“他企業が敵”ではない?!〜おきなわ新卒採用セミナー開催レポート〜
こんにちは。株式会社ひとのこと代表の国仲ゆり(ゆりりん)です。
2023年の6月に起業してからまるっと1年が経ち、沖縄県内で中小企業さんの新卒採用サポート・大学生の進路支援を両方取り組みながら、数字では見えないおきなわ就活の実態が分かってきました。
企業さんの視点では見えていないけれど、実は学生の立場に立つと頷ける。そんな、企業と学生のあいだに立つ(株)ひとのこと視点を活かして、企業向け新卒採用セミナー(無料)を初開催しましたので、内容をnoteでも公開します!
おきなわ就活における「就活生の3タイプ」
01. がっつり層
・自分の市場価値を知る意味でも、多めに受ける・多めに内定保持
・それゆえに、内定辞退の確立も高く、企業側にとっては課題
・内定承諾後もより自分が良いと思える企業があるかもしれない…と就活継続の学生もいる
02.ベストフィット層
・自分に「合う企業」を探して就活を行い、いいなと思えるところを見つけると、自己理解を深めながら選考を受ける
・1〜3社程度受けて、希望する企業から内定が出れば就活終了
03. うちなータイム/足踏み層
理由は様々。自己理解の乏しさから一歩踏み出すことに躊躇したり、合う企業の見つけ方が分からなかったり、そもそも動き方が分からなかったり。
⇒大学院への進学、ワーホリなどが選択肢に入りやすい
※あくまでも私の個人視点となりますので、沖縄全体の傾向を断定するものではありません。
ただ、就活のことだけでなく、これまでの経験や家族との関わり、大学進学選択の過程やゼミでの研究テーマなど、一人ひとりの学生の話を丁寧に聴く中で関係性がつくられたから聞けた声は多くあると自負しています。
敵は他企業ではなく、“期限を伸ばす選択肢”
今回ご参加頂いた企業の方より
「うちみたいな中小企業は、どうしても大手企業に持っていかれる…どうしたらいいでしょう」
というご質問がありました。
私が関わってきた学生たちのことを思い浮かべた時、上記の3タイプの中で01.がっつり層なら大手や優良企業を受けたいモチベーションなので、その通りかもしれません。
逆にいえば、以下のような沖縄県内の中小企業
であるならば、02.ベストフィット層、03.うちなータイム/足踏み層の学生へアプローチするのが相性良いと考えています。
特に、03.うちなータイム/足踏み層の学生へアプローチする際の課題は、条件の良い他企業ではありません。
就活に腰が重かったり、少しの動きで心が折れて挫けてしまったことによる次の思考。
休学・ワーホリ・大学院への進学・フリーター・季節労働で県外…
本当に対峙しないといけないのは、学生にとって進路選択保留となる選択肢です。
セミナー前編の内容をお届けしました。
このあと、企業の3タイプや大学4年生の具体事例、内定辞退へどう対策するか?などの話が続きますので、後々公開します…!
株式会社ひとのこと
代表 国仲ゆり
開催レポート原稿:あかり(琉大3年)
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