何からも影響を受けていない「私が」好きなもの
大人になって、自由なお金が増えて、自由時間が増えて、あらゆる事をフットワーク軽くチャレンジするように意識して、気づく事がある。
「あ、私これあんま好きじゃなかったんだな」
社会人になりたての頃、同僚に少し遊んでいる感じのおしゃれな子がいて眩しく見えた。
髪の毛は「アッシュカラー」カバンは「ブランド」全身「ブラックコーデ」差し色に「深みのある口紅」
うんうん、すごくかっこいいしまとまってる!口紅もNARSとか持ってて。
だから私も自分磨きしたいな、楽しそうと思って結構ストイックにジムに通い、食事管理を徹底した。結果、肌が綺麗になったし体年齢も当時の年齢プラス20歳から、マイナス5歳くらいまで改善した!
その時に思ったのだ、自分磨きは楽しいと。
美容整形はお金が必要だけど、無料でできる小顔トレーニングとか栄養管理とか筋トレは、「やったぶん絶対無駄にはならない自己投資」なのだ。
だからまた、ジムに通おうかなぁ、なんて考えている。
「おばさんだし、体型管理とかいいかあ」なんてちらついたけど、街を歩いていてガラスに映る自分のお腹と背中の幅が結構分厚かったら、萎えてしまう自分がいる。
かわいい!と思った服は、フリーサイズを着ていられるようにしたほうがショッピングも楽しい。
…ここまで書いて、なんて自分は「ルッキズム(最近覚えた言葉笑)」や「物欲」に支配されているんだろう、と思った。
でもね、本当の「ルッキズム」は「努力も殆どしないで見た目が〜と見た目だけに悩むこと」だと思うし、「物欲」は「世間のブームや評価に乗せられてあまり自分の心に手をおかず手に入れること」だと思っている。
例えば服一つにしても、
どんな色が好きか
どんな生地やシルエットが好きか
ボロボロになるまで着たいと思うか?
着ていると気分が上がるか?
着ている自分を見てテンションが上がるか?
自分でもなく人に勧めたいくらいの品質やデザインか?
を考えて買った服はずっと大切にできると思う。
私はカラー診断でイエベ秋、イエベ春と診断された。人にはピンクのイメージと言われるが、はっきりとしたオレンジや青も好きだ。
好きなものを身につけたり、使ったりすると気分が良くなる。それはつまり自分の機嫌を自分でとれているということだ。
無印良品のウッディという香りが大好きだと前の記事で書いた。調べたら、イソップの「タシット」が似たているとのこと。
店員さんに伺って試させてもらったら、全然似てない…!でもシモーヌの香りを嗅いだら、独特の「葉っぱ」の香りを感じて虜になってしまった。
お高いのかなあ〜なんてドキドキで初めてイソップに行った今日。アロマオイル4500円ほど。アロマオイルはコスパがいいから良い買い物をしたとほっこり。
昔は「いい男」「いい女」風な、甘くそれでいて透き通った香りが好きだったが、今は森林を感じる匂いが好きだ。前のも好きだけど、読書のお供にするなら森林のほうだ。
私は植物が好きだと思っていたけど、ちまちまお世話したり虫と共存することを我慢できたり、図鑑を開いてワクワクするほど好きではない。
私はお花も好きだけど、(以下略)。笑
料理とか、運動とか、服とか、そういうのが好きなのかも?
まだしたことがない事の一つに、スポーツ観戦に行ってみたい。バレーボールとか、バスケットボールがいいかな。でもこれも、ライブに一回行って「1人部屋で爆音でヘッドホンで聞く方が楽しいや、立ってるの疲れた」とか思うように、あまり楽しめず終わる未来が見える…。
実際にやってみて、どうか。
「好きだと思っていたけど、一回で満足」か。
私は約1年美容クリニックで働いたけど、この職体験も同じ感じだった。
結果、やっぱり看護業務がいいのかも〜なんて思ってる。人生、トライアンドエラー=成長!であると思ってる!