<働き方改革Q&A>キャリアアップ助成金が11/29に変わった!?
<働き方改革Q&A>
Q キャリアアップ助成金が11/29に変わった!?
A 働き方改革のゆりりんです。
はい。キャリアアップ助成金が、変わりました。
2023.11.29以降の正社員への転換において、
助成金支給額が40万円ずつ2回、
1年間で計80万円に増額されました。
それにともない支給要領も変更しています。
詳しくはこちら(厚労省HP)
キャリアアップ助成金|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
そもそもは、
非正規雇用者が増えすぎ問題
を解決するための助成金です。
正規雇用者と比較して、
まず賃金が安いということ。
それのみならず、
教育機会や昇進昇格の機会も少ない問題
を解決することが目的です。
また、
正規雇用者にキャリアアップさせたものの
退職していく問題
もあり、
キャリアアップ後、1年間は雇用継続を要件としたものになります。
1年でいいのか問題
もありますが。
とにかく、今後の労働力不足に備えて、
国も助成金を用意して対策をしているということです。
とはいえ、
助成金目当ての申請が相次ぎ、
ダメとは言えない申請も今まではOKとして支給決定されてきたのですが、
今後は、正規雇用者への転換手続きを明確に踏むことを
求められています。
それも当然といえば当然ですが。
そして、
その不支給事案の原因として「賞与(ボーナス)」があります。
非正規雇用者には、賞与なしとしつつも(就業規則上)、
年末年始手当で(就業規則に規程なし)いくらか支給していたりすると、
賞与扱いになります。
当然、賞与支払届も必要です。
調査になれば指摘を受けます。
どんなに就業規則を作り込んでも、
実態が異なれば、
それは絵に描いた餅です。
でも、
簡単なことなのです。
交通整理をすればいいだけです。
交通整理といえば、
交通ルールを守らない車が多いですが、
いつか事故に繋がります。
職場環境も同じです。
行政指導を受けて、是正して事故に繋がらないのであれば、
不幸中の幸いです。
本来であれば、
助成金申請を考える前に、
労務管理を含めた職場環境を整えることが先です。
急がば回れです。
助成金申請のみならず、
万一の労災請求や傷病手当金申請も
スムーズです。
労務管理力は、危機管理力です。
(まとめ)
雇用関係助成金は、
法改正に先立ち、
他社より一歩先に取り組む企業への贈与金です。
助成金申請をきっかけに、
御社の未来のために、
職場環境を整えませんか?
自ずと人手不足も解決するはずです。
「人手不足を嘆く前に、職場環境を整えませんか?」
ゆりりん社会保険労務士事務所
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西垣裕里(ゆりりん)
特定社会保険労務士
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年金アドバイザー
認定ラフターヨガコーチングコーチ
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