アメリア・ワトソンと過ごした最後の10日間
■はじめに
ホロライブEN所属のVtuber「アメリア・ワトソン」についての記録になります。2024年9月20日に「配信活動終了」の発表があってから、10日間の私の思い出を、できるだけ時系列でまとめたものになります。
以下、前提や注意点などを箇条書きにします。
・本文は長いものになります。サイドバーなどで察して頂きたく思います。
・アメリア・ワトソンに対する表現は
「アメちゃん」「アメリア」「Amelia」「Ame」「ame」
のように、複数の表現をしている箇所がありますが、すべて同一人物です。
・私自身、アメリアの配信を全て追えていたわけではありません。
空白期間も多く、彼女の活動すべてを知っているわけではありません。
・文章をまとめる力に乏しいため、読み苦しいところが多くあります。
・ほかのホロライブ所属Vtuberや他社Vtuber個人Vtuberの話も出てきます。
アメリア以外のVtuberのついての深い説明は極力割愛したいのですが
記録をつける都合上、ある程度説明がある点はご理解ください。
・Youtube動画や他サイト記事へのリンクを貼っている場所がありますが
切り抜き動画などへの直接リンクは避けています。
・基本的には私の悲しみを語る場として、本記事が構成されています。
暗い話が多いです。
・未来に対して前向きになろうという結論にはなっていません。
・現Xのことをツイッター、つぶやいていることをツイートと表現していることが多いです。
では、本編です。
■アメリア・ワトソン(アメちゃん)とは
「そっからぁ!?」って話からです。そこからです。
アメちゃんは株式会社カバーのホロライブグループ「ホロライブEnglish」
所属のVtuberです。
Youtubeでの初配信日は2020年9月13日。
2024年10月1日をもって配信活動を終了しました。
ホロライブEnglish(以下ホロEN)1期生にあたり、ホロライブ発となる英語圏向けVtuberとしてデビューしました。
ホロライブとしてオーディションを受けたきっかけは、当時のホロライブJP(以下ホロJP)の切り抜き動画にハマっており、自分もみんなを楽しませる存在になりたいと考えたためと語っています。
デビューをしたとき(2020年頃)は、Vtuber自体が海外への認知度がそこまで高くはありませんでした。
他社のにじさんじプロジェクトも海外進出を少し行っていた時期になりますが、海外はともかくとして日本国内への認知度が低く、少なくとも私は受け入れにくいと感じていました。
そこに2020年、ホロENとしてアメリアは英語圏向けVtuberとしてデビューを果たします。
そして、爆発的人気を博することになるのですが、切っても切り離せないのが、同期のホロEN1期生のなかの「がうる・ぐら」ちゃんの存在です。
通称サメちゃん。「あ、知ってる!」という人も多いと思います。
サメちゃんはアメリアの同期です。
ホロEN1期生は、5名が同時にデビューしておりグループ名を
「Myth(マイス:日本語で神話の意)」として配信活動を開始しました。
サメちゃん(がうる・ぐら)は、デビューして直後、突出した人気を博しました。
ツイッターの最初の投稿は「a」のみ。そしてデビュー配信で「a(あ)」とだけ発言し、またローディング画面になるという放送事故が起きます。これが日本を含め海外全体にミーム汚染を引き起こしていき、Vtuberという存在自体を世に広める結果となります。
サメちゃんの快進撃については以下の記事をご参考ください。
話を戻して、私自身の記憶も曖昧なのですが、ホロEN1期生を知ったきっかけがおそらくサメちゃんだったと思います。そして同期5名の存在を知りデビュー動画をすべて見に行きました。そこで、アメリア・ワトソンに出会ったのです。
ですので、私はリアルタイム配信でアメリアと出会ったわけではなく、デビュー動画アーカイブを見て知った勢ということになります。
まとめますと、アメリア・ワトソンは英語圏向けVtuberとしてホロライブから排出された5名の中の一人であり、ホロライブEnglish「Myth(神話組)」というグループの一員です。
■壁の話
アメちゃんは、金髪碧眼キャラとしてなび先生がデザインをされています。
金髪碧眼の女の子って、みんな好きですよね。
でも胸は結構あるんです。なのでロリではないんです。
う~ん、惜しい……。
いや、
オタクくん、2次元キャラにしっかり歯が描写されてると嬉しくなるわけ。
つまり、「最強」です。全世界一位です。
まぁ、それはそれとして。壁の話です。
結論としては、「言語」と「時差」の壁です。
◇言語の壁
英語圏向けVtuberとしてホロライブに応募したということもあり、少しだけ日本語は分かるのですが、アメリア自身はデビューして4年経ってなお
「私の日本語はダメだ」というのです。
2024年10月現在、ホロENは約20人を数えます。
時系列が前後してしまい申し訳ないのですが、
海外拠点をインドネシアにおいた、ホロライブインドネシア(以下ホロID)のメンバーも海外で活動しており、海外を拠点としたVtuberデビュー順は、
・ホロID1期生 → ホロEN1期生(Myth) になります。
ホロEN、ホロIDのメンバーの総数は約40人(2024年10月現在)になります。
なぜこのような海外の話をするかと言うと、基本的に「英語」を共通語として活動しているからです。そりゃそうじゃ。なんですが、
海外ホロライブメンバーそれぞれの
・英語の聞き取りやすさ
と
・日本語の読解能力
がかなり違うのです。
これは、2020年にアメリアが所属する「Myth」がデビューした時は、私は特に問題視していませんでした。
まず人数が5人であることから、高校英語リスニング程度ができるレベルであれば、単語と単語のつながりのニュアンスで、なんとなく意味が分かれば問題ないと思っていたからです。
また、当時はその人気で早い段階から和訳された切り抜き動画が作成されていたため、「何を言っていたのか後で確認すればよい」というスタンスで接していました。
そして、彼女たちが私たち日本人に向けて喋る日本語に愛嬌があり、可愛さを感じることもできました。
誤解がないように付け加えますが5人それぞれ扱う言語レベルが違います。
(下記、非公式wikiより引用)
お分かりいただけたと思いますが、アメリアの使用言語に日本語が含まれていません。逆にキアラはマルチリンガルで、デビュー当時から日本語は堪能でした。
アメリアは日本語が話せず、自身のチャンネルで日本語勉強配信なども行っています。すごく可愛らしいです。
【Japanese Practice】please teach me!(2020/09/15配信)
ワルシャワ!?
この配信はとても好評であり、
「生粋の日本人である私が、もし拙い英語を外国ニキネキに披露すると、どのように聴こえているのだろう?」と考えさせられる配信でもありました。
では、アメリアが話す英語について。
ホロライブEN公式のYoutubeチャンネルで公開されている
以下の動画を見ていただきたい。
字幕切り替えで日本語字幕もありますが、まず字幕なしで見てみよう。
【#ENreco】Recollection - Watson Amelia【Animation】(2024/09/05公開)
字幕なしでどれぐらい聞き取れましたか?
収録音源であることもあるとは思いますが、なんとなく意味が伝わってくるレベルの英語ではないでしょうか?
