絵本「風来坊の子守歌」川端誠BL出版2015
「お坊さんははしりました。」
絵本「風来坊の子守歌」
川端誠
BL出版2015
(あらすじ)
火事のなかで赤ん坊の風を助けたお坊さん。
母子像を木彫りで彫って、その場に残しました。
親を探すめじるしに。
なかなか親が見つからないので、泳ぎ方、魚のとりかた、火の焚き方、読み書き、算術、木彫り、いろいろなことを教えるも、親には勝てません。
ある日、だんご屋で立ち止まるとあの母子像が。
(目的)
赤木かん子「明日も生きていこうと思える絵本101」草思社
「親と子は永遠のテーマ」より、全くだと思い1冊選んで読んでみました。
(気づき)
見返りや恩返しや親孝行を求めないってこういうことだ。
走って姿を消す覚悟で。
(TODO)
走って姿を消す覚悟を問われている気がした。
なかなか難しいです。
相手に期待しないとはいうものの、
期待してがっかりしての繰り返し。
お坊さんは、悲しんでいる暇なく、次があるのだろう。
そうだ、私も忙しくしていよう。
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