解毒への近道
解毒するための近道は
・自分の親が毒親だと認識すること
・毒親と精神的、物理的に距離を置くこと
だそうです。
にゃりぺよは母親を毒親として認識していなかったものの、他の親と比べておかしいなと思っていました。
毒親だと認識したのはつい最近のことです。
しかし距離を置く、ということについては無意識のうちにやっていました。
にゃりぺよは実家を出てすでに10年以上が経ち、あまり帰省はしていません。
にゃりぺよが帰省すると、母親は喜びます。
にゃりぺよの帰省は親孝行でしょう。
でも身に沁みついた母親に気を遣うという行為はかなり心をすり減らします。
にゃりぺよは帰省のたび、帰りの飛行機で涙が止まらなくなり、その後の電車内ではずっと「死にたいな」と考えてしまいます。
そのため無理に帰省をするのはやめました。
死にたいと思うことはなかなか体力がいり、疲れて回復できないのであまりその状態になりたくないです。
家庭を持ってからは何かと理由をつけ、実家に戻っていません。
今の若い世代はとにかくお金がないと説明し、帰省の費用がなかなか貯まらないと嘘をついてまで戻らないことにしました。
とはいえ、にゃりぺよの母親は毎日欠かさずに連絡をしてきます。
にゃりぺよはどうしても母親の連絡にイライラしてしまうことがあり、その日の調子によっては返信しません。
母親はにゃりぺよが返信をしないと、困っていることがあるのかと問いただしてきます。
「連絡が苦手」というとその言葉をそのまま受け止めず、にゃりぺよが心の病にかかっているのだと疑います。
心の病ではありますがあんたのせいです、とは言えません。
なので母親から問い詰めるような連絡がきたときには、自分の心を守るために無視をします。
こうしてにゃりぺよは精神的にも物理的にも母親と距離を置くことに成功しました。
案外、距離を置いて時間が経つと、少しずつ毒が抜けていくのを感じます。
今後、母親が突撃してきたなんてことになったらどんな精神状態になるかわかりませんが…
今のところ、にゃりぺよは自分にあった方法で解毒に向かえていると思います。