基本的な単語はハッキリ発音されている。
ただ、たまに早口になるところで何を言っているのか分からない所がある。
実は、普段の配信(特に雑談配信)を見てみるとネイティブ英語とは言わないが、結構傾聴しないとアメリアの英語を全て聞き取るのは難しい。少なくとも私はそう感じました。
面白い記事があったので引用させていただきます。
この記事のなかで、アメリアの英語難易度は「中級」として取り扱われています。
これが、言語の壁の話です。
加えて、ぐらの英語は「上級」として、聞き取りが難しいと評価されています。彼女たちと上手く接するためには、英語のリスニング能力が問われるのです。
(アメリアとぐらは仲が良く、「amesame(アメサメ)」という名タッグとして親しまれています)
ホロENを長く追っている人たちの中には、「彼女たちの言っている言葉を理解したい」ということで、英語学習をしたという人も少なくありません。
ただ私は、この言語の壁に大きくぶちあたってしまい、配信視聴頻度が減ることになっていきました。
◇時差の壁
時差の壁は、もうそのままの意味です。
アメリアの住む場所と日本との時差は JST-16 です。
彼女が主に配信を行う夕方~夜にかけての時間は、日本でいうと朝~昼の時間帯になるのです。この時間は、私は仕事をしている時間帯です。
基本的にはリアルタイムで視聴することができないのです。
幸い、昨今のテレワーク普及のおかげで軽い配信なら仕事中に見ることができました。しかしほとんどの平日は見ることはできませんでした。
この時差の壁は突破する方法はほぼありません。あるとしたら移住ですね。
面白いのが、ホロENの中には日本移住を果たした人もいます。ホロEN2期生ハコス・ベールズ(通称べーちゃん、ハコ太郎)が代表的な印象です。
長くなりましたが、ここまでが本編への序章になります。
アメリア・ワトソンと過ごした最後の10日間を記録するうえで、最低でも知っておいていただきたかったことを記載しました。
・アメリア・ワトソンという人物
・同期であるMythメンバーの存在
・私自身が抱えていた壁の存在
そして繰り返しにはなりますが、この記事は冒頭の箇条書きに示した通り、最後の10日間を過ごしてなにかしら一定の結論に至ったというオチにはなっていません。
基本的なお話は「起承転結」で構成されると思いますが、この記事は「結」が抜けています。こういうやつもいるんだな程度で読了して頂ければ幸いです。
ここから先は、日付を記載し、
時系列で何が起こり、何を思ったかを淡々と述べていきます。
最後の10日間と銘打ってますが、2024/9/13からの雑日記を交えた記録になります。楽しいことや、めでたい事もあり、書きたいことを書くので
話が大きく逸れる日があります。そこは読み飛ばしてもらって構いません。
■2024/09/13
この日は、アメちゃんのデビューからちょうど4年となる日です。
【4 Years of AME】Happy 4 Years! YIPPIE ! ! Reminiscing and Archived Karaoke~(2024/09/13配信)
デビューを果たしたおなじみの探偵事務所で行われた、4周年アニバーサリー配信です。
この配信では、現在のVtuberが行っている「今週1週間のスケジュール」を公開する文化は、我々Mythから始まったと自信をもって発言しています。Mythというより、まずアメリアがMythメンバーに対してボイスチャットで「みんな、スケジュール作ってる?」と尋ねたそうです。今はMyth全員が行っている文化ですね。
そして、カラオケが始まります。
私はこのアメちゃんの「カラオケ(Karaoke)」が特に好きでした。
日本のVtuberだと「歌枠」としてのニュアンスでしょうか。このカラオケ表現が、海外の定番なのかは分からないのですが、アメリア、キアラなどが海外ニキが日本を訪れたときのおすすめスポットとして「カラオケ」を挙げています。
さて、アメリアのカラオケ配信ですが、基本的にはアーカイブに残らない”Unarchived Karaoke”を行うことが多かったのです。メンバーシップ会員限定で歌っている配信も残っていますが、実はそれも数が多くありません。
(Youtubeで検索すると「Unarchived Karaoke」としてアメリアのカラオケ動画がアップロードされているものがありますが、無断転載の類なのでご注意ください。)
彼女のカラオケは、記念日、コラボ、周年アニバーサリー、突発カラオケなどで基本的に披露されてきました。海外の有名曲を中心に歌っていますが、日本の曲も歌っています。というより、アメリアはアニメ、マンガのオタクなので、その辺のアニメソングは大好きなのです。この記事の言語の壁の項で貼った「【Japanese Practice】please teach me!」の動画内でも途中で「ぽっぴっぽー」と口ずさんでいます。「ぽっぴっぽー」はラマーズPさん作曲のボカロ楽曲ですが、同じくラマーズPさんが作曲した「おちゃめ機能」もたびたび歌っていました。
ホロライブEN公式のYoutubeチャンネルで、ホロEN11人(2022年当時)が歌ってみた「おちゃめ機能」の動画が公開されています。
【おちゃめ機能】ホロライブEnglishが吹っ切れた【11人で歌ってみた】(2022/01/01公開)
MVがとてもかわいらしく、私もかなり好きな動画です。
2024年10月現在で1500万再生を記録しています。
私がどこかでみたデータで、出典や信憑性に欠けるのですが、
ホロライブENのリスナーの、海外と日本の比率が7:3だそうです。
この「おちゃめ機能」のMVにつけられているコメントをみると、だいたい比率は同じような感じという印象を受けます。
私はアメリアのカラオケ配信が好きだったと書きましたが、英語が分からない自分でも、「この歌は有名だから聴いてて楽しい」「がんばって日本の曲うたってくれるのが愛らしい」という気持ちがわき、これは言語の壁を乗り越えて楽しめるエンターテイメントでした。
アメちゃん、4周年おめでとう!!YIPPEE!!
これからも応援するよ!
という1日でした。
■2024/09/14
ホロEN公式ツイッターから、9月12日にツイートがありました。
9月14日20時、Mythの4周年記念ライブが行われます。
土曜日の20時とかめっちゃありがたい!と思っていましたが
しっかり 20:00 PDT と記載してあります。
日本と16時間の時差がある表記です。
つまり、日本の14日は特に何もなかったのです。
(実際自分のツイッターを遡ってみると、完全にこのライブの存在を忘れてたみたいです。)
このライブ告知画像にハッシュタグがあります。
「#myth4EVER」
これは「myth forever」→和訳「mythは永遠」
そして、foreverのforeを4周年である「4」とかけたハッシュタグです。
エ、エモい。。。
実は、3rd liveの時、チャット欄で同じことを書いてる方がいました。
それは、ただ単純に4年目を迎えるMythの活動を応援する意図があり偶然重なったものかもしれません。
ともあれ、うまいハッシュタグだなぁと感心しました。
そして、時差は16時間であるため、ライブは明日開催されます。
■2024/09/15
ホロEN公式ツイッターからツイートがきました。
えっ、今日15日だよね?開始は午後8時だよね?
Live starts soon!ってなに!?
ここでようやく、時差の表記の存在に気付きました。
私が思っていた14日20時は、15日12時だったのです。
でも、今日は日曜日、助かりました。ツイートに気付くことができ、問題なくライブを視聴することができました。
【#myth4EVER】hololive English -Myth- 4th Anniversary Concert: The Show Goes On!(2024/09/15 配信)
キャー!!めっちゃくちゃかっこいい~~!!
配信開始時間もちょうどよく、日本ニキもチャットにたくさんおる!
アニバーサリーだ!最高!!myth4EVER~~~~~~!!
Myth5人が揃った3Dライブが見れるというだけでも感動もの。
英語圏向けVtuberとして4年間活動し続けてこれたのは、ひとえにメンバー間の絆と、ファンからの応援だったのは間違いありません。そこに立っている彼女たちは、間違いなく世界のアイドルでした。
Vtuber過渡期に排出されたMythは、はっきり言って実験体でした。しかし、24年10月現在、Vtuber登録者数トップに名前を連ねるのはホロライブとMythを含む海外ホロライブのメンバーなのです。
ですが私は株などの知識に疎く、カバー株式会社(ホロライブ)が事業全体として成功しているかはよく分かりません。
脱線しましたが、この4周年記念ライブも盛況に終わり、ハッシュタグの「myth4EVER」もファンの心に定着しました。
■2024/09/16~18
好きなYoutubeチャンネルを見たり、ゲームする日々。
この期間で、ソーシャルゲームの団(ギルド)つながりで、Vtuberを知る友人ができました。聞くと、かなりの古参のVtuberオタクで、Vtuber黎明期からかなり見ていたらしく、だいたいの話が通じました。私が近年、そういったVtuberを見ている人との交流をしてこなかったため、新しいつながりができたように感じて嬉しかったです。
■2024/09/19
9月19日は私にとって特別な日です。
T.M.Revolution 西川貴教さんの誕生日です。
西川さんは私の人生を構成付けしてくれている人物で、この人のためなら死ぬ事が可能という感じ。語ると長くなりますし少々脱線してしまうのですが、毎年この時期に野外フェス「イナズマロックフェス」というイベントが滋賀県で開催されます。私は毎年友人と2人でこのイベントに参加するのが恒例でした。ですが、今年は私の体調やスケジュールが怪しく、参加を見送りました。フェスは21、22日に開催され今年も盛況に終わったようです。
最近の音楽イベントは、ご時勢もあり電子チケット(配信)などで自宅に居ながらしてパソコン、スマートフォンから視聴することができ、なんなら見逃しても1週間アーカイブで残り続け、振り返って何度も視聴することができたりもする。
便利な時代だと思いながらも、ライブ、コンサートというものは現地でその熱量を浴びて思い出に浸るのが一番の楽しみ方だと思っています。なので、今回のライブに参加しないことは今後かなり後悔することになるんだろうなと思いました。(この翌日、アメリア・ワトソンの配信活動終了発表が発表されたため、通年通りライブに参加していた場合、どのような心境であったかは想像できませんが……。)
■2024/09/20(宣告の日)
~15時30分~
アメリアのチャンネルから配信通知がスマホに届きました。
まぁ、おかしな時間帯での通知です。
散々書いてきたが、彼女と日本の私たちには16時間の時差があります。
この通知の異変に、すぐ気付くべきでした。
結局、私はこの通知をいったん無視し、仕事に戻りました。
~16時~
ホロライブプロダクション公式から発表がありました。
は?
