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<働き方改革Q&A>社員の人選を間違えました。

(写真)うちのねこのりんちゃんです。19歳4ヶ月目です。吐き戻しによる脱水症状からの回復中ですが、なんとか生きています。


<働き方改革Q&A>
Q 事業主です。社員の人選を間違えました。


A 働き方改革のゆりりんです。

御社のみならず、異口同音にこの手の話は聞きます。

働き方改革を考えるときに、

どの人を採用するかは大事です。

例えば、

残業時間削減を考えているところに

残業大好きさんを雇ってしまったら目的達成できないことは明確ですが、

このようなことがどの会社でも起きていると思っています。


さて、それでも、

私もどうしたらいいものか、

悩んでいたところ、

こんな本を見つけたので読んでみました。



小野荘彦著
「経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術」
フォレスト出版2022年発行


(内容)
人を見抜くことは自分を見抜くこと。
「いいひと」「いやなひと」「できるひと」「できないひと」
人は「4つの段階」で構成されている。
「タメ語風言葉」の絶大な効果
自分を知らなくては他人をみることなどできない。
EVILの典型タイプは「マウント型」と「ナルシスト型」。
日本企業はなぜ「ワイルドな採用」ができないのか?
採用基準は「いい人」だけ(という大胆な挑戦をした会社)。
「人を見る目」が「人を信じられる世の中」をもたらす。

今回は、

この本を読んで思ったことや気づきについてを

ご回答に代えさせていただきます。

私もあまり人を見る目がないのです。

若いころはもっと苦労しました。

今は、

ギブアンドテイクがない人とは距離を置く、

それだけでストレスはかなり減りました。


本書にもありましたが、

自分は何が好き(得意)で、何が嫌い(不得手)かなど

結局、自分自身を向き合う以外なさそうです。


そしてこの本は、

決して、人を排除する目的ではないといいます。


私の数少ない面接(採用面接以外にも)経験でも、

感謝の手紙を書きたいほどのものはありませんでした。


採用面接では、

魂のぶつかり合いのような対話ができるか

が問われているとのことです。


そうであれば、例え不採用であっても、

感謝の手紙がくるとのこと。


そうか。

「そんな大そうな仕事を任せたいと思っている訳ではない。」

との声が聞こえてきそうですが、

結局そこで躓いているわけですよ。

「簡単な仕事なのになぜできない問題」

「なぜそんなに社内外の人間関係を悪くするのだ問題」です。

社内外の人とぶつかり合ってでもそれが意欲によるものなら、

それでもお互いのどこかに残るはずなのです。

暴言は論外ですが。


あと、

学歴や職歴は、建物の1階部分で、

もっと地下の部分をみなければならないということ。

私自身、大した学歴や職歴がないので、

資格を取ってきたというこれまでの経緯があります。

この資格でさえも確かに1階部分ですね。

だから、

「資格があっても仕事ができない問題」

が起きるのです。

そういっても、

日本企業の採用面接は、

この1階部分しかみていないといっても過言ではなく、

採用時の心理テストも1階部分でしょうね、

これをクリアできないと、

採用もされない訳です。

長所や短所を聞くことも、

これも1階部分でしょうね。


「使命感」や「劣等感」。

(この二つは表裏一体とのこと)

これらが力を生み出すとのこと。

「タメ語風言葉」でその人のパワーをみる。

私もあまり敬語が得意でなく、

丁寧語を話していても、

熱くなってくるとタメ語になる。

自覚がある分、落ち込みもするのですが、

私は私でいいんだとこれを読んで

少し元気になりました。


こういうところがもっと採用ポイントになれば、

いろいろな人の可能性が開けると

思っています。

出来上がっていても使命感がない人は、

枯れていたりサビ付いている訳で、

確かにどうだわねえ、嫌だわねえ。

そう言われてみれば、

そうかもしれない。

経験は未熟でも熱意があって、

伸びしろが感じられるなら

採用したいところです。


また、

筆者のアセスメントシート例で、

この応募者の「どこがスパイクか」

という記載があり、

欠点の記載もあるけれども、

会社がどういう人を採用したいと

考えているか、

それとヒットしているかどうかこれで明確になるので、

言語化は大事です。


最後に、

爬虫類のような人、

瞬き回数が少ないなどのサイコパス

とはこれまでの私の人生で2回しか会ったことがないが、

やはり避けたい。


(まとめ)

労働条件の変更により、

人選間違いを解決できるのであれば、

安易に解雇するよりは、

建設的です。

当然、解雇権は会社にありますが、

それ以外の問題解決方法がないとなると

また同じことを繰り返します。




ゆりりん社会保険労務士事務所
ゆりりん行政書士事務所
西垣裕里(ゆりりん)
特定社会保険労務士
特定行政書士
精神保健福祉士
年金アドバイザー
認定ラフターヨガコーチングコーチ




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