Kくんのお話し
皆さまこんにちは
本日はわたしの幼馴染みで大親友でもある
Kくんのお話しをしたいと思います。
遡ること数年前。。。
Kくんが3年間のアメリカ赴任を終えて帰国したときのお話しです。
1度ラスベガスとロスに行ってからアメリカ大好きのミーハーなわたし。
久しぶりのあいさつもそこそこに
ありきたりだけど1番気になっていた質問をぶつけてみました。
Q:英語喋れるようになった??
A:お前なぁ、3年行ったくらいで簡単に喋れるようになると思うなよ
???
Q:いや、3年も住んだらなるでしょ普通!!!
A:努力と勉強をすればなるだろうけど、俺は努力も勉強も嫌いだ(キッパリ)
じゅどん!!(わたし爆発)
そうです、残念ながらKくんはそんな人なのです。。。
そういえば
アメリカに旅立つことが決まってから
自分は世界一不幸だという彼の愚痴を延々と聞かされていたのでした。
会社のお金でアメリカに住まわせてもらって
おまけに勉強までさせてもらえるという
またとないチャンスなのに
彼は言葉がわからないところに
送り込まれる不幸な状況を心から悲観し
精神科医にかかる一歩手前まで病んでしまっていたのでした。
前向きに考えようよー
といくら言っても、
誰にも俺の気持ちはわからない(怒)
と一蹴。
そう言われたら何も言い返せず
無事に彼が帰ってくることを祈るしかできなかった無力なわたし 。。。
無事に帰ってきてくれて本当に嬉しかったけど、
本当に英語すら習得せず帰ってくるなんて。。。
逆にすごいわ(汗)
そこで気になっていた別の質問
**Q:奥さんは喋れるようになったの?? **
A:あいつはペラペラになってたよ
まぢですか!!!
聞けば奥さんは勉強好きの努力家とのこと。
アメリカに行かせられると捉えるのか、
アメリカに行かせてもらえると捉えるのか、
同じ境遇に置かれても
意味づけの仕方一つで物凄い差になるんですね。。。
Kくんはどんな状況においても
自分が不幸だという材料を探せる特技を持った人間なので
会うといつも愚痴と弱音ばかりです。
彼が自分は幸せだと思える日は来るのかな。。。
人の振り見て我が振り直せ
彼を反面教師にして
日々の小さな幸せに感謝しながら
努力も勉強もしようと誓いました。
あ、でも
彼にも他の人にはない優れた部分もあるんですよー!!
(必死のフォロー笑)
今のわたしがあるのも彼のおかげといっても過言ではありません。
それについては
いつかお話しさせていただきますね。
本日もお付き合いくださりありがとうございました。