?????????
「VTuberグループ「ホロライブEnglish」所属のワトソン・アメリアが2024年10月1日をもちまして、YouTube等のプラットフォーム・SNS上における配信活動やライブイベントの開催、定期的な新規グッズの販売等をはじめとする定常的な活動を終了することをお知らせいたします。」
状況が飲み込めないなか、しばらくして
先ほどのアメリアからの通知を思い出し、急ぎYoutubeを開きました。
動画タイトルは「A Short Talk」。10分に満たない配信でした。
A Short Talk(2024/09/20配信)
リアルタイムで配信を見ていたリスナーは何の配信が始まったのか戸惑っていました。基本的にはリスナーが「眠っているはず」の時間帯だからです。
そして、チャット欄のリスナーは「Hi、Ame」「どうしたんだい?」と語りかけます。
アメリアは、少し時間をおき、話を始めます。
いつものアメリアの明るい声のトーンではありません。
Ame「Sorry」
これから何を言おうとしているのか、その時は混乱していたため、
私は「アメ、謝らないで」と強く思っていました。
Ame「I wanna thank you guys you know for the last four yeas.
I really wanted everyone to have like a good time」
(この過去4年間のみんなにありがとうって言いたい。)
(私はみんなに楽しい時間を過ごしてほしいと思ってた。)
Ame「celebrating a really big milestone for myth」
especially this last month so thank you again」
(Mythが達成した大きな功績をお祝いしたり。)
(特にこの最後の月は本当にありがとう。)
Ame「I'm announcing the conclusion of my Amelia Watson's General」
(アメリア・ワトソンの活動を終了することをご報告します。)
全てが確信となり、私の体は固まってしまいました。
チャットは「No」「Please no ame…」など悲痛の叫びで包まれていました。
アメ「9月30日が私の最後の日。活動を終了する日になります。
あと11日あるね。公式で後から正式に発表があります。」
そして、この配信が終わった20分後である16時に公式発表がありました。
アメリアはこの「A Short Talk」配信の冒頭で、日本のこの時間に合わせる必要があったと言っています。これは、9月20日が金曜日であり、この午後のこの時間帯が東京証券取引所が閉まった時間帯であったからと言われています。真偽は定かではありません……。
この日のツイートはここまでです。
ツイッターでは「活動終了」の文字がトレンドに挙がっていました。
この記事を書くために、改めてこの発表動画を見ました。
ずっと「2度と見たくない」と思っていました。ですが記事に落とし込む上で、曖昧な記憶で記事にするべきではないため、もう一度最初から見返して記事を書いています。
涙が出る。
この日、先日できた友人に「応援しているVtuberが離れてしまう」と話すと「アメちゃんか」とかえってきました。私は「ホロライブを卒業するわけではなく、所属しているだけでもありがたい」と語りましたが、これは完全に自分自身への慰めでしかありませんでした。私の悲しみの理解を他人に強要するべきではない。そこからは、アメリアの話題は出さないようにしました。
そして、別れへの実感もなかったという気持ちもあったと思います。
9/15にMythの4周年記念コンサートがあったばかりだし、ホロライブGTAというコラボ企画にも参加している。こんな発表がされるなんて誰も思ってはいなかったはずです。
この日から「アメリア・ワトソンと過ごした最後の10日間」が始まりました。
■2024/09/21(残り10日)
宣告の日が明け、翌日。
朝7時からライブ配信が始まりました。
【Chatting Stream】Discussing Stuffs(2024/09/21 配信)
私はこの日寝坊してしまい、配信は最後の30分しか参加できませんでした。
アメリアは、まず昨日の発表について説明します。主な海外リスナーは基本的に眠っている時間帯だったので、アーカイブで昨日の配信を見て驚いたであろうリスナーに向けて説明をしました。
そして今までプレイしたゲームの振り返りや、今後の配信予定について説明をしました。
といっても、このタイトルにある【Chatting Stream】は、チャット欄のみんなと会話、雑談をするときにいつもつけられる配信です。【雑談枠】という位置づけですね。
陽気な音楽とともにジョークも飛ばします。
実はアメリア・ワトソンは、ホロライブの中でもかなり上位にくる毒舌家かつ狂人として有名です。Fワード(Fu〇k you等)を発することや、ゲームがうまくいかなかったとき台パンしたりして画面が真っ暗になることなどは日常茶飯事です。アクション系のゲーム配信をみれば、だいたいどこかで叫んでると思います。興味があったら見てみてください。
この動画の主題は、先に書いた通り昨日の発表の説明などですが、「質問などにはすべて回答する」「スーパーチャットはひとつ残らず読み上げる」「配信活動休止までの予定はもう立ててある」というものも含まれています。
約4時間の配信でしたが、過去のアメの配信の中で一番、「Thank you」「ありがとう(日本語で)」の言葉が多かった配信だったのではないでしょうか。リスナーからの「ありがとう」のチャットも多かったですね。
昨日の発表が嘘かのように、始終明るい雰囲気で配信は進んでいきました。
Vtuberの魅力というものは、即時性のある双方向性コミュニケーションです。アメリアは、この双方向性コミュニケーションを特に大事にしていました。これは、アメリア自身がデビュー当時からリスナーと一緒に楽しむ配信を心がけていきたいという、一貫した意思があったからです。
Vtuberに限った話ではなく、リアルタイム配信を主体とした配信者と相互につながることができるチャットというツールはとても便利です。もちろん、チャットにコメントを打ち込んだことがない人、打ち込みたくないという人はいますが、私はどちらかというと積極的にチャットにコメントを打ち込むタイプの人間でした。Vtuber黎明期では、友人に「どこに行ってもあんたのコメント見かけるよ」と言われるほどでした。
ただ、アメリア配信ではほぼチャットでコメントを打ち込んだことがありませんでした。理由は単純で、即座にアメリアの話す英語が理解できず、理解できたとしても、英語でコメントを返す必要があったためです。
また、私自身の名前が日本語であるため、英語を主体とするアメリアに対して可読性が悪く、チャット欄も英語で流れているため、かなり浮いて見えるてしまうのです。これに関しては、海外配信者のリスナーはだいたい対策を行っており、例えば、名前が「たかし」であれば「たかし(tahashi)」という風に()内でローマ字表記等にすることで、少しでも読みやすくするという処置をとっていました。それでも、ことアメリアに関してはこのローマ字表記もすぐ読解することは難しかったようです。
そして、アメリアが配信活動終了することを発表し、残り10日という限りなく短い期間のなかで「少しだけでも」という気持ちでチャット欄にコメントをするようになりました。(ちなみに私自身の名前をローマ字表記に変更するということは最後までしませんでした。)
話を戻し、この日のアメリアのライブ配信は約4時間ほどでしたが、本人が昨日あまり眠れなかったことなどもあり、アメの「See you(また会いましょう)」の言葉ととも配信は終了しました。
本当に昨日の配信が嘘であるかのように、いつも通りの明るい雰囲気の配信でした。
この日9/21のアメリアの配信はこれだけではありませんでした。
ホロライブGTAというコラボ企画に参加していたため、2回目のライブ配信が行われました。
【#holoGTA】 HELLO HOLOSANTOS (,, ・∀・)ノ゛(2024/09/21配信)
hololive GTA (以下ホロGTA)は「2024/09/17~09/23」の期間に行われたホロライブ内のコラボ企画です。企画内容やルール等についての説明は割愛させていただきます。
この企画に参加しているメンバーはホロJP、海外ホロライブメンバーが越境しています。Mythでは、カリ、イナ、アメリアが参加しています。キアラとぐらは参加していません。
このGTAコラボ企画の詳細なルールは私は把握していませんでしたが、とにかくGTAというゲーム自体はめちゃ治安が悪い街を好き勝手に行動できるというゲームで有名ということは知っていました。ナンバリングは違いますが、昔友人の家で遊んだ記憶があります。
このライブ配信はとても面白いもので、真面目を装った(※そもそもいつも装ってはいない)狂人アメリアっぷりが存分に発揮されています。人を殴る、車を蹴るなどはお手の物。めっちゃ口も悪いですし、悪い笑い声も出します。アメリアのこの小悪魔地味た笑いも私が好きなポイントですね。
