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ChatGPTでサクッとWeb記事を5本作成してみる
ChatGPTを使えば、ブログなどの記事を丸まる作成できるというのでどんなものかと思って試しにやってみました。今回は、なるべく簡単なプロンプトでどこまでできるかの実験です。
facebookグループ「ChatGPT & BARD ユーザー研究会」に投稿されていたやり方を参考にしています。
まずは、以下のプロンプト(オリジナル版を少し改良しています)を使って、Web記事5本分のタイトルと内容をChatGPT4に考えてもらいます。
あなたはとても優秀なWebライターです。
以下のテーマ1~2についての記事を5本書くことになりました。
#テーマ1:デザイン思考
#テーマ2:イノベーション
SEOに強い魅力的なタイトルを5個考えてください
細かく深掘りした内容も入れてください
出力されたのが以下の5つの記事タイトルとその内容です。
タイトル:「デザイン思考で革新を生み出す!5つの実践ステップと事例紹介」
内容:デザイン思考の基本的なプロセスである共感・定義・発想・プロトタイプ・テストの5つのステップを詳しく解説し、それぞれのステップで成功した企業やプロジェクトの事例を紹介します。
タイトル:「イノベーションを引き出す!クリエイティブなアイデア発想法とツール」
内容:イノベーションを生み出すためのアイデア発想法やツールを紹介し、それらを活用した企業の成功事例やワークショップのアイデアを提案します。
タイトル:「デザイン思考とイノベーションの関係性-成功をもたらすシナジー効果とは?」
内容:デザイン思考とイノベーションがどのように連携し、相互に影響を与えるのかについて解説し、この関係性を活かした実践例や成功事例を紹介します。
タイトル:「イノベーションを促す組織文化の醸成方法-トップ企業の秘訣を探る!」
内容:イノベーションを促進する組織文化を築くためのポイントや、そのような文化が根付いているトップ企業の事例を分析し、成功の秘訣を紐解きます。
タイトル:「デザイン思考がもたらす社会的インパクト-持続可能な未来を創るためのアプローチ」
内容:デザイン思考が持続可能な開発目標(SDGs)や地域課題解決にどのように貢献できるのかを検証し、そのアプローチを取り入れたプロジェクトやイニシアチブの事例を紹介します。
どれもそれっぽいタイトルで実際に存在しそうです。次に各タイトルと記事内容に沿った文章を以下のプロンプトでつくってもらいました。
あなたはとても優秀なWebライターです。
以下のタイトル、SEOに強い記事を3000文字で書いてください
出力はそのままコピペできる形式で書いてください
#タイトル:
「デザイン思考で革新を生み出す!5つの実践ステップと事例紹介」
#内容:
デザイン思考の基本的なプロセスである共感・定義・発想・プロトタイプ・テストの5つのステップを詳しく解説し、それぞれのステップで成功した企業やプロジェクトの事例を紹介します
タイトルと内容の部分を書き換えるだけで使えます。オリジナルの作者いわく「出力はそのままコピペできる形式で書いてください」というのがポイントとのこと。
出力が長くなるとChatGPTが途中で止まるので、その場合は「続けて」と投稿すれば続けて出力してくれます。そうして完成したのが以下の5本の記事です。
記事5本分の原稿をChatGPTで生成する時間は数分から5分程度。生成された原稿のテキストをnoteに貼り付けて記事として整えるのに要する時間が約30分くらいです(トップの画像作成、見出しの設定など含む)。当たり障りのない説明的な記事だとしても、これはヤバいですね。
今この瞬間も世界中で、ChatGPTによる記事が大量に生成されているハズ。その多くが人間によって間違いが修正されているとすれば、近い将来AIが生成する文章の精度も急速に高まっていくことでしょう。
今はWebメディアやWebサイト、コンテンツプラットフォーム向けに、ChatGPTが生成した原稿を人間がコンテンツ化していますが、AIのアウトプットの精度が究極的に高まったとしたら、メディアやサイトは不要になりそうです。
そうなると、まるで映画「her/世界でひとつの彼女」の世界です。
将来、人間が入手する情報は、その瞬間にAIが生成する動的なものになるのかもしれません。文章も画像も動画もVR空間も。そうなるともう映画「マトリックス」の世界ですね(笑)