はじめてのビジネスコンテスト挑戦記⑤
~試行錯誤を楽しめる?~
餃子を製造するために自分で物件を借りて、設備を整え、自らの手で餃子を包む。自分一人で全部の仕事をすることを前提に、作業時間を計算してみた。
だんだん作業に慣れてきて1時間に100個包めるようになったとしても、仕入れ・餡の仕込み・片づけ・冷凍・パック詰め・出荷作業などをしていたら、1日にどんなに多くても300個しか作れないだろう。
1パック20個入りとすると。15パック…(^_^;)
しかも、その15パックを誰が売るんだーーー。私しかいないじゃん!って。
そもそも自分1人で餃子を作って、販売することはかなり無理があることが判明。「思い付きだけで動いちゃだめだよ!」って怒っている自分と「でもやってみなきゃわからないでしょ?」って言い訳している自分が心の中でケンカをする。
ここで葛藤していてもしょうがないから、「ハイ!次。次。」
起業準備したての頃にこれくらいの壁が目の前に現れたら、きっとに心が折れて、諦めていたに違いない。
以前よりも「教えて下さい!」「困っています!」「助けてください!」って伝えることができるようになったことも大きいと思う。みんなそれぞれ自分の仕事で忙しいから、困っている人を探してくれる人はあまりいない。だから、自分でちゃんと力を貸してください。って伝えないといつまでたっても進まない。
止まったままでいると、モチベーションが下がったり、恐怖感が増してくる。そうなる前に動くべし!自分の力で解決できないなら詳しい誰かに聞くべし!もちろん助けて頂いたら、感謝と次の機会に何かしらの形でお返しすること。
そういう先輩や仲間を増やす環境を作るのも自分の行動にかかっている。とにかく動くべし!小さいかもしれないけど、何かヒントが得られて、アリの一歩かもしれないけど絶対に前進できる。ヒントが次のヒントを産み、そのうち解決策にたどり着けると思っている。
本当の起業家になれたら、今以上に解決しなければならない問題は山ほど出てくるだろうし、壁を乗り越えるのがゲームのように楽しめるようにならないと体が持たない?楽しめるようになりたいと思う。
話はそれたが、餃子製造は工場にお願いした方が良さそうなことがわかったので、餃子の製造委託先を探すことにした。
製造委託は仕入れや製造の時間が省けて楽させてもらえるが、デメリットもある。まず、注文しなければならない最低数量、つまり、最低ロットがありる。まとめて製造するので、一度に支払う仕入れ費用が高くなり、在庫を抱えてしまう恐れがある。
我が家の餃子の味が出してもらえるだろうか?機械で作った餃子の見栄えは手作りの餃子と比較してどうだろうか?
色々な不安や疑問を抱えたまま、私の餃子を作ってくれそうな工場をネットで探したが、遠いところばかりだった。湘南の食材で、湘南の工場で製造された湘南生粋の商品を作りたい!と一生懸命探していると、ひょんなことから食品業界に詳しい方が情報を下さり、自分の生活県内の餃子製造工場を紹介して頂けた。工場には今は試作をお願いしている所だ。
とりあえず、一枚目の餃子製造の壁は撃破!!
私は息を吹き返すことができた。ふぅ~~~。
毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。