そして、ライブの冒頭から約11分、車と銃を探すために走り続ける彼女にあるアクシデントが起こりチャットは大爆笑の渦に飲み込まれます。この部分は動画内で「リプレイ回数が最も多い部分」としても確認することができますので、その部分だけでも見てみる価値はあるかと思います。是非。
日本語をしゃべることが苦手なアメリアが、必至に日本語でホロJPと交流しようとする姿はとても可愛らしく健気なものでした。まぁ、一人で行動しているときは、F〇ck!、S〇it!など暴言吐きまくりでしたね。通常営業。
普段ほとんどホロライブを見ていなかった私だったので、JPと海外メンバーが交流できているのを見るのは新鮮でした。ホロGTAでアメリアの職業は市民(フリーター)でしたので、好き勝手に動き回ってゲームを楽しんでいるところが印象分かかったですね。キノコ狩り、スプレーで落書き、カジノでギャンブルに明け暮れるなどやりたい放題でした。
そしてアメリアのホロGTA参加はこの日が最後となりました。ホロJPと交流した大型のコラボとしてもこれが最後です。あまりにもいつも通りのアメリアのライブ配信だったので、当時は気軽に見れていました。ですが、振り返ると、JP勢との交流はこれが最後で今後この光景を見ることはもう無いものであったと考えると、アメリア自身がホロJP勢に向けて一生懸命に話していた日本語のひとつひとつが全て最後の思い出作りであったと考えてしまうと、こみ上げてくるものがありますね。もちろん真意はアメリア本人にしか分からないことですが、アメリア自身と、リスナーの心に今後も残り続ける良い配信だったと思います。
この配信の終了時刻は日本時間で22日に入ってすぐの時間帯。アメは「次の配信はだいたい6時間後くらいかな」ということで配信を終えます。次の配信はメンバー限定配信になります。
■2024/09/22(残り9日)
眠る時間もありません。
【Member Stream】hiii!!!(2024/09/22配信)
(メンバー限定配信のためサムネ等は割愛)
ライブ配信は9/22の朝7時開始。
メンバー限定の配信内容ってどこまで言っていいんですかね。
わからないので、とても良かった、という感想だけ。
24年11月からはもう見れなくなります。今何月でしょうか?
話が逸れますが
Vtuberの卒業により、youtubeで公開されていた動画のアーカイブが残っていたり残っていなかったりします。企業所属や個人活動で勝手も違うようですが、基本的には卒業するVtuber本人の意思が反映されるようです。
アメリアは「配信活動終了」というかなり異例な形だったので、この部分はどうなるのだろうと不安に思っていました。結局、現在もアメリアの動画、ライブ配信のアーカイブは全て残っています。「企業としてアメリア・ワトソンは所属し続ける」ということなのでこういう形になっているのでしょうかね。
でもかなり助かりますね。いつでもアメリアを思い出すことが出来ます。
いや、正直、逆に生殺しにされている気分もありますね……。このあたりは、自分自身の思いがうまく言語化できないため、ちょっと伝えづらいところではあります。
日本国内で直近で話題になった出来事があります。
同じホロライブ所属の「湊あくあ」さんの卒業です。
湊あくあさん(以後敬称略)は、2024年8月6日のライブ配信、「大切なお知らせ(残念なほう)【湊あくあ/ホロライブ】」で同年8月28日をもってホロライブを卒業することを告げました。
私はホロライブの歴史を語れるような身分ではありませんが、ホロライブ最初のVtuber「ときのそら」さんが活動をし始めた時期からVの沼にはズブズブだったので、湊あくあは当然知っています。ホロライブの顔といっても差支えないでしょう。そんな湊あくあの突然の卒業の報告の話題性は凄まじく、Vtuber業界に激震が走りました。というより2024年のVtuberの報告はいろいろバグっています。確実に悪い意味で歴史に残る年です。
8月6日の湊あくあの卒業発表の配信はリアルタイムで見ていました。8月28日に卒業するということがあまりに急だと感じたのですが、卒業まで約20日の残り時間がありました。
私は湊あくあの配信活動の残り20日に本気で向き合ってはいませんでした。「推し」という概念をご存じでない方は一度調べていただきたく、説明を省きますが、もし「湊あくあ」を”最推し”としているリスナーにとって、配信活動終了までの20日間はどのような心境だったのでしょうか。想像がつきません。
まわりくどくここまで書きましたが、何を話したかったのかというと、アメリアが「配信活動終了」を報告してからの残された時間の「10日間」は、私の中でほぼ毎日が地獄のような日々だったということです。
上手く言語化できなかったのですが、ひとつの表現方法として
「飼っているペットの余命をはっきり宣告された。」
という言葉を使うと、少しだけでも伝わるものがあるのではないでしょうか。(※ペットという表現も間違っていると思っていますが、これ以上の言語化ができません)
少しだけ想像してみてください。どうでしょうか。
私にとって、アメリアを失うこととなる10日間はかなり耐え難いもので、生活サイクルが狂い始めたのも「配信活動終了」の報告があってすぐのものになりました。湊あくあは「卒業発表」の報告から20日間の活動猶予がありました。湊あくあ最推しのリスナーの方は、この20日間をどのような思いで過ごしたのでしょうか。これは「湊あくあとの別れ」と本気で向き合った人たちにしか分からない感情です。
私は「人の気持ちになる」という言葉が死ぬほど嫌いです。人間には当該無理な話なのです。できて「人の感情を極限まで理解すること」が限界です。哲学地味てきて申し訳ないのですが、それくらい「人の気持ち」は理解することは難しいのです。湊あくあに寄り添っていた人たちの気持ちは本当に分かりません。極限までに理解することに努めれば、私がアメリアを失う10日間の2倍の20日の期間、私と同じように耐え難い日々を過ごしていたのかなという、あまりにもお粗末な理解をすることしかできません。いや、理解すらできていないでしょう。
【Escape the Backrooms】WAHHHH Scary Game!(2024/09/22 配信)
9月22日の2回目のアメリアのライブ配信です。
同期Mythメンバーのカリと、ホロENの「Promise」というグループ所属のオーロ・クロニー(以下クロニー)とのコラボ配信でした。
実はこの配信を私は最後まで見れていません。配信を見ている最中に体調が悪くなってしまい、配信を見るのをやめてしまいました。あとで分かったのですが、単純に3D酔いしてしまっていたようです。ホラーゲーで暗かったということもあったのかなと思います。見返してみたのですが、やっぱり相当3D酔いするような動きのゲームになっていると感じます。ですので、詳細な感想は割愛させていただきます。
この配信が終わったのが、この日の13時頃になります。アメリア達にとっては時差の関係でおやすみなさいの時間です。次回の配信は日が変わってからになります。
しかし、この時間は日本としては真昼間であり、日本ではまだいろいろ出来事がありました。22日は日曜日で比較的自由な時間を過ごしていたと思います。少し寝たりもしたかな?あまり覚えてないですね。
ただ、生活サイクルの乱れがここから如実に現れてきます。
■2024/09/23(残り8日)
22日の時点で同期Mythメンバーのキアラのツイートがありました。
このツイートに私が気付いたのが、23日の午前1時頃でした。
あれ、アメリアこんなコラボあるって言ってたっけ?状態でした。
配信開始時間は午前5時とのこと。もう開始まで4時間しかない。寝なければ……。
Mythメンバーに限定しますが、日本との時差について一度整理します。
・カリ:なし
・キアラ:JST-7
・イナ:JST-16
・ぐら:JST-13
・アメリア:JST-16
バラバラなのです。英語圏VtuberとしてホロENは発足しましたが、各々の居住している場所が違うのです。デビュー当時は既にディスコード等の交流ツールが浸透していたため、主な連絡はディスコードで行っていました。
ですが、居住している場所の違いなどもあり、5人全員の初のオフコラボは2022年になります。Mythとして2020年にデビューして、約2年経ってようやく念願のオフコラボが実現されたのです。
5人のオフコラボ実現前でも、コラボ配信自体は行われていました。
その一例を紹介します。
【1 YEAR ANNIVERSARY】A Whole Year of...!?!? #Mythiversary(2021/09/13配信)
私がこのコラボ配信を紹介したかったことには理由があり、このコラボは「VRChat(VRC)」というアプリを利用し配信を行ったものとして話題となったからです。VRCは自分のアバターをバーチャル空間に投影し、作成された空間(ワールド)で交流をすることが出来るというものです。そしてこの配信で使用した空間の作成者が、何を隠そうアメリア・ワトソンなのです。
アメリアは生粋の技術屋であり、VRC、3D技術など様々なことに挑戦し、それを実現しています。収録スタジオも自前で所有しており、詳しい規模は公開されていませんが、2022年のキアラの誕生日収録でこのスタジオを利用して配信を行っています。
