私は自分の意見を言えない
最近、なんとなく疲れていた。
すごく嫌なこともないのになんとなくもやもやした気持ちが続いていた。
五月病みたいな状況に近い。
7時間の睡眠
飲み会を減らす
適度なストレッチ
自炊・・・
自分でできそうな解決策は大体やってみた。
悪くはなかったけど、少し気が紛れるかもしれないなあと思うくらいの変化で解決はしなかった。
もともと、毎日アグレッシブに過ごすような性格でもないので最初は放置していた。
しかし、生理前のPMSが前よりつらくなった気がするし、このままずっとよくわからないまま過ごすのも嫌だと思い、手っ取り早く専門家に相談することにした。
話してみてわかったことは、自分の今の状態は「脳が疲れている」ということだった。
脳が疲れていること自体に気づいていなかったわけではない、ただ、専門家に言われることで「ああ、私は疲れているというのを認めていいんだ…」という安心感に繋がった。
その後、自分が何に疲れやすいのかも把握していった。
疲れる事柄の1つに「人に自分の意見をいうこと」であることがわかった。
確かにここ最近、そういう機会が以前よりもずっと増えていた。
どうやら自分の物事の考え方の傾向として、「自分の意見は間違ってる」という考え方が幼少期から根付いているらしい。
この考え方によって、人に意見を言おうとしても自分でストップさせてしまう癖がついているらしい。
専門家曰く、ちょうど私の年代(20代後半)は学校で生徒が自分の意見を言いずらい時代だったらしく、同じような人が他の年代と比べても多い傾向にあるといわれた。
「自分の意見は間違ってる」という考え方によって、人の倍は頑張らなくては~といった気持ちになれたし、そのおかげでできたこともたくさんあった。
だけど、同じ方法だけで解決し続けるのは限界があるらしい。
「自分の意見は間違ってる」という考え方の解決策としては、自身の普段のものの考え方・受け取り方に注目し、なにごとも決めつけないトレーニングをしていくことだといわれた。そうしてストレスを緩和していくらしい。
決して、営業1年目のときによく言われるような無理して「場数を踏め」ということではない。
つい自分に対し、「絶対~」「~べきだ」と言いがちなときは、たぶん少し疲れているときだ。
自分の考え方の癖を知ることで少しでもラクになれたらいいなと思うので
まずは、決めつけないトレーニングというものを意識的にやっていこうと思う。
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