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ヨッドとクインカンクス(150度)

複合アスペクト・ヨッドについては様々な見解がある。ヨッドを考察する前に、それを形成しているクインカンクス(150度)自体を考えてみる。クインカンクスはインコンジャンクトとも呼ばれ、死角を表すとされる。緊張やストレスを生み出し、物事が一筋縄ではいかないため、繰り返しの努力や訓練が求められるという共通点を持つ。




私は月を頂点とする火星・土星のヨッドを持っている。(もの好きねw)私の実感は「ヨッドはとっても苦しい」ってこと。ヨッドを持っている方で同じ見解を持つケースは結構多い。それは難産に似ているのかもしれない。生み出したいのに詰まっていてどうにもならない。山頂が見えそうで見えない。今にも掴めそうで掴めない。何度も再調整ややり直しを求められるのに、やっぱり諦められない。



これまでの占星術では、クインカンクスはマイナーアスペクトに分類されていたけれど、現在はもっと重要視してもいいはずという見解が増えている。私も全くそう思う。多くの場合、スクエアやオポジションと同等の苦しみや葛藤が生じる。(と思われる)



クインカンクスを扱うことができるようになるまで、人生経験を積むことや能動的な試行錯誤を繰り返すことが多分に必要となる。私はクインカンクスを持っているとは言え、月のアスペクトであるため、これはイマイチ全体像が掴みにくい。けれども太陽・MCのクインカンクスはものすごーーーい実感があるのだ。



私の人生が向かう方向性(自己実現を支えるテーマ・土台)は4ハウスであるというのに(書いてあるやろが)なぜか判で押したように、少しづつ逸れた方向を目指してしまう。20代から現在まで、もう何十回とその再調整を繰り返してきたことだろう。とにかく150度は死角であることは間違いない。その死角は99パーセントの人がだまされる勢いだwはっきり言いましてw



そもそも、人間とは錯覚の生き物。本当は「私」なんてどこにもいないのだから。その真実=ワンネスを知っていく旅が地球人生なのだと思う。それなのに、さらなる死角を与えられるなんて、なんともスパイシーじゃないか。どないせいっちゅうねん。ヨッド持ちのドSな皆様に乾杯である。



で、本題に戻ろ。私の場合は、頂点にある月に対して、土星と火星がそれぞれ150度の角度でアプローチしている。月を心の闇、無意識の恐れ、自己防衛反応、囚われと定義した時、現実的な様々な問題や制御力(土星)と創造性や能動性(火星)が死角を与える形で、(しかも60度で仲良くタッグを組むやつ~)月にアタックをかけてくることになる。



鬼だろ、うん




目的や行動が空回りして、現実的な問題から正しい解釈を受け取れず、益々、月が猛威を振るうことになる。書いていて笑えるwまさにそうなんだもん。そうして、私は大切なものを失ってきたのだ。月は恐ろしい。だけど、私のエライところは決して諦めないということ。アタイは死んでも諦めないのだ。



私はどうしても揺るぎないパートナーシップがほしかった。それが手に入らないなら死んでも構わないと思っていた。そして、様々な気づきを得て、占星術に出会った。月の真実を知り、さらに自分でも考察を続けた。2年間、ほぼ毎日毎日、取りつかれたように考察を続けた。どんなに絶望しようとも、この諦められないという熱意を持ち続けられる才能こそがヨッドの恩寵であり、それ以外はただ苦しいだけであるwはっきり言いまして(二回目)



結果、月蠍座の根底にある恐れにたどり着き、欲しかったパートナーシップを手に入れた。私は自分自身の闇を解明したい、扱えるようになりたいという執念を持って生まれてきたのだ。全くそうとしか思えないんだもの。火星土星セクスタイルは火星の力をコントロールしながら、一定のパワーでそれを使い続けることを示す。何度も壁にぶつかりながら、それでも諦めないで頂点の天体(月)を成熟させていくということーーまさにその通りの道のりを歩んできたと思う。



ヨッドを持っている皆さん、諦めない情熱だけがこのアスペクトを活かせます。諦めたらただのしんどいアスペクトでしかありません。頂点にある天体が示しているテーマを完全に自分のものにして活かすか、翻弄され続けるか・・・0か100かというキチガイじみた配置がヨッドではないかというのが、私の見解でございます。諦めたら、ハイ、それまでよ~



でもさ、ホロスコープって自分で決めてきたと思うんだよねええ。そもそも諦めたくないものがヨッドそのものだと思うから、みんなガンバロ(*^_^*)アタイもガンバルわ。苦しみ損なんて悔しいじゃん。元取ってこーー!!!



ヨッドは二等辺三角形。頂点が鋭く尖っていて、2つの天体のエネルギーがそこに一極集中している。頂点の先は天であり空であり自我を超えた世界。だから、突き抜けるしかないの。天まで届け、突き抜けよ。突き抜けた人だけがヨッドの運命を超えることができるのだ・・・


では、また~(*^_^*)









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