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「幸せ」と「孤独」について考える

今朝の私はとても頑張りました。
起きてすぐ、散歩に出てみた。
朝7時台にだ。

今まで気付かなかったが、朝7時の駅への道は人が溢れている。
駅近くに行っても駅の気配が無いようなド田舎駅だが、それでも賑わっていた。
「あぁ、心地いいな」
少しそう思えた。
冷たい朝の空気も心地よかった。

所謂「規則正しい生活」というものに抵抗感がある私だが、テンプレ通りそれもいいかも知れないと少し思った。
道行く人たちを眺めながら、
「この人は今日どんな一日を過ごすのだろう」
「これからどこへ向かってなにをするのだろう」
「どんな仕事をして、どれくらい稼いで、どんな家に住んでいるのだろう」
そんなことをぼんやり考えていた。

私も必死だが、みんな必死なのだと思う。
食べていくため、生きていくため働いているのだろう。
一体みんな何のために生きているのだろうか。
生きるために生きている。
きっとそれだけだ。
なんて虚しいのだろう。

狩猟をしていた時代の人間も、今の私たちも、結局は生きるために生きているのではないか。
何も変わっていないのではないか。
そもそも狩猟時代なんてものは見ていないから本当にあったのかは不明だが。

エアコンの効いた部屋で雨風凌いでゆったり眠れる部屋がある。
大きな違いと言えばこのくらいのことだろう。
しかし私たちはこのくらいのことを維持するために必死に働いているのだ。
現に、そこから弾かれてしまい路上生活を余儀なくされている方々もいる。

そう考えると、今の私は幸せの頂点にいるのだろうか?

いや、違う。
今の私は孤独感で押しつぶされそうなのだ。
何故なのかは分からない。
多くはないが友人はいるし、信頼と尊敬が出来る兄がいる。
それでも孤独に押しつぶされそうなのだ。

自分の役目が分からない。
この社会で、この世界で、自分に課された役目が分からない。
どうやって生きていけばいいのか分からない。
そんな孤独感に押しつぶさては涙が出る毎日だ。

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