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ウルトラマンブレーザー感想#13『やだーっ終わらないでブレーザー!』

 ブレーザーが終わってしまう。その寂しさ、悲しさから、今日まで文章を書き殴ってきた。

※ この記事には番組に対する不満や杞憂に関する記述が含まれます。


「月面に到達したサードウェイブ、宇宙爆弾怪獣ヴァラロン。
 これを撃滅せんと、それぞれの決意と覚悟を胸に戦士たちは宇宙へと飛び立つ。
 次回ウルトラマンブレーザー、『第3波接近襲来』。生きて再び大地を踏むことはできるか?」

ウルトラマンブレーザー第24話次回予告より抜粋

「明かされた真実。迫りくる彼方からの使者。
 SKaRDが、ウルトラマンブレーザーが、人類の命運を賭けた戦いに赴く!
 次回ウルトラマンブレーザー、『地球を抱くものたち』。そこに、未来への答えはあるのか」

ウルトラマンブレーザー第25話(終)次回予告より抜粋

 あと30分しかない。
 あと30分しかない。
 ウルトラマンブレーザーが、あと30分で終わってしまう。

 最終話で達成しないといけない課題は多い。試しに挙げてみる。

・月を破壊し地球にぶつけようとした『宇宙爆弾怪獣ヴァラロン』を撃破する
・地球に迫る『ヴィジター99』に何かしらの解決策を提示する
・地球防衛隊に巣くう黒幕ドバシの企みを阻止する
・ていうかブレーザー死んじゃったんだけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 というか、ブレーザーが終わってしまう。
 怪獣をメインに据えて半年やってきた『ブレーザー』が終わってしまう。

 不満点がないわけじゃない。アースガロンの単独撃破は最終話直前になっても果たされなかった。このまま復活したブレーザーと一緒にヴァラロンを倒すだけで、溜飲が下がるとは思えない。
 最終回前に変身できなくなる展開はいくらなんでも毎年やりすぎだと思う。ブレーザーらしさを出すなら、ブレーザーがいなくなったことでゲント隊長がどんな感情を抱くのか丁寧にやってほしいが、その時間があるとは思えない。
 それと、タガヌラーさんには最高の見せ場があったが他の地球怪獣の活躍ももっと見たい。ニジカガチさんとかゲードスくんとかモグージョンさんとかニジカガチさんとかニジカガチさんとかニジカガチさんとか。ていうか宇宙怪獣ももっと見たい。バザンガさんが第一話の一回きりなんてもったいなさすぎる。

 だからこそもっと続いてほしい。だが、恐らくこの挑戦は今年きりだ。特撮ヒーローが二年目に続投するのは、本当にレアなケースだ。

 あと30分で終わってしまう。それをまだ、私は受け止めることができない。
 どんな結末を迎えても、明日の放送が最後だ。

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