拘束時間とテレワーク
勤務時間と拘束時間は違う。
会社員が出社した時には拘束時間の対価としての賃金が発生するので、その時間内は業務を遂行しなければならない。
フリーランスの場合には、実際に仕事をする勤務時間はあっても、拘束はされない。
ではテレワークの場合はどうだろう。
あくまでも個人的な見解だが、フリーランスに準ずると思う。
ただし、会社に所属している、という根幹が異なるので100%フリーとはいかないだろう。
業務内容は会社からの指示通りにしなければならない。
ではどこがフリーなのか?
それは時間の使い方である。
もちろんフリーランスであっても「納期」や「締め切り」はある。
ただし、一日のスケジュールは個人の采配に任される。
朝起きてから寝るまでの間、「自由時間」なのだ。
そう思うと少しは肩の力が抜けるのではないか。
朝ミーティングの後はある程度自分の予定が組める。
ただし、常に連絡は取れる状態にしておく。
そして、一日にやることは先延ばしせずにやれるスケジュールを組む。
無論この方法は「自己管理ができる」ことが前提である。
厚生労働省もテレワークの自己申告制を認める決定をした。
これにより、少しはテレワークがやり易い方向に進むであろう。
テレワーク導入に、未だ二の足を踏まれてる会社は、この機会に社内で話し合うと良いだろう。