シンプルにすごいです。技術屋アメリアは、Mythデビュー当時から同期の配信サポートも行っていました。その技術は、Mythメンバーがアメリアに対して足を向けて寝ることはできないと言わしめるほどのものでした。
話を戻して、この23日の午前5時にキアラの枠で配信が行われました。
【HOLOTALK】With our 31st guest: Amelia Watson #kfp #キアライブ(2024/09/23配信)
配信前に3時間くらい寝れたと思います。
キアラの企画「HOLOTALK」の31回目のゲストとしてアメリアとコラボしました。アメリアが技術屋であれば、キアラは企画屋として有名です。
この配信はすごく面白かったですね。Q&A方式でいろいろアメリアが質問に答えていき、それをキアラが日本語で翻訳して伝えてくれます。私はアメリアのカラオケが好きだと書きましたが、アメリアは歌った曲の中でも好きな曲としてSixpence None the Richerの「Kiss Me」を挙げています。
「Kiss Me」は世界的メジャー曲として海外ホロライブメンバーの多くがカラオケで披露しています。アメリアとぐらの2人で一緒に歌ったこともあります。「Kiss Me」を聴くたびにアメリアを思い出せと言わんばかり。私にとって、ある種の呪いになっちゃいましたね。
この配信は、アメリアの配信活動についての振り返りも行っています。今までのアメリアの歴史や思いを知ることが出来るいい配信だったと思います。
この配信が始まる前、私はキアラが泣き出してしまわないかどうか心配をしていました。
実はアメリアが「配信活動終了」の発表をした翌日の9月21日のキアラの配信で、おそらく誰よりも早くアメリアへの思いに触れていました。
【BALATRO】jokerarc continues #kfp #キアライブ(2024/09/21配信)
配信開始から、既に悲痛の叫びが聞こえてきます。キアラは包み隠さず、アメリア活動終了に対する自分の思いを語ります。
印象的であったのが、9/15に配信されたMyth4周年記念ライブで使用されたハッシュタグ「#myth4EVER」についての話です。「Mythは永遠」という意味合いとは裏腹に、記念ライブの時点で、既にMythメンバーはアメリアが配信活動を終了することを知っていました。そのため、foreverを意味するハッシュタグ「#myth4EVER」に疑問を抱いていたようです。
かなり以前から、アメリアが旅立つことは決まっていたとのことで、キアラも「行かないでほしい」と説得したらしいのですが、旅立ちの理由を聞くうちに納得したとのことです。アメリアは「悲しまないでほしい」と言ってくれたそうですが、「悲しまないなんてできるわけがない」とこの配信で涙していました。アメリアのファン、Mythのファンのリスナーすべての悲しみを代弁してくれたような配信でした。
結局、この日の「HOLOTALK」でキアラが泣き出すことはありませんでした。もう充分泣いてしまったってことでしょうかね。私の心配は杞憂となりました。
配信終了後、仮眠をとりました。
【Oblivion】CHEESE AQCUIRED ! 🧀(2024/09/23配信)
午前10時ライブ配信を開始。
Oblivionの耐久配信です。アメリアのOblivion配信は、実は3年半前の2021/02/11の「【Oblivion】ROAD to 1 MILLION | ES:IV #1」が最初であり、この日にチャンネル登録者数100万人を達成しました。当時はこんなに長く付き合うゲームになるとは思っていませんでしたね。
終了時間はだいたい17時くらい。6時間以上の長い配信でした。おやすみなさいの時間になってしまったので、続きはまた今度となりました。
もうアメリアに残された時間は多くありません。
このライブ配信が終わったころ、日本では月曜の夕方ですので、テレビ等はゴールデンタイムな時間帯です。日本のVtuber配信もここからが本番の時間帯です。連休最終日だったので、色々だらだら見ることが出来ましたが、流石に身体が疲れてきました。
アメリアが「配信活動終了」を発表してからはずっと休みだったので、なんとかすべての配信を追うことが出来ていましたが、流石に翌日からは仕事なので、どうなってしまうのか心配になっていました。
■2024/09/24(残り7日)
「配信活動終了」発表からのアメリアはスケジュールを公開していませんでした。そのため、アメリアが活動しそうな時間帯を予想しながら、ホロライブ公式ホームページのスケジュールや、ツイッターの通知を監視しなければなりませんでした。
公式のライブ配信スケジュールは以下のページで日々更新されます。
ただ、当日の突発的なライブ配信などは完全に網羅されているわけではありませんでした。昨日のOblivion配信の最後、「また明日」と言って配信は終了しましたが、明日のいつアメリアが現れるのかは分かりませんでした。実は昨日のOblivion配信もアメリアのツイートで告知はされていませんでした。Youtubeのライブ開始通知があったから気付いたのだと思います。
この日のアメリアの登場は、ホロENの「Advent」というグループ所属のフワワ・アビスガード、モココ・アビスガード(以下フワモコ)の双子との3人コラボ配信となりました。
【ESCAPE SIMULATOR COLLAB with AME】#holoEN blondes can solve any puzzle 🔎🐾【FUWAMOCO】(2024/09/24配信)
謎解き脱出ゲームなのですが、フワモコちゃんが苦戦している謎を、探偵アメリアがスラスラ解いてしまう場面が面白く、印象的でしたね。結構笑っちゃいました。フワモコちゃんのデビュー日は2023年7月31日ですのでアメリアの後輩としての活動は1年ちょっとになります。ですが、コラボ自体はこれが初めてです。そして最初で最後のコラボでもありました。
楽しくゲームは進んでいき、無事クリアすることができました。約2時間の配信となりましたが、最後にフワモコちゃんはアメリアに手紙を用意してきたと言い、読み上げてくれました。内容は是非、本配信のアーカイブをご覧になってください。フワモコちゃん、ありがとう。
24日時点で、Mythメンバーや他のメンバーは少しずつアメリアの配信活動終了についてなんらかの反応をしていましたが、ぐらだけ何の音沙汰もありませんでした。
ぐらの活動4周年時のツイートが残っています。
この時期、ぐらは健康状態が芳しくなかったようです。
過去燃え尽き症候群として活動を休止していた時期もあります。
有名タッグであったアメリアの活動休止に関して、何も思わないということはないはずです。結局私の中でずっと心配事となっていました。
■2024/09/25(残り6日)
アメリアから、最後のスケジュールが公開されました。
とうとう来た、という感じでした。
「Final stream」の文字があります。本格的な終末へのカウントダウンです。
このスケジュール表をみて、ツイッター上で勘違いをされている方が結構いました。9月20日の発表で、アメリアが「9月30日が最終配信日になる」と発言しており、このスケジュール表も9月30日がFinal streamの表記となっているため、その日付をそのまま見てしまっている方がいました。「5AM JST」とアメリアが親切に記載をしてくれていますが、これはアメ基準のPSTから見た時間表記です。つまり、16時間時差がある日本にとって、このスケジュールの日付は+1日して見る必要があるのです。
ですので、「Final stream」はアメリアにとっては9月30日なのですが、日本にとっては10月1日となります。
そして、9月30日と10月1日に有給を取ることを決めました。
上記のとおり、この後Oblivion配信が行われました。
【Oblivion DLC】HAND OVER ALL THE CHEESE!! !!🧀(2024/09/25配信)
午前6時配信開始。
私はおそらく徹夜をしてこのライブ配信を見ていました。もうこの日以降、寝たか、仮眠をとったかは覚えていません。精神的にも身体的にもボロボロになり始めます。
この配信で、3年半続いたOblivion配信も最終回を迎えます。ゲーム内キャラクター「Bowson(アメリア)」は、これから長い旅に一人で旅立ちます。「いつかまたBowsonを見れるといいね」「Bowsonの幸せを願いましょう」アメリアはそう言います。3年半Bowsonと旅を共にしたのはアメリアだけでなく、リスナーも一緒に旅をしました。皆、全員でこの物語の終焉を見届けたのです。
めちゃいい話なんですが、この配信の最後にはオチがつきます。この辺りは4年間のVtuber活動で培われたエンタメの力というものがあると思いますが、いつものアメリアらしいっちゃらしいオチでした。ありがとう、Bowson。
■2024/09/26(残り5日)
スケジュール通り、この日はエルデンリング実況配信です。
【Elden Ring DLC】🎺∘˙○˚.• ENDURANCE ~~~ STR / FAI ~ spoilers(2024/09/26配信)
エルデンリングはフロム・ソフトウェア開発のゲーム。超有名な死にゲーとして有名です。理不尽な死が襲い掛かることでも有名ですね。同社の「DARK SOULS」「SEKIRO」も同じフロムゲーです。
