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<働き方改革Q&A>手当の名称が統一されていない。。。

(写真)ランタナ@朝散歩。朝散歩で体力と気力をつけています。



<働き方改革Q&A>

Q 手当の名称が統一されていない。。。


A 働き方改革のゆりりんです。

特定社会保険労務士の西垣裕里です。

さて、

この問題は、助成金申請にあたり準備している段階でよくあるものです。

具体的には、

1.「賃金台帳(または給与明細書)」
2.「労働条件通知書」
3.「就業規則」

において、手当名が一致しないということです。



原因1


手当の目的が曖昧。
もしくは基本給を下げることが目的。


原因2


通称がある。


原因3


手当を特定の従業員に追加するときに、就業規則を確認することなく場当たり的だった。


原因1よりひとつずつ対策を考えます。


まず目的を明確にすること。

当たり前のようで、これができていません。

反対に、明確な目的のない手当はいっそのこと無くしましょう。

これも、なかなかできません。

では、何のためにこの手当があるのでしょうか。

社会保険労務士のゆりりんがこのあたり根気よく関わりますので

ご相談ください。


原因2 対策


手当の通称問題。

その手当名を見ただけで目的が分かる名称に変更しましょう。

固定(定額)残業代が役職手当などの名称になっていませんか?

手当の種類が多い場合にあるあるです。

たかが手当名、されど手当名。


原因3 対策

就業規則が形骸化しているか、

事業主がその内容が理解できていないからです。

就業規則は、2年に一度は見直しをお勧めしています。

私は、就業規則を読み上げてご説明しています。

なぜ就業規則が形骸化するのか。

ころころとその場の気分で決めたいからです。

就業規則を従業員への決まりとする以上、

事業主もその決まりを守ることが求められています。



(まとめ)

就業規則に関して。

1.約束は守る。
2.できない約束はしない。
3.実態に合わせる。
これらが基本。


普段の労務管理に関して。

日頃の 労務管理 ができていると、
万一の 労災請求 や傷病手当金、
また助成金申請の際に対応がスムーズです。
労務管理力は、危機対応力です。
特別な福利厚生よりも大切です。



「人手不足を嘆く前に、職場環境を整えませんか?」
ゆりりん社会保険労務士・行政書士事務所 8~18時★月火金土
西垣裕里(ゆりりん)nekonorin79@yahoo.co.jp
特定社会保険労務士
特定行政書士
精神保健福祉士
年金アドバイザー
認定ラフターヨガコーチングコーチ
X(旧Twitter)毎日発信
フリマでうちの不用品不要品を販売中です。


 

(お知らせ1)手当よろず相談


たくさん作り過ぎた。
手当名変更したい。
などなどご相談ください。

 
(お知らせ2)就業規則作成・変更


約束は守る。
できない約束はしない。
実態に合わせる。
これらが基本。
 
 

(お知らせ3)普段の労務管理


日頃の 労務管理 ができていると、
万一の 労災請求 や傷病手当金、
また助成金申請の際に対応がスムーズです。
労務管理力は、危機対応力です。
特別な福利厚生よりも大切です。


 
 (お知らせ4)遺族年金・障害年金相談


年金事務所相談代行も承ります。
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分かりやすくお伝えします。
全国対応します。



 

(お知らせ5)ご相談・素朴な疑問・問題提起


働き方のこと。
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年金のこと。
相続のこと。
遺言のこと。
ラフターヨガのこと。
HP「お問い合わせ」よりお寄せください。
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