学校で蜜を避けるのはもう無理ですー。
休校が終わってからもう一ヶ月が過ぎた。早いものでもう7月である。
怒濤のようなこの一ヶ月。カリキュラムをこなすために、スピードを上げながら授業をした先生も多いと思う。
さて、あなたの学校では蜜は避けられていますか?
新しい生活様式が推奨されて、学校では文科省からこの新基準に則った措置が提言されている。
音楽では合唱はしない。リコーダーも吹かない。心の中で歌いましょう。手を叩くなど工夫してリズムの授業をしましょう。
体育ではマスクを外しても良いですが、最低でも1m以上距離を保ちましょう。器具は使った後必ず消毒しましょう。授業後には必ず手を洗いましょう。
国語など、グループで話し合うときはソーシャルディスタンスを保つ意識を持ちましょう。
休み時間は蜜を割けて遊びましょう。
給食前には手を洗いましょう。食べるときは、全員が同じ方向を向いてなるべくおしゃべりは控えましょう。
配膳する前は机の消毒をしましょう。
ほんの一部であるが、こんなことがお上から言われたので現場としてはやるしかない。
が、どれぐらいの学校ができているのだろうか。
さらに、
子どもが帰った後は、子どもが触ったと思われる箇所を消毒しましょう。
机、ドア、取っ手、コック、蛇口、電気のスイッチ……。すべて拭き取りましょう。
これを毎日やる。
いつ?だれが?
子どもが帰った後、教員が、やる。
夏になって部活の時間が長くなった。中学では18時ぐらいに子どもが帰るところも多いだろう。
つまり、教員は暑い中部活をして子どもが下校した18過ぎから消毒作業を始める、ということを毎日している。
休み時間は密にならないように注意をする。
エアドッジボールや、触らない鬼ごっこ。
図書室の本も消毒する。
現場は限界を超えている。
増える感染者を横目に、少しでも学校ではそうならないように取り組んでいるのだが。
なんとか、休校にだけはしてはいけない……
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