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人生初の出張編集部に行った

 本日は冬インテでした! インテと言えばそう、出張編集部です! 

 元々は二次創作サークルとして参加予定でしたが、出張編集部があることを知り「せっかくだし見てもらおう!」と行ってきました。

 結論から言うと、3社回って名刺ゼロでした。ただ、直接の仕事には繋がらなかったものの、色々と得るものがありました(あと皆さん優しかったです・・・!)。


私のスペック

 ●商業漫画家志望
 ●大学時代から漫画を描き始めるが、最近はイラストや小説メインに活動
 ●3カ月前からコミックエッセイを描き始めた

当日持参した物

ポートフォリオ、メモ帳、ボールペン

 ポートフォリオは、クリアブックに以下の作品を入れました。

 ●コミックエッセイ①(園芸)
 ●コミックエッセイ②(職業もの)
 ●過去の二次創作(漫画、イラスト、ライブレポ)

 最初はコミックエッセイだけを小冊子印刷して持参する予定でしたが、1冊のクリアブックにまとめました。こうすることでコミックエッセイを読むついでに、後ろのページに収録したポートフォリオも見てもらえるのではと考えたからです。目論見通り、全ての編集部の方がポートフォリオも見て下さいました。

心掛けたこと

 編集者の方から質問が無いか聞かれた時に、必ず以下の2点を伝えました。

 ●商業を目指していること
 ●新人作家としての私の強みと弱みは何か

 これは南儀よらさんのnoteを参考にしました(質問はそのまま使わせて頂きました)。

各編集者さんの講評

共通して言われたこと

◯絵が可愛い、読みやすい
✕ネタが弱い、もっと漫画としての面白さを

 ネタが弱いのはエッセイ漫画家として致命的では???(セルフツッコミ)

A社(女性誌)

◯コミックエッセイ始めて3カ月でこれだけ描けるのは、センスがある
✕画力
✕キャラ造形(デザイン)をもっと内容に寄せる(毒を吐く職業ものなら、キャラは可愛くなくても良いのでは)

 A社さんは絵やキャラ造形をメインに見られていた印象でした。画力も指摘されましたが、「エッセイはネタが大事だから、そこまで画力はいらない」とのことでした。

B社(ファンタジー系青年誌)

◯絵が優しい感じ(花とか水彩っぽい)
◯園芸はシリーズでやると良いのでは
✕ネタが弱い
✕エッセイだけどキャラを誇張したり、増やした方が良い

 B社さんは絵もネタも満遍なく見られていた印象でした。A社さんでは職業エッセイが好評でしたが、こちらは園芸エッセイの方が支持されていました(意見が分かれた!)。「園芸ネタはInstagramで発信してみては」というアドバイスも頂きました。

C社(年齢層高めの青年誌)

◯読みやすい
✕淡々としてる
✕どこを強調するかメリハリつける(ネタも画面も)

 とにかく、C社さんは漫画としての面白さを強調されていました。「自分が面白いと感じるコミックエッセイを読んで、なぜ面白いか考えると良い」と言われました。

 恒例の質問タイム、実はC社さんは無かったんですが、過去の二次創作についてもアドバイス頂きました下ネタBLだったのでちょっと恥ずかしかったです。

出張編集部の感想

 緊張しながらの一歩でしたが、めちゃくちゃ大きな収穫でした。

 漫画を描いていて、「私のコミックエッセイ、イマイチ面白くないなあ・・・」と感じていましたが、理由と改善点が明確になりました。プロの編集者さん凄い・・・!

 地方の人間なので、なかなか出張編集部には行けませんが、モチコミONLINEなどを活用して研鑽に励みます!



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巽 百合(たつみ ゆり)
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