エルデンリングは、アメリアのスケジュール表通り2日間に分けて配信が行われましたが、この配信だけでも配信時間は約8時間ありました。
長時間配信なので、見どころを語るのが難しいのですが、
アーカイブのコメント欄にタイムスタンプを細かく残してくださっている有志の方がいます。脱帽モノで、めちゃくちゃ助かります。(個人のコメントですので、消えてしまう場合もあります)
少し話は変わるのですが、「RAID」というシステムをご存じでしょうか。twich配信など見ている方は知っているかもしれませんが、他の配信者のチャンネルに誘導する機能のことを意味します。「私の配信はここで終わるから、みんなこっちも見てみてね」という機能です。日本の多くのVtuberはこのRAIDをほぼ使用していません。これはRAIDにメリット、デメリットが存在するためです。
【メリット】
・他の配信者と交流できる
・一次的にでも同時接続者数が増える
・興味があればチャンネル登録者が増える
【デメリット】
・リスナーが他チャンネルに流れてしまう
・有名チャンネルにRAIDを行うと売名行為だと思われてしまう
・知らないチャンネルのリスナーが飛び込んでくるため不快に思う人がいる
日本の多くのVtuberがこのRAIDを使用していない理由は、このデメリットを重要視しているためかと思われます。企業的にこのRAIDを禁止としているかもしれません。
ただ、ホロENはこのRAID機能を積極的に活用しています。この日のエルデンリングの配信だと、同じホロEN所属のキアラ、フワモコ、ジジ・ムリンがRAIDを行っています。海外圏は、軽い挨拶などのマナーもしっかりしていますし、もし見たくないチャンネルであればただチャンネルを閉じていくだけです。個人的な意見なのですが、このRAIDを受け入れられないのは日本人特有の文化性であると思います。言っちゃえば、日本人は売名行為やマナーに敏感すぎで、世界に比べて器が小さいと思っています。twich配信はこのRAID機能の使用を推奨していますし、プロゲーマー、ストリーマーは積極的にRAIDを行っています。基本的にはwin-winの機能なのです。
ホロENのような、基本的に居住している場所がバラバラだったりするなかで、RAIDを使った交流は日常的であり、いちリスナーとしては横のつながりが垣間見えて微笑ましく思えます。日本のVtuber同士もこのような交流が活発になると嬉しいと思いますが、いろいろ難しいのですかね。私が知らない決まり等があるのかもしれません。知識不足な点は申し訳ないです。
話は戻して、エルデンリングの続きの配信はまた明日ということで配信は終了しました。全編しっかり見ていたわけではなかったですが、かなりの疲労感がありましたね。アメリアは眠りにつきますが、日本はばっちり午後が始まったばかりです。仕事を終えて、夜いろいろやって、この日は少しは寝たと思います。2時間くらい。
■2024/09/27(残り4日)
【Elden Ring DLC】🎺∘˙○˚.• Let's Finish This TOGETHAAAAA ~~~ STR / FAI ~ spoilers(2024/09/27配信)
エルデンリング実況の最終回になります。エルデンリングの配信開始も実は2年以上前になります。
午前5時に開始したこのライブ配信ですが、最終的に約11時間の配信となりました。コメント欄に有志の方がタイムスタンプを作ってらっしゃいますが、細かさがハンパではないですね。死亡したシーンもカウントしているとはアッパレです。ちなみにチャット欄やコメント欄で使用される「FAQ」はアメリアが発する「Fu〇k you!!」のことです。タイムスタンプを辿ってそこだけ見るのも楽しいかもしれません。ボスではMetyr Mother of Fingers戦が一番苦戦していたと思います。
そして、リスナーと共に最後のボスも討伐します。ここで、エルデンリングの「Bowson(アメリア)」の旅も終わりとなりました。感謝と別れの言葉を贈ります。ありがとう、英雄Bowson。
また明日。
■2024/09/28(残り3日)
スケジュール表で「Valve Multiplayer Malathon」となっていた日ですが、何をするのか私は分かっていませんでした。
【COLLAB】Valve Games w/ FRIENDS ~~~ TF2 - CS2 - Deadlock - Portal 2 - Garry's Mod!(2024/09/28配信)
「gaming with Holo EN & ID !」ということで、ホロEN、ホロIDメンバーみんなとコラボしながらいろいろなゲームをプレイするという企画でした。
ゲーム内容と参加メンバーは、有志の方のコメントを引用させていただきます。( )内は参加メンバーです。
5:28 GAME 1: Team Fortress 2 (Cecilia, ERB, Fauna, Raora, Gigi, Fuwamoco, Ina, Kronii , Shiori, Kiara)
1:45:26 GAME 2: CS2 (Gigi, Cecilia, IRyS, Mumei, Biooo)
3:34:16 GAME 3: DEADLOCK (Gigi, Fauna, Calli, Ina, Biboo)
4:45:53 GAME 4: PORTAL 2 (Nerissa)
6:23:54 GAME 5: GARRY’S MOD (Anya, Moona, Gigi, Biboo, Mumei, calli, Ollie, kaela, Kronii, Cecilia, Fuwamoco, Zeta, Reine)
5つのゲームを総勢……えーと、何人だこれ。重複しているメンバーがいるのでよくわからんのですが、これまでにない大人数コラボとなりました。「PORTAL 2」は日本でも有名ですね。「CS2」はアメリアが大好きなゲームで、オタク特有の早口でホロENメンバーにお薦めしていましたが、「Valorantの方が面白いよね」と一蹴されていたりします。(もちろんネタです)
このコラボ配信で一番面白かったのは「GARRY’S MOD」だと思います。かなりカオスでした。平たく言えば人狼ゲームなのですが、オブジェクトが無茶苦茶なのでそれだけで面白いです。アメリアのめちゃ悪い笑い声も聞こえてきてすごく楽しかったですね。
Myth活動3周年記念のときもこのゲームで遊んでいます。
【MYTH】🎉3 YEARS!!!! Anniversary Celebration~ #Myth3YearRelay(2023/09/14配信)
Mythメンバーだけでなく、ホロEN、ホロID分け隔てなく遊んでいたのはとても微笑ましかったです。
アメリアの元にみんなが集まってくれるのは、ひとえにアメリアの人格のおかげであると思います。同期の絆は強く、後輩からは強く慕われています。9月21日のキアラの配信で、Mythからアメリアが欠けることを「一つの伝説の終わり」と語っている箇所があります。Mythは間違いなく、Vtuber文化を海外に浸透させた始まりの5人であり、それは伝説といって差支えないでしょう。
アメリアが欠けてしまったホロライブは今後どうなっていくのでしょうか。
もちろん、ホロライブで既に卒業してしまったメンバーはいますが、アメリアは「卒業」はしません。技術者として、今後もホロライブをサポートすると本人は語っていますが、ホロライブのスタッフになるわけではないという事も語っています。
このコラボ配信も盛況のうちに終わりました。アメリアの旅立ちまであと2日となります。
アメリアのスケジュール表を見て気付いていなかったのですが、最後の9/30(10/1)の枠はこのようになっていました。
ほぼ同色で見えづらかったのですが、「until we meet again!」の文字がしっかりあります。配信活動終了後も、また会えるのでしょうか。
■2024/09/29(残り2日)
この日の予定は、海のチャリティ配信。そして、2回のコラボ(未定)となっていました。配信自体は午前5時開始であることは分かっていましたが、どの配信から始まるのか直前まで不明でした。結果としては、七詩ムメイ(以下ムメイ)ちゃんとのコラボが午前5時から配信開始となりました。ムメイちゃんも時差16時間のメンバーです。
ANIMALS with Ame & Moom !!(2024/09/29配信)
ムメイちゃんは2021年8月23日をデビュー日とするホロENの「Promise」所属のメンバーです。ホロEN2期生でアメリアの1年後輩になりますね。ムメイ本人はかなりの天然キャラですが、結構口が悪い一面もあり、同期から「有害フクロウ」と言われるようなギャップのあるキャラでもあります。ホロライブCEOであるYAGOOの顔を見た際「この人誰?」と言って周囲を絶句させたこともあります。
このコラボの前半パートは、二人で世界の自然や動物などが流れるドキュメンタリービデオを見るパートになります。ディスカバリーチャンネルを見るようなイメージでしょうか。このドキュメンタリービデオはムメイちゃんがアメリアのために作成したものです。かなりしっかりした内容になっていて、リラックス効果もありました。このビデオのお気に入りは、アメリアは「フグと爆発」と語っています。爆発?
