編集者としてのよろこび|12/1〜4の日記
12/1(金)
12月になりましたね。もうとにかく前月を終わらせたくて(別に理由はないけど毎月そう)、請求書や経費など11月のあれこれをすごいスピードで終わらせる。
毎月思ってるけど今月こそは、今月こそは月末バタバタせずに終えるぞ。年末年始は大型連休どころじゃない、巨大連休が待ち構えているので絶対に仕事を終わらせる。できれば売り上げはキープしたままで。
夜は仲の良い友人夫妻が、カナダへ行ってしまうのでその壮行会。お誕生日おめでとうと、いってらっしゃいのサプライズプレート、成功したのはよかったけどバカでかい音楽が流れたのは嫌だったな。毎度思うけどちょうどいいサプライズってないんだろうか(わがまま)。
でも友人夫妻は喜んでくれたのでよかった。カナダにも遊びに行きたいな〜!
12/2(土)
起きたら10:30でびっくりする。平日にこんな時間に起きることはないから、身体が休日を認識しているのだろうか。
年末調整の書類や、請求のあれこれはやりつつもゆっくり過ごした。最新の桃鉄をやったら舞台が日本じゃなくて世界になっていて、海外旅行に行きたくなった。ほとんど仕事をせず2週間くらいぶらぶらと旅をできないかな。
寝る前に布団にくるまって、『花束みたいな恋をした』を観た。時代背景が2020年以前で公開が2021年。そんなに時間が経ったのか、とびっくりする。絹ちゃんと麦くんが付き合うか付き合わないかぐらいのところでパートナーが寝落ちしたので、2人が同棲を始めたあたりまで観て、私も寝た。
12/3(日)
昼間は吹奏楽の練習。
夜は『花束みたいな恋をした』の続き。映画って観るときによって感想が全然違うからおもしろい。以前は絹ちゃんに感情移入したけど、今では麦くんの気持ちがよくわかる。社会人経験が長くなったからだろうか。
パートナーと、「二人はどうしたらうまくいったんだろうね?」という話をした。私は「麦くんが自分の好きなことに近いことを仕事にすればいい」と思った。絵が好きならイラストレーターじゃなくても、デザイナーとか他にも仕事はたくさんある。好き≒仕事にすれば、絹ちゃんも忙しい麦くんを応援できたんじゃないかな。
パートナーは、「麦くんがとにかく転職すればいい」と言っていた。たしかに。麦くんが勤めていた会社は、体制が古すぎる。少なくとも「パズトラしかできない」ほどには精神を追い詰められず、同じくらい稼げる会社は他にあるだろう。
恋人と長く付き合っていくためには、お互いに変化が必要だ。アルバイト帰り、調布駅から30分かけて一緒に歩いて帰宅する生活が何年も何十年も続くわけがない。相手の変化を受け入れて、自分も変化していくことが必要なんだろうな。
12/4(月)
編集者人生でほぼはじめて、自分で好きな人に依頼をして企画を立てて取材をした。彼のことを隅々まで知っているので、企画を立てる段階までは良い質問案を考えられた自信はある。でも、取材中はひどく緊張してしまったし、ニヤニヤしてしまう(お会いできた嬉しさで)し、話したことに対して「それってこういうことですよね!」とすぐ言いたくなってしまうので全然だめ。
信頼できるライターさんが取材を進めてくれたのでほんとに良かったなあ。私が取材するよりも格段にいい話が聞けたと思う。カメラマンさんも最高に腕のいい人にお願いできたし、『チームで成果を出す』というのはまさにこういうこと。これからも編集者としていいチームを作りたい。
また好きな人にお仕事を依頼できるように、企画の立て方を磨くぞ。