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音楽と本の記憶

Mr.Children アトミックハートと手塚治虫
CHARA、BONNIE PINKと吉本ばなな、さくらももこ

中学校に入ったぐらいか、その前ぐらいから読み始めた本達と一緒に聴いていた音楽。組み合わせに意味はなく、その曲をよく聞いていた時期にその本を読んでいたという理由。本の文章と音楽の波長が合っていたのもあるかも知れない。
中学時代、狭い町の中で暮らす私に外の広い世界を教えてくれた。
今もその時読んでいた本を見かけると思い出すし、曲を聴くと本の思い出す。

モモのような児童文学が凄く好きだったけど、エッセイなどを読み始めた。吉本ばななさんの本は、自分の言葉にできない感覚が溢れていてとにかくハマった。
そして図書館の同じエリアに置いてある本を読み漁った記憶がある。小さい町の図書館に足繁く通う。

漫画も好きだったけど、感覚的な事を綴るその本達に惹かれた。

今日たまたまMFCさんがCHARAさんの「70%夕暮れのうた」について呟かれているの見てそこから一気にタイムトリップした。

学校帰りの図書館、部屋にこもって読んでいた本、FMラジオを聴きながら過ごした日々。

友達はいたけど、なんとなく同級生としっくり馴染みきれないもやもやした気持ちを抱えていた。みんなが好きなアイドルにハマれず、映画とか音楽とか本に夢中だった。

そんな心持ちを思い出す。(とは言え、それなりに学校は楽しんでいた)

最近当時読んでいた作家さんや音楽に触れる事が増えた。当時は不安定だった自分のこころではあったけど、むき出しな状態で作品に触れていたように思う。
その時の気持ちをまた味わいたくなっている。

そんなノスタルジックな気持ちに戻された雨の日。

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