後半はお絵描きパートに移ります。ムメイちゃんは「画伯」と称されるほどイラストが上手いです。(Mythメンバーではイナが突出してイラストが上手いですね)
お絵描きパートはお互いの動物豆知識も披露しながら、自由にお絵描きをしていきます。微笑ましかったです。最後にちゃんとオチもつきます。
ムメイちゃんが作ったビデオは、アメリアが「大切にするよ」と言ってこの配信は終わりました。ムメイちゃんありがとう。
この配信が始まる前に、ホロライブ公式ホームページの更新があり、もうひとつのコラボ相手がわかりました。
ぐらでした。無事で安心しました。マジで心配してましたからね……。
最後のタッグ配信はamesame(アメサメ)となりました。
【💛💙】Looking at our old DMs(2024/09/29配信)
過去のDMの内容を二人で振り返りながら思い出を語る配信となりました。
正直、全編見てほしいです。お気に入りだった配信、そして日本に来た時の二人の思い出も語っています。英語圏でも「てぇてぇ(尊い)」という概念は「TT」として定着しています。
楽しい配信でしたが、本当にこれが最後のamasame配信になります。配信も終盤を迎え、寂しさがこみ上げてきます。アメリアも、ぐらのこれからの配信を見守り続けると告げます。本当にアメリアは旅立ってしまうのです。
おなかいっぱいになるまで、二人のラブラブを感じることができ、アメとぐらはお互いの道を進み続けることを誓いました。amesame forever。
このコラボの裏側で、海のチャリティをアメリアは開始していました。
このチャリティは「Ocean Conservancy(海洋保全協会)」に寄付を行うという企画として、ゴールを”$50,000.00”として設定されました。私も微力ながら寄付させていただきました。
そして、チャリティ配信が開始されます。
【CHARITY STREAM】🌊Ame 4 Ocean Conservation🐠🐟🐡🌊(2024/09/29配信)
午後1時に配信開始。アメリアにとってはかなり遅い時間帯でのライブ配信となります。この日の3回目の配信です。
ここで驚きの施設を公開してくれます。
VRCで作成した「ホロライブ水族館(ホロアクアリウム)」です。アメリア監修で作成されており、ほぼ全ホロライブメンバーを水生生物に模されて展示がされており、ゆっくり見て回ることが出来ます。水生生物はホロライブメンバーの特徴をうまく捉えており、かなりの完成度でした。技術屋アメリアの腕前の集大成です。
チャリティ配信と銘打ってますが、この「チャリティ配信」という試みを初めて行ったのもアメリア・ワトソンです。他の配信者の方も行っているかもしれませんが、少なくともホロライブ内では初めてです。
先にこのチャリティの結果について明かしておきますが、配信が始まる前に既にゴールの”$50,000.00”を超えた”$100,000.00”が寄付されており、この配信の最後に”$200,000.00”を超える寄付額となりました。
配信ではまずアメリア館長が、ホロライブ水族館の案内をしてくれます。リラックスできる音楽とともに、ときには奇抜なデザインをした水生生物も現れます。かなり面白かったですね。お土産売り場もあります。このVRCのワールドは一般公開してくれるという話にも驚きました。
そして、水族館案内の2周目にゲストを案内します。
クロニー、ムメイ、ムーナ、ラオーラ、セシリア、ビブーだったと思います。一部アバターが大変な姿になっていますが……。
みんな展示物すべてに興味深々です。楽しくみんなで見て回っている姿は微笑ましかったですね。お土産売り場ではみんなでキスしあったりいい雰囲気でしたね。そして、アメリアはゲストのみんなを出口に送り出します。
そしてエンディングを迎えることになるのですが、アメリアの元にクロニーが戻ってきます。クロニーは泣きながら心の思いを打ち明けます。
アメリア「クロニーどうしたの?」
クロニー「ただ、ありがとうと言いたくて。水族館とても凄かったよ」
アメリア「気に入ってくれてよかった」
クロニー「うん、あと……」
「これからも一緒に話せたらいいなって……」
アメリア「もちろん、そうするに決まってるじゃん!いろんなゲームのことでメッセージも送るし、クロニーも私に送るでしょ?だからずっと話せるよ。でもやっぱりクロニーと楽しいことが沢山出来てよかったよ」
クロニー「うん、でも……私はもっと沢山遊びたかったの」
アメリア「うん、これからもできるよ」
クロニー「そうだね……ありがとう」
文字で起こすと伝わりにくいものですが、かなり感極まったシーンです。私もボロボロ泣いてしまいました。ただ、アメリアは泣いたりはしませんでした。まるで、母であるかのようにクロニーに語りかけていました。クロニーが感情的な性格を持っているという事もありますが、アメリアの包容力というものをこのような形で見ることになるとは思っていませんでした。
「ホロライブ水族館」は現在一般公開されています。VRゴーグル等は不要で、パソコンとstearmがあれば訪問することができます。
アメリアのパネルなどもありますので、ぜひ訪れてみて下さい。
■2024/09/30(残り1日)
最後のMythコラボの日です。
【COLLAB】Myth Time ~ ! ~ ❤️🧡💜💙💛(2024/09/30配信)
この4年間の活動を振り返りながら、アメリアは活動を終了しますが「完全な別れではない」と強調します。みんな、デビューした4年前が昨日のようだと語ります。
ここまでの道のりは長かったのでしょうか、それともあっという間だったのでしょうか。ですが、これからのMythを虫眼鏡でずっと見守り続け、応援し続けるとアメリアは言います。アメリアが欠けてもMythは永遠に残り続けるのです。改めてリスナーは叫びます。「Myth forever」と。
そして、この日メンバー限定のアーカイブ無しカラオケ配信が行われました
【MEMBERS】💚💛Unarchived Karaoke !!! 💛💚(2024/09/30配信)
(メンバー限定配信のためサムネ等は割愛)
メンバー限定、最後のカラオケ配信です。
アーカイブが残らず、メンバーシップ会員ですらこの1回しか見ることが出来ない配信です。惜しいものですが、本来ライブやコンサートというものはこういうものです。ライブは1度きりであり、その場で出会った人々とは一期一会の関係になります。カラオケではめちゃくちゃ応援するためにチャットスタンプを押しまくりました。
セトリなどは明かせませんが、歌った曲のなかで「明日」「TOMORROW」といった歌詞を含んだものがありました。この単語が自分にはかなりきつく刺さりました。明日、探偵アメリアが旅立つのです。その次、明後日はもうありません。明日が正真正銘の最後なのです。私は涙を流したと思います。もうよく覚えていません。でもそれ以上にこのカラオケ配信を楽しみました。本当にありがとうアメリア。
この日の夜、私のYoutubeで不具合が起きます。コメントが出来なくなってしまったのです。原因はおそらく、先のカラオケ配信で短時間に同じコメントを連投していたため、Youtube側がスパムアカウントとして扱ってしまったためだと思います。いや、だって全力で応援したかったから仕方なかったじゃないですか。これは当時まったく原因が分からず、色々対処法を調べていましたが、どうにもならなかったのでだいぶ時間を無駄にしてしまいました。結局別のアカウントを持っていたため、そのアカウントに切り替えコメントをすることができました。ただメンバー用のスタンプを使用することはできないため、相当困りましたね。結局この不具合自体はアメリアが活動を終了した後に治りました。
疲労困憊でしたが、明日、とうとうアメリアの最後の配信となります。
■2024/10/01(最後の日)
ん?
