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柳ケ瀬最後の賑わい

高島屋もいよいよ今月末で閉店って事で、今日はかつて柳ケ瀬をモチーフにした歌をヒットさせた有名人が来岐したらしい。
お昼に高島屋前のステージで無料のイベントとその歌にちなんだ映画が上映される映画館に舞台挨拶に立ち、夜には有料コンサートも開催されるという柳ケ瀬ざんまいだ。
舞台挨拶もコンサートもすぐにチケット完売した事もあってか、お昼の無料イベントには5,000人もの人が集まったとのニュースもあった。

いくら有名人とは言え、昭和の歌手。
それでこれだけの人が集まってしまうってのは、岐阜がそれだけ田舎だという証明だろう。

前にも書いたが、高島屋が閉店すれば柳ケ瀬はさらに衰退するだろう。
今の柳ケ瀬などわざわざ行くのはかなりのマニアか変わり者だけだ。
実際、平日はもちろん、何もイベントが無い休日なども柳ケ瀬商店街は閑古鳥が鳴きまくっている。

先月末には私の居場所のひとつだった大衆食堂も閉店した。
映画館も全国のマニアにはウケているが、柳ケ瀬と同様にマニアだけのものになってしまった感がある。

私にとっては柳ケ瀬は日常だったが、大衆食堂も高島屋も無くなってしまっては本当に用事が無くなってしまう。

グラッスルは相変わらず魅力的なテナントは入らず、まだ空きテナントもある。
今は若い世代がそんな柳ケ瀬を盛り上げたいなどと言って頑張っておられるようだが、相当な変わり者たちである。

変わり者は嫌いではない。
お手並み拝見。
この未来の無い柳ケ瀬をどうするのか見ものではある。
私は高見の見物を決め込むので、好きにしたら良いのである。

今日の柳ケ瀬の賑わいが最後の賑わいになると私は思っているけどね。

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