#17 かぶせ(クラウン)の素材は何が良い? 〜歯医者の歩き方〜
歯の神経(歯髄)を抜いた後には、その空洞(歯髄腔)に詰め物をした後、かぶせ(クラウン)になることが多いです。特に奥歯では。
クラウンを入れましょう。
保険にします?自費にします?
そして、自費のクラウンのメリットを説明されます。
1歯10〜20万円。大事な体のことだからお金かけても良いものを入れるべきかなあ、と悩むわけです。悩まず、最良の素材で!という方もいらっしゃるでしょう。
素材としては
・金銀パラジウム合金(いわゆる銀歯)【保険3割負担で約4,000円】
・金合金【自費4〜12万円】
・CAD/CAM(キャドキャム)冠【保険3割負担で約6,000円】
・メタルボンド(セラミック焼き付け金属冠)【自費8〜15万円】
・オールセラミックス(ジルコニア)【自費10〜20万円】
・オールセミックス(e-max)【自費8〜15万円】
どの素材が良いのか?
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素材だけでこれが最高!というのはありません。
素材よりも大事なこと。術者の腕とやる気です。
下手くそな自費最高額のクラウンよりも
上手な保険のメタルクラウンの方が
歯や歯茎が良好という状況がしばしば。
素材よりも歯科医師の腕が大きく影響するのです。
(知識と倫理観も不可欠。)
では、良い歯科医師ならば、同じ術者ならば、
どの素材が良い?となりますよね。
歯の状態、かみ合わせの状態などを考慮して、歯によって、人によって、適している素材は異なります。
・「あなたのこの歯」の状態とクラウンに望まれる要件
・「あなたのこの歯」におすすめの素材
・「あなたのこの歯」について、素材によるメリット・デメリット
これらを「歯科医師」が説明してくれるならば信頼できる可能性は高いのではないでしょうか。
クリニカルコーディネータとかいうよくわからないライセンスのない人ではなくて、歯科医師自らが説明するというのもポイントです。疑問点があれば、担当歯科医師にとことん聞いてください。
インターネットで調べるよりもあなたのお口と歯を診ている歯科医師に聞くのが一番です。
つまり、歯科医師選びがめちゃくちゃ重要。
しかし、それが非常に難しいわけですねえ。
だ・か・ら
クラウンにならないのが一番!
また、その結論(笑)
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