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セルフカウンセリング④
前回のセルフカウンセリングで、以下の2つを行いました。
なぜ悩んでいるのかはっきりさせる
悩みやきっかけとなった過去を受け止める
にゃりぺよの死にたい原因は、ひとえに母親のことでした。
毒親な母親に育てられて自己肯定感が下がり、死にたさに繋がっていたのです。
悩みやきっかけとなった過去を受け止めることは難しいことです。
これには時間をかけて、死にたいほどつらい状態でも生きている自分を褒めることで受け止めました。
相手にどうしてほしかったか考える
これは本当につらいし、難しいかも…。
どうしてほしかったかなんて、考えるだけ無意味なようにも思えますよね。
にゃりぺよはとにかく死にたい現状から、少しでもマシになりたいと思っていました。
自分ひとりの時間も他人とすごす時間も、できればもう死にたい気持ちに左右されたくありませんでした。
そのためには過去自分を傷つけた相手、その行動を分析する必要があると思いました。
敵を倒すには敵を知る必要がありますからね。
にゃりぺよが初めて母親を嫌だと思ったのは、母親が性被害に遭ったにゃりぺよの味方をしなかったときです。
あれは一重に、母親ににゃりぺよの味方をしてほしかった。
具体的に言えば、にゃりぺよが何をされてなぜ泣いているのか、しっかり話を聞いてほしかったです。
にゃりぺよから目を背けた結果、母親は未だににゃりぺよが見ず知らずの男に犯されたのだと思っています。
さらに最悪なことに、母親は娘であるにゃりぺよが汚れた、世間体に悪い、自分が周囲に何か言われるかもしれないと思っています。
あのとき味方をしてくれていれば、母親はにゃりぺよがどんな目に遭ったのか正しく把握できたでしょう。
にゃりぺよも母親に失望せずに済みました。
それと、にゃりぺよが警察に虚言を疑われているとき、黙っていないでほしかった。
やっぱり他人から不当に責められているとき、親だけは味方してほしかったですね。
この経験は、にゃりぺよには味方がいないんだなと思うに十分だったので。
これをきっかけに、母親がにゃりぺよにこれまでもおかしなふるまいをしてきたことに気づきました。
母親はにゃりぺよが小学校高学年になるまで風呂に入れ、体を洗い、にゃりぺよが自分で風呂に入ろうとすると激怒しました。
きっと不安でにゃりぺよを支配、管理したかったんだろうな。
にゃりぺよは激怒する母親を見て、自分は他の子に比べて無能で使えなくて何もできないバカなんだなと思いました。
成長を認めてほしかった、これに尽きますよね。
小さいころに、母親に邪魔されることなく少しでも自立したかったな。
あとは母親がにゃりぺよの大会より、男とのデートを優先したときのこと。
普段から男優先なんだから、大会なんて大事な日くらいにゃりぺよを優先させてほしかったです。
一時期のにゃりぺよが無敵の人みたいな思想になっていたのは、これが原因のように思います。
そもそも愛されていないにゃりぺよが、男に母親を盗られて、全部男のせいに思えてかなり荒んでいました。
母親がにゃりぺよの進路に猛反対したときも。
にゃりぺよを手元に置いておきたい気持ちが透けて見えていました。
少しも応援してくれない母親を見て、にゃりぺよはとんでもなく親不孝者なんだなと思いました。
やりたいことを自分で見つけたことを、少しくらい受け止めてほしかった。
細かい出来事をあげればもっとありますが、心踏みにじられた大きな出来事でいえばこんなもんです。
総合していえば、自分本位ばっかりじゃなくて、もっとにゃりぺよを見てほしかったという感じだと思います。
今さらこんなことを言っても仕方ないし、あのころの母親には到底無理なことだったでしょう。
だからこれは、にゃりぺよが自分の人生を受け止めるために必要だったため思い出したにすぎません。
母親は親として不正解だったと思います。
でも思い出すと母親を反面教師に、息子への接し方を考えられるかなと思います。