(追記:Bメンディは累積警告で出場停止でした)
以上が、今回取り上げた2チームの状況ですが、両チームと好材料、懸念点がある所となっていますが、どちらが勝つか、まだまだ分かりません。
ラリーガを優勝した勢いでマドリードは突破するか。
ラストシーズンのDシルバ、ペップの悲願を叶えるべく、シティが突破するのか。
とても楽しみです!!
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