ガクチョーがNEET(株)と出会ったキッカケ
このたび、NEET株式会社の取締役(3期生)として就任いたしました、
ゆるいガクチョー(ゆるい学長)です。
自己紹介と回顧録をかねて、私がNEET株式会社と初めて出会った時から就任に至るまでの経緯をまとめてみました。
先にNEET(株)との出会いを簡易年表でまとめると
2013年 秋 ネットでNEET(株)の記事を見かける
2014年 春〜 NEET(株)の姉妹プロジェクトを転々とする
2014年 末 NEET(株)取締役じーてぃさんと偶然出会う
2015年 3月 じーてぃさんに誘われニー活に初参加
2015年 4月 姉妹プロジェクトでの就業失敗
2017年 秋〜 TwitterでNEET(株)メンバーをフォローしはじめる
メンバーの楽しそうな活動報告に魅了される
NEET(株)を応援したくなる
2018年 秋(今) NEET(株) 3期生の募集をみて応募
...とまあ、こんな流れになります。
以下は、年表の各時期を詳細に語った長編です。
拙文ではありますが、お時間の許せる方、興味のある方は
どうぞご覧下さいませ・・・
【1. NEET(株)を知った一番最初のキッカケ 】
時は、さかのぼること5年前。
たしかあれは、2013年の秋でした。
大学を卒業後、音楽がやりたくて都内の専門学校に通い1年目。
私にとってはそんな時期でした。
私は学校から家に帰った後、
いつものように何の目的もなくネットサーフィンをしていました。
すると、とあるニュースサイトで今までに見聞きしたこともなかった面白い&センセーショナルな記事が目に飛び込んできました。
その記事のタイトルは「ニートが全員取締役の株式会社、設立」
という感じのものでした。
「え〜〜〜!? なにこれ〜〜〜!?
なんか面白いことをしている人たちがいる〜〜〜!!」
これがNEET株式会社を初めて知った時の率直な感想でした。
この後、まさかこの自分がNEET(株)内部の人間として関わることになろうとは、この時点では全くもって想像もしてませんでした。
私はいまだかつてニートになった経験なし。
自分のことを「ニートとはほど遠い人種である」と、
どこか勝手に自負している自分がいました。
べつに世のニートさんたちを見下していたわけではないんですけどね。
【 2. NEET(株)の姉妹プロジェクトを転々とする 】
年は明けて2014年、春。
専門学生2年目となり、卒業後の進路について真剣に考えていた時期でした。
私は専門学校のキャリア指導の先生が推奨する就活スタイルや就職指導法について「どれも自分には合わないな...」という、どこかミスマッチな感じがしていました。
私は大学生の頃から
「全員、同じ髪型に黒スーツ」
「面接では猫を被った受け答えをしてなんぼ」
という、今の日本で " 当たり前 " になっている既存の就活スタイルについて大いなる疑問を持っていました。
そして、専門学校に進んでからもこの既存の就活スタイルを押し付けられるような就職指導をされたので、「もうやってられんわ!」という、怒りに似た反抗心が沸々とこみ上げて来ていました。
そんなとき、またいつものようにネットサーフィンをしていたら、
既存の就活スタイルに一石を投じるような面白いプロジェクトの情報に相次いで行き当たりました。
それが、NEET株式会社の姉妹プロジェクトである
「アウトロー採用」
「ナルシスト採用」
「ゆるい就職」
といったプロジェクトでした。
これらのプロジェクトの概要欄を確認したところ、
なんと3プロジェクトとも発起人はNEET(株)の創始者の若新会長でした!
「あ!! この人、あのNEET(株)をはじめた人だ!!
