やめることを決めて余裕をつくる
答えの無いものが好きだ。小説や手芸、図画工作(中学生まで)、はたまた妄想など個人の経験と解釈で進めてよいものが昔から好きだ。
(最近始めた刺繍。秋だけど金木犀ではなくミモザ)
ストレングスファインダーのTOPにきていたのは確か「個別化」である。自分と他人は違う。何かを行う際、それが前提になっているととても気楽だ。
以前、別に仕事量が多いわけでもないのに、なんだかとても疲れていた。そんなとき、頼りにしている人(臨床心理士の資格持ち)にもろもろ相談したところ、「(今までの経験から)右脳人間なのに左脳を使った仕事を続けているから、疲れてきたのではないか」とアドバイスを受けた。他にもいろいろ話をしていたが、どうやら私たちは自分も気づかないうちにたくさんの刺激を受けているらしい。
その言葉を聞き、いくつか「はじめたこと」「やめたこと」がある。
【はじめたこと】
・小説やファンタジーな内容の本を読むこと
・アートに触れること
・小さな目標と達成感をつくること
・抽象度を上げて対応すること
【やめたこと】
・方程式のような内容の本を読むこと
・悪い言葉を受け止めること
・寝る前に明日以降のことを考えること
これらを続けて少し経過した。
仕事をバリバリにこなしている人の姿をみると、自分を比べてしまい、落ち込むことがある。ただ、前よりも興味の幅が広がり、やりたいことが増えてきた。少し余裕が出てきたのかもしれない。
会社のクリエイティブディレクターやコピーライターで無駄話が上手な人がいる(ステキな無駄)。上手というのは、話すのも上手だし、人の無駄話をもっとおもしろく、そしてわかりやすくまとめてくれる。不思議なワザをもっている。先輩たちを見ていると、自分の範囲外にも興味が持てること、引き出しの多さは、こんなにも、他人を上機嫌にすることができるんだなとすごく勉強になっている。
人になかなか会えない今だからこそ、どれだけ自分に余裕を作れるのか。前よりも大事になっている気がする。
(ちまちま作っては会った人に渡しています)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?