なぜテレワークを継続できないのか?
今日はこの記事を読んで
1年半前にテレワークが普及し始めた。
その時の勢いではこのまま日本にもテレワークが定着して、「働き方改革」の幕開けだ。
…と思われた方も多かっただろう。
しかし、緊急事態宣言が発令、解除される度にテレワークの実施率、導入率は右肩下がりを続けている。
せっかくの快適な働き方なのに、なぜテレワークは定着できないのか?
もちろんその理由の第一に、日本人は直接会ってのコミュニケーションを好み、子どもの頃から団体行動を訓練させられていることだ。
つまり、多くの人は一人で仕事をすると、ものすごい孤立感と孤独感に苛まれる。
これは、年齢差も性別差もないだろう。
個人で考え方、行動して、仕事を完結させる事は、今までの日本では良しとされて無かった。
周りとの協調、上下関係の調和、何をするにも、複数人の承諾が必要。
スタンドプレーは日本では忌み嫌われてきた。
島国民族のDNAに刻まれている事なのでなかなか変えるのは難しい。
しかし、状況が許してくれない。
コロナ禍と言う災厄の中で業務を続けるには、今まで通りでは通用しない。
何も協調と調和を崩せとは言っていない。
コミュニケーションの新しいカタチに慣れて、どんな厳しい状況でも業務を遂行できるココロを持っていただきたいのだ。
特に中高年の皆様には「過去のやり方は通用しない」ことをご承知の上、テレワーク導入•定着の障害にならないことを望む。