なんか次々と面白そうな企画を始めている人だよなあ〜
面白そうだし、ちょっと私も企画に乗っかってみようかな!?」
そんな気持ちで、私はほぼ同時に3つの上記プロジェクトへ参画することになりました。
これらのプロジェクトは、それぞれ対象の層やコンセプトに違いはあるのですが、
・発起人が共通(いずれも 若新雄純 会長)
・既存の就活スタイルや日本の厳しい労働観について一石を投じる
という点は共通するものでした。
この3つの姉妹プロジェクトは時期的にほぼ同時進行で進みました。
でも、厳密にいうなら、
アウトロー採用(2014年 春〜夏)
↓
ナルシスト採用(2014年 夏〜秋)
↓
ゆるい就職 (2014年 秋〜 2015年 春)
という時系列だったかな、と記憶しています。
3つのプロジェクトを少しずつ "つまみ食い" するかのように顔を出し、
最終的に私が一番ガチ参画したのは「ゆるい就職」プロジェクトでした。
(そのプロジェクトの詳細は、ここでは割愛します)
若新会長が始めた姉妹プロジェクトに関わり続けたことにより、
この後、思いがけず私とNEET(株)との距離は急接近することになるのでした。
【 3. NEET(株)取締役じーてぃさんとの偶然すぎる出会い 】
そして時は2014年、年末。
私は専門学校卒業後は東京都内に引っ越そう思い、
インターネットで新居探しをしていました。
そして、たまたま私の望む条件に合いそうな部屋を見つけ、
都内の某不動産屋に内見の予約をしました。
その、たまたま内見を予約した不動産屋で
思いがけずNEET(株)関係者に出会うこととなったのでした。
まさか・・・こんなところで出会うものだとは・・・!!
約束した内見の日、私は1人でその不動産屋をたずねました。
個人経営店のようなこじんまりとした小さな不動産屋で、
1人で店内にいた若い男性が出迎えてくださいました。
その男性こそが、NEET(株)取締役1期生のじーてぃさんでした。
とはいえ、私がこの不動産屋をたずねた時点で
私の目の前で働いている男性がNEET(株)の関係者だなんて
すぐに気付いたわけではありません。
じーてぃさんに目当ての物件について諸々の相談をして、
見積もり結果(?)か何かを待っている時の空き時間に、
雑談的なノリで彼がこう言いました。
「NEET株式会社って知っていますか?」
私はこれに対して、
「ネットで話題になってましたよね? 知ってます!
私はその発起人(若新さん)がやってる姉妹プロジェクトの参加者です!」
といったような返答をしました。
それをきっかけにじーてぃさんとの会話が弾み、
気付いたら3時間くらい不動産屋に居座っていました。
また、じーてぃさんからは「NEET(株) 取締役」と書かれた名刺をもらいました。
じーてぃからのニー株名刺をもらってはじめて
「NEET(株)って、本当に実在してたのか ...!」
と実感したのも事実です。
まさか、私の目の前でバリバリ働いている人がNEET(株)に所属してるんなんて・・・!なんて寛容で自由な会社なんだろうか、ニー株。
じーてぃさんはNEET(株)で、私はゆるい就職プロジェクト。
2つのプロジェクトのコンセプトは違えど、
「姉妹プロジェクトの参加者同士は仲間」と、勝手に感じていました。
(じーてぃさん、新居探しの節は本当〜にお世話になりました!!)
【 4. ニー活に初参加 ! 】
2015年、3月。
偶然に知り合ったじーてぃさんのお陰で新居探しは順調に終わり、
引越しが落ち着いた頃、彼の誘いで池袋のニー活へ初参加することに。
そこには私と同世代か少し歳上の男女10〜20人が
お菓子やジュースを持ち寄ってゆる〜く集まっていました。
何となくの流れで人狼ゲームが始まったり、就職相談の人が来ていたり。
ニートという類いの人々は、私の中では「引きこもっていて暗い人たち」というイメージだったけど、少なくともこの場に集まっていた人たちに関してはそういったマイナスの印象は感じられなかったな。
(まあ、純粋なニートじゃなくてじーてぃさんみたく働いていた人もいたけど...)
