テレワーク導入の障壁
緊急事態宣言が発令されようが、偉い人たちが連日テレワーク導入を促したところで導入率は低迷している。
そもそもお役所の方々の視点がズレている。
まず、テレワーク導入はやろうと思えばスグできる、という認識。
更には、導入に伴う費用面の援助が弱い。
極め付けは、役所こそ、テレワーク導入が進んでいない。
これでは、誰も動かない。
ましてや、以前からオリパラ通勤に向けて準備してきた企業は、1年半前に既にテレワーク化されている。
今から導入するとなると、テレワーク化が定着するまで2〜3ヶ月はかかるだろう。
…希望する全国民へのワクチン接種完了とどちらが早いだろうか。
しかし、部分的なテレワーク導入ならすぐにでも可能だ。
時差出勤、シフト制、フレックス制度…など
やれることをやれば良いのだ。
が、ここに抵抗勢力がある。
ベテラン社員たちだ。
今までの働き方を頑なに変えず、我流を押し通し、過去の成功事例に囚われている、特にシニアな方々に多い。
自分たちは定年が見えてきているから良いだろうが、将来のある若手を巻き添えにしないでほしい。
今、アタマを柔軟に切り替えないと、コロナ以外の病気が発症しても病院が受け入れてくれない事態に陥る。
中高年の方は、生活習慣病のリスクも高いので万が一の時命の危機に晒されるのは、自分自身かもしれないのだ。
つまらない意地は捨てて、これを機にアタマの中を改革してほしい。