硬いキャベツはこんな形
キャベツは季節によって形が変わります。
春キャベツは巻きが甘く、全体的にまあるい形をしています。
生で食べてもとても美味しく、葉が柔らかいので、ロールキャベツを作る時には、お肉を巻きやすいです。巻きが甘いので、葉が少なく、密度が薄く、軽いことが多いです。すぐに食べ終わってしまうのが残念です。
こちらが夏・秋・冬のいわゆるキャベツ。春キャベツよりも、形が横長です。良いキャベツの選び方は、しっかりと葉が巻いており、重みがずっしりとしたものが良いとされています。
硬くて美味しくないキャベツは、画像のように、切り口側が盛り上がっています。このような形をしたキャベツは、葉が硬く、あまりおいしくありません。
このようなキャベツは、運が悪いと葉を数枚むくと、花芽が見えてきます。キャベツが開花に向かうことを「とう立ち」と言い、キャベツ自身の成長から、子孫を残す為の準備に入ります。
とう立ちは、温度や日長など、ある一定の条件が揃うと、生長点(茎頂分裂組織)に花芽ができる現象なので、気を付けていても花芽分化が起きてしまうこともあります。
キャベツに罪はありませんが、食べる時には美味しいキャベツが食べたいですよね。お店でキャベツを選ぶ時の参考にして下さい。
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毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。