初めて来た場所だったけど、全然緊張する雰囲気じゃなくて非常にゆる〜い感じでした。
ニー活が終わった後で近くの居酒屋で2次会があり、
この時、ニー株の有名人である仲さんと同席しました。
私は「あれ...?どこかで見た事があるような人が...!?」
と思って、仲さんに声をかけました。
そしたら、仲さんはすでにニー株の代表的な人物として色んなメディアに露出している人だとわかりました。
私がネットサーフィンしていてニー株の記事にヒットしたときには大概いつも仲さんの写真を見かけていたのかもしれない。
ここでメディア露出が多い仲さんと直に会うことにより、
「NEET(株)って、本当に実在したんだ・・・!!」
という、二度目の確信をすることとなったのでした。
【 5. NEET(株)メンバーとのTwitter交流、そして就任 】
じーてぃさんに誘われてニー活に初参加して以来、
実はニー活に行けるチャンスがなかなかありませんでした。
そのうち、私が元々所属していた姉妹プロジェクトである「ゆるい就職」プロジェクトが終了しました。
しばらくはそのゆる就仲間と遊んだりして交流があったのですが、
そのうちにトラブルなしの自然消滅する形で疎遠になりました。
ゆるい就職の仲間とは労働観が近くて分かり合える同志だからもっと繋がってられればよかったのだけど・・・
そして今から1年くらい前のある日、不意にニー株の人たちのことを思い出し、Twitterを通じてニー株メンバーさんとの交流を楽しむことが習慣になりました。
時にはメンバーさんのニコ生を見ることも。
ニー株メンバーさんたちのツイートを見ていると、
ニー活してたり、散歩してたり、仲間とキャンプに行ったり...
みんな年齢や世間体を気にせず、仲間と一緒に青春を謳歌しているように見えて楽しそうでした。
時には日本の古い労働観について疑問を投げかけているツイートも見かけて、なんだか考えさせられたこともありました。
「日本の古い労働観に異議を唱え、
敢えてニートでいることを貫いている人もいるんだ...」
という、私なりに新たな気付きも得られました。
私が元いた「ゆるい就職」プロジェクトも、日本の古い労働観ついて異議を唱えるメンバーの集まりだったので、ニー株メンバーさんとは意外と親和性があるのかもしれないと思いました。
もちろん、ニートと一口にいえど色んな人はいるだろうけど、
少なくとも私がニー株メンバーさんたちのツイートを見て思ったのは、
「ニートだからといって皆がただの怠け者なのではなく、
労働観や生き方について真剣に向き合い、
自分なりの意見をもつ人たちがいるんだ...」
ということです。
自分の中にあった「ニートに対する偏見」を取っ払ってくれた、
日本の労働観について自分なりの意見をしっかりと持っている、
そんなニー株メンバーさんたちを、何らかの形で応援したい。
いつしか私はそう思うようになりました。
ニー株メンバーさんとのTwitter交流が長期に及ぶにつれ、
ニー株を応援したい気持ちが次第に高じていく一方、
私の古巣で思い入れのあった「ゆるい就職」プロジェクトとの繋がりが薄れて喪失感やら孤独感が募っていく。
そんな状況下で、タイミングよくニー株メンバーさんたちからのツイートで「ニー株 3期生募集」の情報を得ることとなります。
それが今年2018年の夏。
私は現在働いている身ではありますが、
過去にニー株メンバーさんから
「働いている人でもニー株メンバーになれますよ」
というリプライをもらっていたので、
チャンスが巡ってきたらニー株に入ろうと思っていました。
そうした上でのチャンス到来!
人生で初めての印鑑登録を済ませ、応募先に書類を送りました。
「正社員未経験なのに、
いきなり人生初の印鑑登録をして取締役に就任」
これは人生のいいネタ話になりました(笑)
というわけで、ここまでが私のニー株との出会いから就任に至るまでのいきさつでした。ニー株さんには思い入れがあるのでつい...書いている途中から熱くなってかなりの長文になってしまいました・・・(焦)
最後まで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございます!!
今後ともよろしくお願いいたします!!