他の人の毒親体験を見て
解毒が進むと、どんどんつらかった気持ちが鈍化していきます。
母親との思い出自体が遠ざかり、自分の今の生活だけが脳内のメインに据えられます。
そしてよく母親が毒親だったことを忘れてしまいます。
まるで自分が普通のまともな人間として育ってきたかのように勘違いをしてしまいます。
とくに他の人の毒親体験を知ったとき。
最近毒親について調べることが多く、他の人の体験談もよく目にします。
本当に胸糞悪くてつらくて「にゃりぺよの母親はここまでじゃないな…」と思います。
母親は暴力だけは振るわなかったので、親から暴力を振るわれていたなどの話はとくにつらいです。
きっと未だに実家に住んでいたら、にゃりぺよもまだ被害者の側だったでしょう。
そう考えると実家を出て、母親と距離を置いたのは正解だったと思います。
にゃりぺよが他の人の体験談を見てうちはマシだったと思うたび、記憶のなかの母親ももう少しマシな母親になっていきます。
にゃりぺよが離れたことを裏切りだと称する母親ですが、きっと母親にとっても美化されるのはいいことでしょう。