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オノ・ヨーコ:アーティストとしての彼女に今あらためて光が当たる①世界一有名な日本人女性

欧米を含む世界のあちこちで、浮世絵や着物、ジブリや任天堂などの日本文化がクールだと思われているのは事実。しかし、「日本人の作家やアーティストを10人挙げてみて?」と問われてすらすら答えられる人というのは実は滅多にいません。

日本文化に比較的詳しい人でも、おそらく多くの人が最初に、宮崎駿、黒澤明、小津安二郎、葛飾北斎、村上春樹などを挙げるでしょう。お気づきですか?これらがすべて日本人「男性」であることに。

イギリスやフランスなどで、日本人女性アーティストとして確固たる地位を築いたのは、草間彌生です。名前は憶えられなくても「ポルカドット(水玉)の女王よ」と言うと、多くの人が「あああああ!!!」と思い当たるようです。ただ、彼女がこれだけ世界的に知られるようになったのはここ10年くらいだとも感じています。


欧米におけるオノ・ヨーコの驚くべきイメージ

一方で、「日本人の女性アーティスト?ごめん、一人も思いつかないわぁ」という、つまり草間彌生も知らない欧米人でも、「オノ・ヨーコも知らない?」と聞くと、「え!!!もちろん知ってるよ!!!!」となるのです。

わたしはそんな一般的な欧米人と話していて、腰を抜かすほど驚いたことがありました。それは…。

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