名チーム集結!3冠チーム特集!
今回は22-23シーズンのマンC3冠達成を記念して、3冠チームを特集しています。下記リンクを聞きながらご覧ください!
98-99 マンチェスターユナイテッド
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伝説のコーナーからの大逆転劇で3冠を達成したチーム。おそらくストーリー性はナンバーワン。実はスコールズが怪我でCL決勝にいなかった、リードを奪われていて終盤までもつれ込んだ、などの逆境をはねのけての優勝だった。
リーグ戦もアーセナルに勝ち点1差、79ポイントで優勝。
以前クラシックマッチを見た中では、ロイ・キーンのプレースタイルがブスケツ+デヨングだったことは報告しておきたい。
▼チームの概要
▼プレミアリーグ順位
▼試合別結果
08-09 バルサ
![](https://assets.st-note.com/img/1686670828775-J14vsLZYt4.jpg?width=1200)
ペップ初年度の伝説的なチーム。アンリ、メッシ、エトーで、メッシの偽9番も話題になったチーム。おそらく現在に最も大きな影響を及ぼしたチーム。
メッシのゼロトップは、実は奇策だった。ただ、ペップオリジナルでなく、どちらかといえばクライフバルサ、ハンガリーのプスカシュトップ起用が元ネタとのこと。
▼チームの概要
▼ラリーガ順位
▼試合別結果
09-10 インテル
![](https://assets.st-note.com/img/1686670842661-kyBMexOCBU.jpg?width=1200)
セリエA唯一の3冠チーム。モウリーニョ2年目の圧倒的な強さで、ペップバルサも準決勝で下している。
イブラとエトーのトレード、ルシオ獲得など、補強の成功も優勝の大きな要因だった。
選手として2年連続3冠を達成しているのはエトーだけなのでは?
▼チーム概要
▼セリエA順位
▼試合別結果
12-13 バイエルン
![](https://assets.st-note.com/img/1686670866508-DFIZws96gZ.jpg?width=1200)
ハインケスバイエルンでの3冠。バルサ相手には引いて守り、ゲーゲンプレスが得意なドルトムント相手には無駄に繋がないスタイルと、柔軟なチームだった印象が強い。ロベリー&ミュラー、マンジュキッチと、バイエルンらしい力強さ、スピードを兼ね備えたチームだった。
倒したチームはクロップのドルトムント、ペップ退任後のバルサ、コンテのユベントスと名チームばかり。
たしか、この時はドイツ新時代の幕開けと言われていた。この次のシーズンからはペップがバイエルンの監督に就任。
▼チーム概要
▼ブンデス順位
▼試合別結果
14-15 バルサ
![](https://assets.st-note.com/img/1688060619385-6IeVWcgs27.jpg?width=1200)
MSNでのカウンター攻撃、ラキティッチ中盤起用でシャビベンチなど、バルサらしくないバルサとして記憶されているチーム。ただし、強さは凶悪だった。
バルサのレアルマドリード化、もしくはFCメッシになる入り口になったタイトル獲得だと思う。ペップバイエルン、アッレグリユーベと時代を代表するようなクラブを倒しての優勝だった。
▼チーム概要
▼ラリーガ順位
▼試合別結果
19-20 バイエルン
![](https://assets.st-note.com/img/1686671123112-vmDEWS78IR.jpg?width=1200)
コロナの影響でリスボンで隔離して行われた大会でCL制覇。シーズン途中に監督がコバチからハンジフリックとなり、圧倒的なプレッシング、攻撃力を見せて優勝となった。アラバのCBへのコンバートも記憶に残っている。
パフォーマンス的には、歴代でもベストだったチーム。ただし、コロナ禍の影響か休養が長かったドイツ勢、フランス勢同士のベスト4となった大会だったことや、決勝トーナメントが1試合での試合になったこともあってのハイパフォーマンスだったのだろう。
▼チーム概要
▼ブンデス順位
▼コバチ試合別結果
▼フリック試合別結果
22-23 マンチェスターシティ
![](https://assets.st-note.com/img/1686671135554-zRe54dokiu.jpg?width=1200)
マンチェスターシティに、プレミアリーグの記録を塗り替えたハーランドがやってきたシーズン。シーズン中盤までは調子があがらなかったものの、偽CBストーンズの戦術がフィットし、アカンジら攻守両面に貢献できるDFがいたからこそ、トーナメント戦を勝ち抜けたという気もする。
倒した相手もRマドリード、バイエルンと名門を倒しているので、文句なしの優勝だったといえるだろう。
▼チーム概要
▼プレミア順位
▼試合別結果
とっさん的まとめ
バルサとバイエルンが並んでいるところを見ると、両チームともリーグ戦のライバルは、ほぼ1~2チームのみ。優勝争いが三つ巴になることがないようなリーグの状況があれば3冠を達成できるといった印象だろうか。
それでいくと、09-10インテルはセリエAをカルチョポリスキャンダルの影響で連覇中だったことは大きな助けだった。また、98-99マンUもリーグ戦でのライバルはアーセナルのみ。22-23シーズンのマンCも、途中で失速したアーセナルラのみがライバルであり、リーグ戦では少し余力を残して優勝できたといえるだろう。
おそらく、リーグ戦での”ゆとり”がなければ3冠を達成するのは難しく、それは自分たちだけでコントロールできるものでもない気がする。この中でリーグ戦でもぎりぎりだったのは98-99マンUくらいだろうか。
運というよりも、他力も必要なのが3冠チームではないかという印象だ。