13年前の育児日記③ ムイテアラウ……
13年前といえども、子育てというのは流行廃りはあるものの、変わらないものがある(はずだ)。が、当時は今ほどネットに触れる機会が多くはなかった。スマホやタブレットが当たり前ではなかったので、ネットで調べるというときは基本PCであった。なので、手軽さが現在とはちょっとだけ違う感じもある。
育児については、調べられるものはたくさんあった(と思う)が、バイブル的な本や育児書、ひよこクラブみたいなものが主流だった。もちろん私も育休中はそんな本や雑誌をよく読んでいた。男性が育児をしているページはごくまれで、雑誌などは買うのもなかなか勇気が必要だったのを覚えている。かよこばあちゃんの本は今でもどこかにあるはず……。
さて、そんな時代の一つのエピソードです。(以下、13年前の日記より)
初めて体験することばかりの毎日で、歴史初めて物語(古い!)のようだ。毎日歴史がつくられていくのだからね。いきなり自分でスプーンを使って食べるようになった。ばあちゃんって言い出した。でんぐりがえりをした。そんなこと言い出したらきりがないってことも新鮮だ。
うんちも教えてくれたりするようになってきて、この夏にはオムツがとれるかな、なんて、親ばかったりゃありゃしない。毎日が新鮮。成長を目の当たりにしている。本当に子どもってすごいなあ。
――が、である。
以前から聞いてはいたものの、実践できずにいたことがある。女性のみなさんには驚きでもあるようで、妻も本当に!?なんて言っていたからきっと多くの人がそうなんだろう。あくまで実践報告ということで、女性の方にはご了承頂きたい。
そう、オチンチンの包皮をむいて、亀頭を洗うということである。
先日、ママ友ならぬパパ友と昼食をともにした。大学時代の先輩で、父親としても先輩だ。そのときに「むいて洗ってる?」という話になった。
それから、ネットで写真でも見たのだが、うちでは実際にはそうしていなかった。私自身「まさか」と思った。ネットの情報は、いまいち信憑性に欠けるという意識も手伝っていた。
先輩の話では、長男君が病気になったとき、ついでにお医者さんが長男君のをむいて見せて『自分でむいてごらん』と言ったのがきっかけだったらしい。それ以来、長男君はお風呂の度に自分でむいて洗ってもらっているということなのだ。その方が、もちろん清潔でいられるということなのだが……。
信用できる先輩パパ友の情報だけに早速実践してみた。最初はなかなかやらせてくれない。と同時に、私も何やら恐くて恐くて……。しかし、ここは自分の愛する息子のため。少しずつトライをしていくと……むけた!きれいに!立派に亀頭が現た!!!かすのようなものはやはりあり、丁寧にとってあげることができた。何やらこっちまできれいになった気分で、ちょくちょく洗ってあげなきゃと思うようになった。
親としての経験はすべてが初めてのものであり、それがまた新鮮でもある。経験値を上げさせてもらっているのは、息子だけではないようだ。
お風呂にも楽しそうに入ってくれる息子に、今日も感謝。
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