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前人未到の道を行け
偉人・巨匠と呼ばれる人の共通点はただ一つ。何らかのプロフェッショナルであることです。私たちは戦後教育のおかげで、大きな負を背負っています。それはスペシャリストへの道を捨てて、ジェネラリストになる道を選んでしまうということ。それが安全な生き方だと刷り込まれてきました。
いつもスタンダードを意識した常識人。何か突出した才能を持った天才ではなく、何もかもをそつなくこなせるスタンダードな人間を大量生産しておけば、権力にとってはこの上なく都合がいいのです。(何が発達障害だ、それは天才の種じゃないか)
五段階評価で五教科全てが3か4であれば、それなりに優秀と評価されます。でも、全ての教科が普通以上であることより、何か一つの教科が「飛び抜けた5」である方が、実は圧倒的に価値があります。(オール4だからってそれが将来、一円にでもなったかっつーのw)
本来、私たちはジェネラリストを目指すようには生まれついていません。誰もが何らかのスペシャリストになるべく、この世に生を受けました。それが唯一無二の個性です。個性ほど素晴らしいものがあるでしょうか。
天才になるーーとは人間サイドの問題ではありません。個性を花開かせることに懸命に生きている結果、天才性が天から降ってきます。天が与えるものが天才性(インスピレーション)であり、それは人間の本気度、夢中度によって与えられるものです。生まれながらに凡人と天才が分けられているわけではありません。
凡人のままで終わるか天才になるか。その分かれ道は個性の追求です。好きなことを死ぬほど好きになり、対象物と一体化するほど愛した人間が天才になっていくだけです。宇宙は「天才になれよ、そして、その能力や知恵を世界に広めてきなさいよ、あなたの個性で世界の一隅を照らしてきなさいよ」と私たちを地球に送り出します。
それはモノを書くことかもしれませんし、お料理を作ることかもしれません。芸術かもしれないし科学かもしれません。人に健康を提供することかもしれませんし、農業かもしれません。子育てや家事のプロフェッショナルかもしれません。いつもご機嫌でいること、笑顔のプロフェッショナルかもしれないのです。
どんな小さなことであれ、極めた人はプロフェッショナルです。やがて、それは金銭的対価を与えられるでしょうし、何より人と世界の役に立ちます。教科書に書かれていないことをやる。まだ地球上のどこにも書かれていないことを発見していく。誰かの体験や知識の寄せ集めをやる限り、A Iに負けてしまう未来が待っていると思います。
水瓶座時代に生まれ合わせた私たちは、オンリーワンの道を進んでいこうではありませんか。それは60歳からでも70歳からでもできます。いつだって今日が一番若いのです。前人未到の道は人の数だけ用意されています。水瓶座のルーラーは天王星です。天王星は天才性の星です。集団から一歩抜きん出た能力を与える星。インスピレーションを与える星。天王星を持っていない人は一人もいません。太陽を持っていない人も一人もいません。
それは誰もが天才の種を持っていることを意味しています。『個性の発揮、天才性の発揮。いつやるのさ、今でしょ!』それが水瓶座時代です。