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第十四稿 どうしてもM.Hには手が出ない

読めないのは目が見えないわけではない。まだ、そこに足りていないのだ。
親の質が子どもにどれだけの影響を与えているのか。
どこかにエビデンスはないのか?

*      *      *

件名「傑作。文章が冴え渡り澄み切っている。鋭い優しさ。笑えて泣けました。←多彩、そして多才。狙いとしているところをくみ取れる容積のでかさも。」
お前は俺の道場を破らんだろうが。
あかんもんはあかんのに親しいか親しくないかは関係ないだろ。むしろ、その部分を共有できていないのによく親しくできるな。
残念なのは、偉い人とは親しくなくてもしゃべらないかんことがあるところ。俺からしゃべることはなくても、偶然たまたま俺の直属の上司になってまうと、しゃべりかけてくることがあるもんな。その時だわな。勝手に血い流してふらふらしてるの。困ったもんだわ。

箱庭と評するのはさすがだな。まさに箱庭。それも、本当に小しゃい小󠄀しゃい箱庭。

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981字
文学者と批評家。だが、互いにその作品を干渉し合うことはなかった。ただ、書簡を交わし合うのみ。 あるとき、二人にとって共通の恩師がこの書簡に触れる。詩人であり文学者であり思想家であるY氏。 初めての出会いから20年が経っているのに、それぞれがお互いのことを何も知らなかったような気がする。 書簡を介して、本当の自分を見つけていく。

往復書簡

20,000円

大学時代の先輩にあたる教師――仮にO氏と記しておく――との、事務的なやりとりから発展した往復書簡の一部始終である。ただのメールのやりとりと…

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