研修『 働き方改革から働きがい改革へ ~社労士と考える「人を大切にする社会」づくり~』
(写真)うちのイワザクラ。EM(有用微生物群)で元気になったよ。
2023年3月23日(木)、24日(金)開催
オンラインイベント
『 働き方改革から働きがい改革へ ~社労士と考える「人を大切にする社会」づくり~』
全国社会保険労務会連合会主催
【Day1】3/23(木)
1.ワークエンゲージメントの実践に向けて(14:05~14:55)
登壇者:慶応義塾大学商学部 教授 山本 勲
2.人を幸せにするサービス(15:00~15:50)
登壇者:株式会社ベアーズ 取締役副社長 高橋 ゆき
3.ビジネスの未来~働きがいと企業づくり~(16:00~16:50)
登壇者:独立研究者/著作家/パブリックスピーカー 山口 周
【Day2】3/24(金)
4.中小企業・小規模事業者におけるパーパス経営の実践(14:00~14:50)
登壇者:京都先端科学大学 国際学術研究院 教授 名和 高司
5.パネルディスカッション
<ゆりりんの学び&気づき>
この研修では、
働き方改革=年次有給休暇取得促進、残業時間削減
働きがい改革=ワークエンゲイジメント、ビジョン、パーパス経営
と分けていたが、
働きがい改革は、広く働き方改革だと私は考えている。
年次有給休暇取得促進や定時退社をすることで、
自分時間を確保でき、
それが企画力や創造性として
仕事に活きれば、
それが働きがいにつながるからだ。
年次有給休暇取得促進や定時退社もできないのに、
働きがいを声高にいうと、
明らかにやりがい搾取につながる。
これはとても注意が必要だ。
なぜ、日本がイノベーションを起こせないのか。
儒教の影響を受ける国だから?
日本的雇用慣行だから?
それもあるかもしれないけれど、
それぞれのよさが失われたからではないか。
儒教そのものが悪ではないはずなのだ。
長老が若造の意見に耳を傾けなくなり、
安定しているから頑張れる日本人のための定年制だったにもかかわらず、
居座る制度と化した。
デメリットが目立つようになった背景は、
経済の低迷やネオリベがある。
それに加えて、
新型コロナウイルス感染症や
ウクライナ危機。
そりゃ、居座るどころかしがみつきたくもなるわな。
私も安易に退職したらなんて言えない。
それでも、働きがいは生きがいそのもので、
そこによろこびはあるかと
どうしても問いたい。
だから、
何かヒントになることがあるかと思って研修参加した。
「eNPS(入社を知人友人に勧めるか)」
これは面白い。
遠回りでもこの取り組みは、
するべきなのだ。
企業の発展のために。
<気になったキーワード>
1.・ワークエンゲイジメントと従業員エンゲイジメント
・eNPS(入社を知人友人に勧めるか)
・非金銭的豊かさ(SDGs、健康、WLB、余暇など)
・タスク(業務内容)トランスフォーメーション
・レジリエンス格差、ワークエンゲイジメント格差、ウェルビーイング格差、所得格差は、相関関係あり。
2.・自己紹介は、フルネームで。
・実体験があったから上手くいくという信念があった、
・ウエットな心の交流は、寂しがり屋だから。
・「オカメ」O=おじぎ、K=髪型、A=挨拶、M=身だしなみ、E=笑顔
・「オスカル」O=思いやり、S=誠実、S=素直、K=謙虚、K=感謝、R=利他のこころ
3.・問題を見出す/ビジョンを示す/ヨソモノ・ワカモノを取り込む/意味がある/とりあえずやってみる
・問題=現状とありたい姿とのギャップ
・ビジョン 意味を食べて生きている。
・何を、なぜ、どのように
・権力較差指数 日本54、デンマーク18、イスラエル11
・日本は儒教の影響が強い
・若者や素人は黙ってろは、イノベーションややりがいの対極
・役に立たないかつ意味があるものが一番高く売れる。
4.・パーパス経営
・企業の存在意義
・キャリアセンクタビリティ賞
・キャリア=成長できるか。メンバーシップ型とジョブ型の間
・ルーティン=型=陳腐化
・たくみをしくみにおとす=クリエイティブルーティン
・ルールはあるけれど、それを超えていいものをつくる。
5.・日本的雇用システム(安定、人事権、転勤)が働きがいをなくしてきた。働く目的や意味がない。
・賃上げが第一(水町雄一郎)
・普遍性のあるキャリア形成が必須。(水町雄一郎)