テレワーク導入のハードル
どうやらテレワーク導入の障害になっているのはハードの問題よりも、社員のメンタルに起因するようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4a6890d05026c5b32c1462ef3bcfadead046c96
部下は上司が適正な勤務評価をするのか不安だし、管理職は部下がサボるのではないかと疑う。
そしてそもそも、テレワークに対応するように就業規則が整備されていない。
せめて就業規則がテレワーク用に整備されていれば、上司も部下もそれに則って業務を遂行すれば良いので、疑心暗鬼にならずに済む。
ではこの緊急時に「ハードを揃えて」「通信環境を整え」「就業規則を整備し直す」ことは可能なのか?
残念ながらこのことは一年前にやっとくべきだった。
ではどう対処するのか。
また「テレワーク導入できない」と文句と愚痴ばかり言って無為な時間だけ過ぎていくのをみているのか?
簡単とは言わないが、早急にできる方法は有る。
一旦業務を全て停止させて、諸々整備する訳にはいかないので、三つのことだけを実行してほしい。
それは「当番制出社の実施」と「フレックス制度の導入」「全従業員にメアドの配布」の導入だ。
フレックス制度が導入できれば、すなわちそのまま業務成果の評価ができる様にになり、当番制出社で社内の密を避け、基本的な連絡方法はメールにする。
加えて自宅にパソコンがある社員には先ずそれを使用してもらい、機密性の高い作業は出社して行うことにする。
テレワーク導入の当初目的をこのくらいにしておけば、導入のハードルは幾らかでも低くるだろう。
そして、はじめの一歩を踏み出してからそれぞれの企業に合った様に(ハードの手配、通信環境の整備など)付け加えていけば良いのだ。