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入籍をしたのでこれまでの出来事を思い返してみる

 Twitterで、はしゃいだ投稿をしてしまいましたが、大きな台風が関東に接近する直前、9月8日日曜日の大安に婚姻届けを区役所に提出いたしました。

 なんと、9月8日の大安というのは日本の暦で最も吉日の大吉日。スーパー大安らしいです。やったね!!この日を狙って前もって動いていたらもっとスムーズにことを運べたのかもしれないけど、かなしいかな、私は、つよつよマーケターを目指す端くれのくせに数学アレルギー気味なため、数字がどうも頭にはいってこない。日本史だって人名は覚えられるのに年号が覚えられない。
 そして、これがどう日々の生活に影響をするかというと、いわゆる「お付き合い記念日」というロマンチックなイベントさえも忘れてしまう。おかげで、気を利かせてせっかくプレゼントを用意してくれた相手を、悲しませてしまった経験もあります。
 それくらい日にちに興味がないので、今回の大安に入籍をしたのは本当に偶然なのです。いやあ、うれしい。昔からそういうところはもっている自信がある…。

 偶然といえば、彼との出会いもきっとそうである。最初の出会いは5、6年前。私が大学生で就職活動をしていた際に就活の相談に1回だけのってもらった。

 場所は確か池袋のドトールコーヒーで、30分の相談時間の予定が彼の遅刻により15分に短縮された気がする。話の内容も「(広告業界は)早く帰れる人は仕事がこない人。俺はもらえるしごとが多いから帰りが遅い」とかだったと思う。イケイケな彼についていけなかったのと、また、顔色も悪く、全体的にちょっと尖った印象を受け、自分とは違う世界の人だなあと思いそれっきり会うことはなかった。にも関わらず、2年くらい前に顔のわかるアイコンかつ実名Twitterをはじめ、まだフォロワー数が100も満たないときにTwitterでマーケターらしい人をフォローしまくってた中に彼がいて、かつ、気づいてもらえたので、いろいろ本当に偶然なのである。そこからこのような状況にまでなっているので人生って何があるかわからないものなんだなあ…。

 そういえば、話は変わるのですが、婚姻届を出す数日前、センチメンタルな気分が続いていました。
 浮気したいとか遊びたいとかそういうのではなく、戸籍謄本を見ていたら今まで当然だと思っていた家族の一員から、結婚を機に離れてしまうような気持ちになってしまったのである。でも、これも、世間ではマリッジブルーというらしい。

 彼はというと、全然そんな感じではなかった。いつも通り遅くまで仕事をし、入籍前日の土曜日はお休みだったので、いつも通り16時間くらいは寝てた。

 共感してもらえないことに対し、ちょっと悲しい気持ちになったので、普段から仲良くしてもらっている女性の先輩に相談をしてみたら、「結婚はゴールじゃない」「相手が何かしてくれると思っているうちはまだ子どもでいたい証拠だ」「自分のために何かしてくれるのは親だけ」など言われた。
先輩の優しいお説教を聞きながら、小さいころに母親から「夫婦はね、他人同士なのよ」と言われたのを思い出した。
 他人同士で数十年も様々なことを乗り超えているので、両親というのは本当に偉大である。

 先輩はちょうど私と同じ27の時に一回結婚をし、当時の自分の行動に反省をしていることが多く、周りにはそんなことになってほしくないという気持ちから、今回優しいお説教をしてくれたらしい。

 親や先輩だけでなく、入籍をするまで、たくさんの人にお世話になった。入籍当日も、である。
 婚姻届の保証人に2名の友達にお願いをしたが、快く承諾をしてくれた。
 保証人として、名前と現住所、本籍地の記載。そして、印鑑(実印)をお願いする。事前に伝えなかったので、本籍地の確認を当日にさせてしまった。
 そのため、親御さんに連絡をとる友人たち。急に本籍地の確認をさせてしまったので、友人が結婚すると勘違いしてしまった友人のお母様。いろいろ申し訳なかった…。本当に多くの人たちのおかげで入籍をすることができました。本当に本当にありがとうございました!

 婚姻届を出したとき、正直、入籍をした実感がほぼ持てなかったのですが、入籍の報告をし、「おめでとう」と言ってもらえてやっと実感がわいてきているような感じです。

 まだ、直接ご報告をしていない方も多いので(現職を含む)、これから少しずつご挨拶ができればと思っています。

 劇的な変化はないのですが、今後とも何卒よろしくお願いします。


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