ダダ・センプチータの好きな過去公演ベスト3
こんばんは
今回は
過去のダダ・センプチータの公演の中で
私吉田が特に好きな公演の
ベストスリーを出していきたいと思います
まずは第3位
ジャジャン
「はぁふうぇい」
これはゆるふ酒時代の演劇公演だったのですが
現在の朝際イコさん主演の舞台でした
ホワイトボックスもので
ある日目が覚めたら白い箱の中にいて
中に知らない男が2人いた
という設定
会話がナンセンスな感じで
三木聡さん時代のシティボーイズにめちゃくちゃ影響を受けた作品でした
オチを言うと
実はそのホワイトボックスは
この世とあの世の境目の空間で
登場人物たちは皆
黄泉の国に旅立っていく
というお話でした
朝際イコさんは
普段はミュージシャンをされているのですが
演技もうまかったのを覚えています
空気感がよかったですね
宮沢章夫さんのお芝居
「あの小説の中で集まろう」にも
ミュージシャンの鈴木慶一さんがご出演されていましたが
そのような
俳優の中に
ポツリと他業種の方が出演されている舞台は
妙な味が出て
いいものです
続いて第2位は
「月の流れる」
これは
今は排気口に所属している俳優の坂本ヤマト氏が発案した
おさんぽ演劇なるものです
(当時、坂本くんはダダ・センプチータに所属していました)
おさんぽ演劇というくらいですから
実際に俳優も観客も
河川敷をお散歩しながら上演観劇するスタイルのお芝居でした
多摩川のロケーションも相まって
とても反響の大きかった作品です
ストーリーとしては
河川敷で、とある少年が、先生と呼ばれる男と話をするうちに
自身の母親のことや
先生が何者かが分かっていくという物語です
この時にはじめて山岡よしきさんという俳優さんにダダに出て頂きまして
いまだにご縁のある俳優さんですので
そういう意味でもやって良かったなと思える公演です
いつかまた
再演してみたい公演でございます
最後に第1位は
「猫なめずりの会」
はい
今年の1月に上演した作品が1位となりました
猫なめずりの会は
とある男が
飼ってもいない飼い猫を探すために
公の組織である非秘密結社を発足する
というお話でした
宮沢章夫さんや別役実さん、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんのナンセンスコメディを参考にして書いた作品です
会話がとにかくナンセンスで
どんどん意味をはぎ取っていく感じが
見ていて頭くらくらしてくる感じがしてとても良きでした
やっぱり僕変なのが好きなんですね笑
はい
というわけで過去公演の好きなやつランキングを発表いたしましたが
そんなダダ・センプチータも
今月また公演を行います
今回はミステリアスな感じの
しっとりめの会話劇となっております
もし興味のある方は
観に来ていただけますと幸いです
以下
公演詳細のツイートです
お読みいただき
ありがとうございました!
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