第九稿 未来と書いて「さき」と読む
アインシュタインは、教員に「将来君はろくなものにならない」と言われた。その教員のいう「ろくなもの」とはなんであろうか。人が人を育てる。
「ろく」が「まとも」と訳すなら、教員はろくなものではないのかもしれない。
枠組みとは、なんと浅はかなものであろうか。
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文学者と批評家。だが、互いにその作品を干渉し合うことはなかった。ただ、書簡を交わし合うのみ。
あるとき、二人にとって共通の恩師がこの書簡に触れる。詩人であり文学者であり思想家であるY氏。
初めての出会いから20年が経っているのに、それぞれがお互いのことを何も知らなかったような気がする。
書簡を介して、本当の自分を見つけていく。
往復書簡
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大学時代の先輩にあたる教師――仮にO氏と記しておく――との、事務的なやりとりから発展した往復書簡の一部始終である。ただのメールのやりとりと…
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