まだコラボ配信あるじゃん!!マジでサプライズでした。
【DEEP ROCK GALACTIC】HEY MISSION CONTROL(2024/10/01配信)
これが正真正銘、最後のコラボ配信です。
クロニー、また一緒に遊べてるじゃん!!良かったねぇ……。
4人は「PTSD」というユニットになります。PTSDという言葉はあまりよい言葉ではありませんが、一応意味があります。
P:Phoenix(不死鳥。キアラのこと)
T:Time(時間。クロニーのこと)
S:Shark(鮫。ぐらのこと)
D:Detective(探偵。アメリアのこと)
午前2時に始まった悪ふざけコラボは完全に深夜テンションで楽しかったですね。途中でぐらがくしゃみ(Bless you)をしてしまうのですが、チャット欄が「TSKR」で埋め尽くされるのはびっくりしましたね。「助かる」は世界でも通じるのか……。海外ニキもよう助かっとる。てか、日本人は何を教えてるんだおい!ゲーム内は酒盛りで盛り上がったりと楽しかったのですが、最後の乾杯はすこし切なかったですね。配信の終わりは午前5時頃。
あと数時間後にアメリアの「Final Stream」が始まります。
🔎💛Until we Meet Again o7 ~(2024/10/01配信)
アメリアからの感謝、そして応援し続けてきたリスナーからの感謝で包まれた配信でした。
アメリアは言います。
「みんなの応援のおかげでここに立てた」
「いくら感謝しても感謝しきれない」
そして
「次の世代の子を大事にしてほしい。応援してほしい」
「ホロライブを愛している」
「これからは自分たちのOSHI(推し)を全力で楽しんでほしい」
アメリアは明るく言葉を投げかけてくれますが、すべてが辛かったです。
自分たちの推しってなんだろう。
他に好きなVtuberはいます。ですが、アメリア・ワトソンはこの世に一人しか存在しない唯一のものです。変わりはいません。
とりあえず、チャットで全力の感謝のコメントを送ります。
ありがとう。何度言ったかは分かりません。
平日に関わらず、同時接続者数は10万人を超えていました。
13時頃、この配信をもってライブ配信の幕を閉じます。
13時に配信を終えましたが、時差16時間のアメリア。あと3時間だけ時間が残されていました。
まず、メンバーシップ会員向けに改めて最後のコメントを投稿します。
これについたリスナーのコメントに対して、できる限りギリギリの時間まで目を通し、いいねマークを押してくれました。
そして、アメリアに寄せられたツイッターのファンアートも、できる限りリツイートを行っていきました。そして最後のツイートを行いました。
このツイートをもって、探偵アメリアは旅立っていきました。
本当にお疲れさまでした。
■最後に
ホロライブ公式ホームページのタレント欄の更新は早かったです。
最終日の配信後すぐに反映されていました。
同日、カリが配信内でアメリアのことについて触れています。
【DARK SOULS III】late night dark souls (part 3) #calliolive(2024/10/01配信)
アメの配信が終わった後、空虚な時間を過ごしていたと語っています。最悪な時間を迎えることになるだろうから、配信する予定は無かったとも語っています。カリもリスナーの気持ちを代弁してくれました。いえ、同期Mythである仲間アメリアを失った悲しみは、リスナーの悲しみの比ではなかったと思います。私を含めるリスナーは、アメリアの配信活動終了の発表から10日間、なんらかの形で悲しみ、苦しんだと思いますが、Mythのメンバーはそれ以前にアメリアがいなくなることを知っていました。どんな思いで過ごしていたか、想像はできません。
また、ホロライブ公式ホームページの表記に対しても少し触れています。
日本は【配信活動終了】と表記されていますが、英語(EN)では[Affiliate]と表記されています。カリは日本の表記があまり好きではないと言っています。殺風景、強い言葉であるともチャット欄では言われていましたね。
前例のない形での旅立ちとなりましたので、リスナーだけではなくカリや他のMythメンバーも少し困惑しているようです。
この記事を書いている時点で、アメリアが関わるニュースなどは少しありましたが、それについては本記事では割愛させていただきます。
10月1日の配信を終え、私は放心状態で10月2日、10月3日を迎えました。そしてようやく、探偵アメリアの不在を実感していきました。「悲しい」という一言だけでは片づけられないような感情ですが、あまりに複雑な感情で、言語化することは困難です。身体的にも精神的にも疲弊しきってしまいましたし、終わりの見えないこの記事を書いている時間も、意味があったかどうかは分かりません。でも思い出の風化だけは避けたかったのです。
自己満足と言い聞かせながら記事を書いていましたが、誰か同じような悲しみを抱えている人に共感を求めたかったのかもしれません。
結局、冒頭や中盤で書いた通り、結論というものは出せていません。自分の気持ちの整理も現状ついていません。
推しのVtuberは家族でもなければペットでもありません。しかし、一定以上の思い出がある存在であることに間違いはありません。その存在から9月20日に突然、別れの宣告を受けたのです。
この10日間は、ものすごく短い時間であったはずなのですが、永遠とも思えるような地獄のような期間でした。アメリア本人は「葬式ではないよ」とも言っていました。それでもつらいものはつらいのです。
世間は今、アメリア・ワトソンの存在をどのように考えているのでしょうか。「配信活動終了、そういうこともあったよね。」結構ドライなんでしょうかね。
特にはっきりとした見返りのないこの記事を書くこと自体が意味のないことだったとは思いたくはないです。この記事を書くことで、もう一度、アメリア・ワトソンと向き合うことができました。
「Myth forever」
書くは易し、言うは易しです。でも今を締めくくってくれる言葉はこれしかないのかもしれません。
いえ、もう一度、一言だけ。
「ありがとう、アメリア・ワトソン」
ここまでの長文を読んでいただき、本当にありがとうございました。
結構疲れてしまいましたので、一旦ここで筆を置かせていただきます。
(アメリアの旅立ちから、本記事までの公開までかなり時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。加筆修正などあるかもしれませんがその点はご了承ください)
【お願い】noteの仕様上、SNSのようにどのくらいの方が読んでるかわかりません。よろしければ、少しでも読んでいただけたことが視覚化されているとありがたいため、題名近くにあるハートボタン(スキ)をクリックしていただけると助かります。特に私に一銭も入ってくる仕組みにはなっていませんのでご安心ください。ツイッターをみるのが好きなので、本記事を拡散してコメントいただけたらめちゃハッピーになります。DMとかも嬉しいです。「不快になった!」「なに言ってんだこいつ」「にわかがよ……。」などでもいいですので。記事で間違った記載、事実と異なる箇所などもご指摘ください。→@yuro_dx
ゆうろう