テレワークの誤用
やっぱりというか、またかと呆れる、というか…
4都府県に緊急事態宣言が発令された。
今回も自粛自粛とお偉い人々は口を揃えて言っている。
そして同様に「テレワークしろ」と騒いでいる。
そんな方々に聞きたい。
「テレワークの本来の意味知ってます?」
何度も言うが「テレワーク≠在宅ワーク」であり、言い換えれば、テレワークの一つの形態が在宅ワークであり、リモートワークだ。
平時であれば余裕を持ってテレワークを導入することができただろうが、このコロナ禍においての急務は「同一時刻かつ一ヶ所に大勢の社員を出社させない」ことだ。
社員の安全のためにも、企業は早急に(相当遅れていますが)動いてほしい。
そしてテレワークは、なにも「全社員が一斉に自宅で仕事すること」ではなく、分散して仕事をすれば良いのだ。
従業員の生命の対価としては、パソコンの支給などのテレワーク備品を供給することは安いものだ…と考えることができない経営者はこの難局を乗り越えることは難しいだろう。
また、従業員の方々もテレワーク化が進めば、一つの決まった企業に属することが価値を持たない時代が来るのかもしれないので、この機会に、余剰時間があれば自分のスキルを磨いておくことだ。
しかし、エッセンシャルワーカーの方々はテレワークすることは難しいが、「やれる業種」から「少しでも」。
また、業務全部をテレワークにすることが難しければ「可能な業務」だけでもテレワーク化することが結果的にみて、医療崩壊の緊急事態の収束に繋がるのではないか。
もちろん、どこで仕事をするにしても、基本的な感染防止対策をとりながら作業することには変わりはない。