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大きな夢を叶える人は、小さな約束を守れる人

夢を夢で終わらせないために必要なこと。それは夢に締め切りを設けて、目標(夢)に向かって正しい行動を積み重ねていくことだと思っている。いつまでに〇〇をする。いつまでに〇〇になる。締め切りがない目標が永遠に実現されることがないように、締め切りがない夢もまた、永遠に夢のままで終わる可能性が高い。
 
短い人生、叶えられる夢はそうそう多くないし、今このタイミングだからこそ叶える価値のある賞味期限つきの夢だってあるはずだ。自分がやりたいことを成し、なりたい自分に成るためには、夢に締め切りを設けて、小さな一歩を踏み出し、自分自身と交わした約束を一つ一つ守っていくことが何より大事だ。
 
仕事でもきちんと締め切りや約束を守れる人は周囲から信頼され、より大きな仕事を任され、成長機会が与えられる。人生も同じ。相手が他人であれ自分であれ、約束を守るという当たり前のことを当たり前に積み重ねることで、他人からの信頼や自信を生み、夢を実現する確度が高まる。千里の道も一歩よりというように、大きな夢の扉は、小さな約束を守ることで開かれる。
 
人生を懸けた大きな夢じゃなくて、日常生活の中で叶えたい細々した夢も、実現する日にちを決めて具体的な予定を立ててみると、案外すぐ叶えられたりする。例えば、私の4歳の娘と二人きりでカフェでアフタヌーンティーを楽しむというささやかな夢であれば、週末夫が下の子と昼寝をしている間に行く計画を立て、夫に協力を仰ぎ、カフェに予約を取り付けてしまえば、来週には叶えられる夢かもしれない。今叶えるから価値のある夢というものが、あなたの夢リストの中にも必ずあると思う。夢に締め切りを設けると、どんどん夢が叶い、どんどんありたい自分に近づいていく。
 
二人の子供たちに日本の桜を見せたいと思い、この春日本に家族で一時帰国することにした。幼い子供を引き連れての渡航は簡単じゃないけれど、人生いつ何があるか分からないし、2023年はやりたいと思った夢に締め切りを設けて、夢を叶える一年にしたいと思っている。

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